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  • 第792回:院内集団感染をどう防ぐべきか

    木曜コメンテーターである俳優の石田純一さんが新型コロナウイルスに感染しました。

    これに伴い、斉藤一美キャスターは、今日以降、自宅待機とさせていただきます。


    まずは、相次ぐ、院内集団感染をどう防ぐべきかを取り上げた『ニュースオフサイド』。

    台東区の永寿総合病院や、中野区の中野江古田病院など、都内だけでなく全国で院内感染が起こっています。

    細木美知代記者によると、院内感染が起きてしまうと外来が中止するだけでなく、働いていた多くのスタッフも濃厚接触者として現場を離脱せざるを得なくなり、その結果、病院の機能が停止し医療崩壊に繋がってしまうと現状を伝えました。


    聖路加国際病院 QIセンター感染管理室のマネージャー坂本史衣さんにお話を伺うと、新型コロナウイルスは感染してからの症状があいまいなため対策が大変難しく、新型コロナウイルス以外で来院していた方が感染するケースもあるといいます。

    軽症者は自宅やホテルで待機してもらっているため受け入れの緩和には繋がっていますが、これ以上感染者が増えてしまうと、もしも人工呼吸器が必要になった場合、スタッフの手や機材が足りなくなって救える命が救えなくなってしまうと危惧しました。

    これ以上感染者を出さないことが医療崩壊を食い止める第一歩であり、ひとりひとりに協力をお願いしました。



    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は、2つのニュースを取り上げました。

    まずは、「新型コロナウイルスをめぐる最新の動き」。

    アメリカのトランプ大統領が、新型コロナウイルスへの対応を巡り「中国寄りだ」と批判してきたWHOへの資金拠出を一時的に停止すると発表。

    世界中で感染拡大が広がる今、「気に入らないからやめる」と言った思い付きで発言、行動するのはやめてほしいと古谷さんは言います。


    こうした中、「在宅ストレス」とうワードが話題に。

    原因と対策について、九州産業大学の窪田由紀教授にお話を伺いました。日課をこなすことで守られているメンタルが、急に普段と違う日々を過ごすことで不安になり、それがストレスに繋がっていると原因を分析。

    解消のためにも、ダラダラ過ごすのではなく、時間割を決めてやることを決めるといいそうです。また、子供たちに対しても、ただ「家にいろ」と言うのではなく、学生であれば何が起こっているかわかるように説明してあげることで納得して自宅待機できるだろうとアドバイスを頂きました。

    さらにSNSで話題のテントもおすすめだそう! 非日常を味わえるだけでなく、ひとりになれる空間を作ることが大切だとか。古谷さんも、田舎の森に行くといった独自のリフレッシュ方法を教えてくれました。


    そして、もうひとつは「韓国の総選挙」。

    文在寅政権の残り2年の安定度を占うこの総選挙、きょう投開票が行われています。

    ソウル大学の専任研究員・吉方べきさんにお話を伺うと、現在は新型コロナウイルスの対策がうまくいっていることもあり与党に支持が集まっています。

    過半数の議席を獲得することができるのか注目が集まります。



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    石川真紀キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。
    今日は、立憲民主党の高井崇志衆議院議員が、緊急事態宣言後にセクシーキャバクラと言われる性風俗店を訪れていたニュースを取り上げました。
    その後、離党届を提出した高井議員は除籍が決まりました。これは解雇と同じ意味合いで一番重い処分となります。
    緊急事態宣言が出たから行ってはいけないという法律はありませんが、世間では「非常時に何をやっているんだ」とモラルを疑う声が多数聞かれました。
    古谷さんは、「訪れたのがバーや居酒屋だったら離党にはならなかったはず。性風俗店という仕事を低く見ているのでは」と違った視点から意見を述べました。


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    コメンテーター 文筆家・古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 。
    テーマは「コロナ時代の不動産」。
    新型コロナウイルスの影響で経済活動が大幅に落ち込んでいる日本、今後、大不景気が来ると予想される中で、実は不況でも価格が下がらないのが不動産なんだそうです。
    人間の生活で大切な「衣食住」で「住」の部分を担う不動産は、1930年代の世界恐慌でも下がることはありませんでした。
    それを裏付けるかのように、3月18日に国土交通省が発表した公示地価は、5年連続プラスと土地の値段も上がっています。
    しかし、今回の新型コロナウイルスはさすがに地価に影響を与えるだろうと古谷さん、しかもテレワークなど労働者の働き方が変化し「都心に住まなくても仕事ができる」という状況が当たり前になると、地価は地方の中核都市(水戸や宇都宮など)の方が伸ばしていくだろうと予想。
    今、不動産を手に入れようと思うならここ2、3年で相場が変わると思うので注意してみて欲しいとコメントしました。


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    今日の『SAKIDORIスポーツ』は土井悠平アナウンサーが担当!
    取り上げた「今日のキーパーソン」は 、お笑いコンビ・ブリリアンの元メンバーでアメフト選手に復帰した「コージ・トクダ さん」です。
    スタジオでは、コージさんにお電話を繋いで、現状や今後についてお話を伺いました。
    現在、コージさんが所属する「みらいふ福岡SUNS」は新型コロナウイルスの影響で練習ができていないそうで、自宅で腹筋や腕立てなどトレーニングをしているそう。
    選手として復帰を決めたのは、ブランクはあったけど「今しかない」と思ったからと話してくれました。32歳という年齢ですが、これまでケガもしていないので、トレーニングを続ければやれると思うと意気込みは十分!
    また、芸能界との両立について、「アメフト界を変えたい! お客さん第一のアメフト界にしたい。そしてやりきったらハリウッドの映画に出たい」と意外な着地にスタジオでは笑いがおきました。


    『ニュースパレードアネックス』は、田中正史記者が、小池都知事の会見を前に情報をまとめ。
    東京都独自の新型コロナウイルスへの緊急対策を盛り込んだ今年度の補正予算案について、きょう詳細を公表する見通しです。
    休業要請に応じた店舗の協力金や、医療従事者への支援として宿泊用にホテルを借り上げる費用などが盛り込まれる予定となっています。
    対策も進めてはいますが、感染スピードも早まっている現状、古谷さんは「なんとか一律の給付金がはやくできないものか」と思案。



    本郷赤門前クリニック の院長で医学博士の吉田たかよし先生が教えてくれる『SAKIDORIクリニック』。
    今日のテーマは「新型コロナウイルスに感染したかどうか、自分でチェックする方法」。
    阪神の藤浪選手によって匂いと味覚に異常が出るということは広く知られるようになりましたが、チェックする際「目を閉じてみる」といいそうです。
    目を閉じるだけで、なんと検出能力が70%アップするとか!
    さらに、「朝のお通じ」もチェック項目に挙げてくれました。新型コロナウイルスは感染すると粘膜で増えるので便が柔らかくなるんだとか。
    実際に便秘が治ったと思ったらコロナ感染だった例もあったそうで、この症状だけで病院に行ってもPCR検査を受けることはできませんが、日々の体調チェックのひとつとして見てみてください。

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