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7月25日 石川真紀 放送後記

母方のおばあちゃんっこだった私は、
祖母の好きな高見山さんの取り組みを
テレビ観戦するのが年中行事でした。

実際にお会いしてみて
大きな体から放たれる人懐っこさが瞬時にわかり、
19歳で来日され、異国の厳しい世界で
地道に成功を勝ち取られた所以が
納得できた気がしています。

きっと、心の強さこそが、肉体をさらに強くし、
勝負強ささえも齎してくれるのでしょう。

「手を合わせてみてもよろしいですか?」と、
引き寄せられるようにお願いした私の一言。
ニコニコ笑顔で、応じてくださいました。

私の手は高見山さんの手のひらほど。
大きくて温かな手でお別れ際に握手してくださったその力強さ、
忘れません。

時間を見つけては、気さくに話しかけてくださる高見山さんが
「石川さん、秋田出身なんですか。ウチの部屋にも居ますよ。」
と教えてくださった
華王錦関、
これからしっかり応援させていただきます。


(“親方”こと渡辺大五郎さんと手を合わせる石川真紀ぴょん)

2009年07月25日