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3月20日 石川真紀 放送後記

◆ゲスト:ねじめ正一さんの回◆

弘兼さんと ねじめさんとは、およそ15年ぶり。
私にとっては、
ねじめさんが詩のボクシングの初代チャンピオンとなられた直後、
小西克哉さんの番組アシスタントをしていた頃に
ゲスト出演していただいて以来の再会となりました。

ねじめさんが谷川俊太郎さんについて仰った、
「(一般よりも)一歩先を進む」感性、
そして、
作品に込められた‘高級感’と‘わからなさ’。
表現者としての存在意義が
イコール、民度や文化の向上・発展を支える要素となることに
思いを巡らせておりました。

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↑「言葉の力 × ラジオのチカラ」をテーマにした話題では
 “ラジオはパーソナリティーの顔が見えない方がいい??”
 というお話にもなりましたので、今週はイラストでご紹介

詩(言葉)を音読する際、
言葉の意味を超越して、音波や波動として発信される何かには、
文化放送が来月から1年間かけて展開するキャンペーン
「言葉の力 × ラジオのチカラ ことバリュー 文化放送」の
探究テーマに通じるエッセンスが潜んでいます。

その‘何か’とは?

リスナーのみなさんと、私たち送り手、
それぞれの心に今ある自分なりの答えをもとに、
これから折に触れて
「言葉の力 × ラジオのチカラ」について考えていきましょう。

    (画像をクリックすると、いつも通り写真が表示されます)


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2010年03月20日