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  • 第775回:どうなる東京オリンピック

    気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
    IOC=国際オリンピック委員会が東京オリンピックについて延期も含め検討すると発表した動き。IOCは今後、4週間以内に結論を出すということです。

    まずは清水克彦デスクが、延期のパターンとして考えられる3つ(①今秋9月・10月開催 ②1年後開催 ②2年後開催)を東京オリンピックの招致にたずさわった国士舘大学客員教授の鈴木知幸さんの解説と共に紹介。
    鈴木さんはこの3つのうち、②の1年後が最良の選択だろうとしています。
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    スポーツライターの生島淳さんは、IOCと日本政府の「やりますやります」は痛々しかったと振り返りました。
    事実、ノルウェーなどから開催は現実的でないという意見や、カナダからも選手団の派遣は控えるという声明が出され、今後はIOCへこうした声明が相次ぐだろうと予測。
    スケジュールに関しては、JOCの関係者から聞いたのは、予定通りの開催か中止しか選択肢は考えられないということ。延期はものすごい労力がかかるので想像できないそうだ。ただ、未曽有の危機なので、各統括団体も協力するだろうと思う。」としながらも、一方で「選手たちのことを考えると1年延期でも難しい。世界ランキングで五輪出場が決まる種目は多く、延期となれば来年のある時期にまた仕切り直しになる可能性も。マラソンや陸上は、国内で基準を設けているのでこれもまた難題だ」とお話してくださいました。

    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は、新型コロナウイルス に関する2つに注目。
    1つ目、プロ野球の開幕やJリーグの再開はいつになるのか?
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    NPB=日本野球機構とJリーグが今日、4回目の「新型コロナウイルス対策連絡本部」を開催。合同記者会見を取材した西村志野記者に伝えてもらいました。
    プロ野球は来月10日の公式戦開幕を目指していましたが、4月24日の開幕を目指すと発表。
    Jリーグも来月3日の公式戦再開を目指していましたが、今月25日の臨時実行委員会で再開に向けての協議を行う予定です。
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    2つ目。 気になる政府の経済対策をサキドリ!
    新型コロナウイルス感染拡大で懸念される日本の景気。国会から山本カオリ記者のレポートです。
    政府は近く大規模な経済対策をとりまとめる見通しですが、内容は「保証・給付・減税」の大きく3つ。
    先週、給付金について「自民党内で5万円という話が上がっている」と伝えてくれた山本記者。そこへきて「GDPの1%では中途半端ではないか」、公明党からは現金と商品券の組み合わせた給付がいいのでは」という話も出てきています。
    減税はやるなら混乱しないよう、例えば軽減税率をゼロにするなど、分かりやすくしないとダメ。手間暇・時間がかかるので引き下げはあまり現実的ではないという声が永田町では聞かれているようです。

    岡田紀子記者には、4月に発表される日銀短観・悪化の見通し、三菱UFJモルガンスタンレー証券景気循環研究所・シニアエコノミストの宮嵜浩さんの「現金給付よりも商品やサービスの現物給付の方が効果がある」というお話を伝えてもらいました。
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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターから今日は、「大阪―兵庫 往来自粛要請に賛否」についてお伝えしました。
    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪―兵庫で出されていた往来自粛要請。生活や経済が一体的になっている圏域での突然の要請に対し反発する声の一方、冷静な受け止めも聞かれています。「少なくとも隣接する首長同士の根回しは必要だったように感じる」と真紀さん。
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    コメンテーター 金子恵美さんの『今日のオピニオン』
    テーマは「今こそ、オンライン診療の拡充を」
    スマホやパソコンを使ったオンライン診療の日本の遅れについて。
    2018年に最低限遵守すべきものなどの指針が出されたものの、対象患者が限られてしまったり、6カ月以上でないと報酬算定が成されないなどなかなか前進していませんでした。
    しかし、新型コロナウイルス対策の中で、オンライン診療に関して慢性疾患で継続診療が必要な患者へ、定期受診に措置がされたことは追い風だと感じると金子さん。
    「医師会やお医者さんのなかでも推進派もいます。でも、やはり対面が基本で、あくまで遠隔診療は対面診療の補完でしかないという考えの方もいるし、収入減を嫌っているという話もあるらしい。
    新型コロナが長期化する中で、病院に診察に行くのも躊躇する方が多い。オンライン診療は喫緊の課題。厚労省・経産省・総務省がタッグを組んで、このタイミングで進めるべきだと思う。」と語り下ろし!
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    『SAKIDORIスポーツ』
    砂山圭大郎アナウンサーが取り上たのは、男子ダブルスで初優勝の快挙を成し遂げたバドミントン・全英オープンの話題です。
    新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中で多くのイベントが中止や延期になる中、全英オープンは最後まで観客を入れてギリギリの開催となりました。帰国し、羽田空港での選手たちへの取材もマスク対応。
    ▼男子ダブルスの遠藤大由、渡辺勇大ペア
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    女子ダブルスの福島由紀、広田彩花ペア
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    日本バドミントン協会は17日に帰国した日本代表選手や同行スタッフらに2週間、自宅などで待機を要請。原則外出を避け毎日の検温などで健康状態の把握に努めるように求めています。
    世界連盟は4月12日までワールドツアーの中断を決定。オリンピックレースはどうなってしまうのでしょうか?
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    『ニュースパレードアネックス』
    東京都は今日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた対策会議を開き、大規模イベントの自粛を来月12日まで続けることを確認しました。休校が続く学校については、感染予防措置を講じた上で、新学期の開始を目指して準備するということです。都としてのガイドラインは木曜を目途に発表。
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    東京都の対策会議は今回で13回目。取材したのは、吉田涙子記者です。
    大学については、講義もGW終了くらいまではお休み、サークル活動も自粛を、キャンパスに入ることも禁止となりました。
    また、「ロックダウン=都市を封鎖する」を回避するために、国立国際医療研究センター国際感染症センター長の大曲貴夫先生から、私たちがこれからどのように過ごすべきなのかも提示されました。今日から3週間、換気の悪い密閉空間・大勢が集まる密集するところ・近距離での会話という3つが重なる場所は避けて行動してください。
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    放送作家でコラムニスト・山田美保子さんの『芸能アラカルト』
    俳優の東出昌大さんが、17日にドキュメンタリー映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」のトークイベントで不倫騒動後初めて公の場に姿を見せ、一連の騒動を謝罪したことについて振り返っていただきました。会場に詰めていたレポーター8人中7人がベテランの女性レポーターだったそうで「かなり怖い感じ。レポーターさんもいつもと違ってマスクを着用されていて、口元が見えないせいで質問が矢継ぎ早になってしまって、さらにまくし立てられてるかのようになっていた。」。
    物議を醸した「好きなのは杏さんか、唐田さんか?」について、TBS系「サンデー・ジャポン」でもコメントをされた美保子さんですが、その際に、月曜コメンテーターの金子さんの旦那さんで、"不倫のオーソリティー"とも言われる元衆議院議員の宮崎謙介さんが「お相手の唐田さんの暴発を恐れてのことだったのではないか?」と推測したことを、「なるほどなぁ」とすごく納得したと紹介。
    5月には、人気シリーズ『コンフィデンスマンJP』2作目の映画が公開されるなど、東出さん本人もファンの皆さんも「次へ進もう」としているので「頑張って欲しいな」とおっしゃっていました。
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    【今日の1曲】 桜の花、舞い上がる道を / エレファントカシマシ

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