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9月22日 石川真紀 放送後記

◆ゲスト:大沢在昌さんの回◆

以前、平日朝の生放送
「小西克哉のなんだ?なんだ!」
ゲスト出演していただいて以来、
ご一緒したのは14年ぶり。
 
改めてご挨拶させていただいたところ、
当時、午前8時過ぎのゲストコーナーでしたので、
「そういう時間の出演、引き受けていたんだ!」と、
ご自身で驚かれながらも、
再会を心底喜ぶ私の気持ちを
温かく受け止めてくださいました。
 
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愛蔵の「新宿鮫」文庫初版を始め、
大沢在昌さんの作品は、
読ませていただいたもの各々に愛着があり、
私にとっては、
作品を通じて作家と読者が繋がる醍醐味を
社会人になりたての頃に味わわせてくださった
心のアニキであります。 
 
今回のお話の基軸となったのは、
現在、角川書店から大好評発売中の本、
「小説講座 売れる作家の全技術
 デビューだけで満足してはいけない」

 
大沢さんと弘兼さんのトークラリーを傍聴していて、
小説家漫画家の共通項、
あるいは、力点の違いを興味深く感じ、
同時に、
大沢さんが持論として放つ
「作家は、なるよりもあり続けるほうが
 はるかに難しい」
というメッセージからは、
‘作家’という職業にかぎらず、
全ての職業、社会活動に通底する、
生きていく上で大切なことを伝えてくださっていると
感じ入っておりました。 
 
リーディングカンパニーのご成功をお祈りしつつ、
声優としてのご活躍も、
いつか実現させてくださることを願います。
 
 
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2012年09月22日