斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第806回:緊急事態宣言の延長、都や自治体の動きは?

    火曜コメンテーターの国際ジャーナリストの小西克哉さんは、本がいっぱいのお部屋から今週もリモート出演です!最近は運動不足にならないように、庭先でご家族そろってバドミントンを楽しんでいるそう。
    体がなまるどころか、今日も切れ味抜群に「安倍総理の昨日の会見は業務連絡で終わったね。」とバッサリ!
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    気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
    新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長決定を受け、気になる東京都や全国知事会の動きや今後の対策を探りました。

    今日13時から行われた「全国知事会と国との意見交換会」を伊藤佳子記者が取材。
    1時間ほど行われた中で、自治体が国に「延長されることはやむを得ないが、5月31日までに解除される県が出れば、人の流れを呼び込んでしまうことになるので、国から厳しく制限を」「第二弾の補正予算を速やかに」「医療体制の確保を」「延長や解除の根拠やデータを分かりやすく示してほしい」など配慮を求めたということです。

    つづいて、岡田紀子記者には東京都の動きを伝えてもらいました。
    午前中、取材に応じた小池知事は険しい表情で、「東京都は経済の中心。1400万人の都民が居て、日中は近県から300万人が都内へやってくる。収束するのに正念場だ。」と気を引き締め「何よりも重要な1か月間」と繰り返しました。
    緊急事態宣言延長を受け、遊興施設や飲食店などの休業などの要請は基本的には継続となるようです。

    そして、元総務大臣で鳥取県知事も務められた早稲田大学大学院教授の片山善博さんにもお話を伺いました。
    片山さんは、昨日の安倍総理の会見、どのように感じられたか伺うと、「言うだけ番長」という印象で、「時の総理がPCR検査をちゃんとやりますと言ってから、実態は何も変わっていない。かっこいいことは言うけど、言うだけ。ちょっとどうかなと思った。」と率直な感想。
    緊急事態宣言延長を受け、各自治体が対策としてどういうところに要請するのか、具体的なことは都道府県の判断が大事になるが、財政の差がある都道府県の必要経費は国が面倒をきちんと見るような大枠が必要ともお話してくださいました。


    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
    「こどもの日」の今日は、子どもを守る地域の取り組みに生で注目!
    まずお話を伺ったのは、医療従事者への支援のための緊急保育事業を行っている、福岡県北九州市子ども家庭局事業調整担当課長 浅井真理子さん。
    医師や看護師などの医療従事者の方は、お子さんを保育所に預けて業務に当たって地域医療を支えています。そのため、保育所が臨時休業しても安心して業務につけるよう、この取り組みをスタートさせたそうです。
    今回、「ほかの家庭が保育を自粛しているのに、医療従事者の自分だけというのは預けにくい。」という相談もあったそうで、「相談してよかった、安心した」と言ってもらえると直接話すことが役に立てたと感じると浅井さん。
    緊急事態宣言が解除後も、医療従事者への協力は当分続けていきたいとのことでした。
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    かわって、地域のひとり親世帯などの助けになろうと手作り弁当を無償で提供している小田原市の飲食店「ぐるりくるり小田原」をご紹介。4月18日から毎日手作り弁当を100食、16時から無償提供していらっしゃいます。
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    オーナーの香取淳さんにお話を伺いました。
    香取さんは以前から「こども食堂」をと考えていたそうですが、実際、人員や資金面などなかなか問題も多く、難しかったといいます。
    そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大・・・「何かできないか。これがタイミングなんじゃないか。」と動いたのだそうです。
    今、お店は完全休業中。
    赤字が雪だるま式になってしまうのではと心配になりますが、「もうそこを考えてしまうと前に進めない。意気込みでやっている!このお弁当をお金を出して購入してくださる方もいて、そのお金をプールして、次の無料のお弁当へとつなげているが、これから新たな方法論も考えていきたい。」
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    このお弁当を直前まで作っていたお店を、西村志野記者が取材しました。
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    どれもボリューム満点です!一度もメインが重ならないように、メニューを考えていらっしゃるそうですよ。西村記者も取材後、購入させていただきました。
    日替わり弁当、今日の3種類はこちら。
    ▼メキシカンピラフ、タンドリーチキン、ケバブサンド
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    ▼柔らか豚のスペアリブ&揚げどりの彩り野菜あんかけ、おにぎり2つ
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    ▼「こどもの日」ということで、ミックスピザ+ロールキャベツ、子ども寿司  
    食べ盛りのお子さんもお腹いっぱいになりそうです!
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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターから『ニュースパレード』でお伝えする主な項目を紹介しています。
    そして、今日は「飲食店の時短営業や休業が続く中、持ち帰りサービス用の容器が品薄に」というニュースもピックアップ。
    真紀さんのご友人のイタリア料理店の方は、ピザ用の容器が品薄なので、家からお皿をと呼びかけていたり、テイクアウト用のお弁当箱を購入する方も増加傾向にあるそうです。お豆腐を買うのにお鍋を持って行った、昔懐かしの風景にも思いを馳せました。
    これからの季節、食中毒対策も必要になってきますね!
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    コメンテーター国際ジャーナリスト・小西克哉さんの『今日のオピニオン』
    テーマは「記者に本気で向き合わない安倍会見」
    今日はアメリカのトランプ大統領と安倍総理の比較として、会見にスポットを当てて解説してくださいました。
    昨日の安倍総理の会見は記者からの質問も含め1時間なかったのに対し、トランプ大統領が4月に行った会見は、記者たちの質問が終わるまでとことん2時間30分にまで及んだそうです。
    「トランプ大統領は、会見後に何か予定が詰まっていても記者から絶対に逃げない!安倍総理は、ベトナムのリーダーのほうが国民のコロナウイルス対策よりも大事だっていうことでしょ。激しい差!」と語り下ろし。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    松井佐祐里アナウンサーが今日のスポーツニュースをお伝えしたほか、高橋将市アナウンサーを繋ぎ、夏場所の中止が決まった大相撲の話題も取り上げました。
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    『ニュースパレードアネックス』
    新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、緊急事態宣言が延長されたのを受けて、東京都は午後4時から対策本部の会合を開き、今後の対応策を決めました。再び、東京都庁で取材中の岡田紀子記者のレポートです。
    「引き続き STAY in TOKYO、東京に留まりましょう」と宣言した小池知事。総額449億円の都独自の補正予算を組み、学習環境の整備や所得が減少した人への貸し付けも行うとしています。
    このあと18時45分から、都の対応について会見が行われるということでした。
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    【今日の1曲目】 Let's Go Crazy / プリンス

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