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5月2日 石川真紀 放送後記

「今日、お話ししたいと思っていることがありましてね・・・」

朝、文化放送にいらして、
ご挨拶が済むと、
小椋佳さんはこう口火をお切りになりました。

長く創作活動を続けていらして、
そして、
50歳からは、
「歌談の会」やラジオへのご出演など、
外へ向けての発信も多く経験されている小椋さんらしいリードの仕方と、
ワクワク感を与えてくださる一言をもって
小椋さんとご一緒の時間が始まりました。

弘兼さんや私の質問を、まっすぐに受け止め、
お応えになる際もまた、まっすぐ。

ご自身にとって、楽曲の創作活動が、
「日記を綴るようなもの」と仰っているのと同じように、
言葉を届けることが、愉快でもあり、
心を浄化させることでもあるということを、
お話を伺いながら感じておりました。

「シクラメンのかほり」、「揺れるまなざし」、
寺山修司さんとの交友、
薩摩琵琶にまつわるエピソードなど、
今の小椋佳さんならではのお話の数々を、
ありがとうございました。

2009年05月02日