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12月22日 石川真紀 放送後記

◆ゲスト:浅野温子さんの回◆
 
浅野温子さんという女優さんの魅力に
初めて心を動かされたのは、
私が中学生の頃。
浅野ゆう子さんと共に
W浅野と称されるようになったきっかけの作品、
「抱きしめたい!I WANNA HOLD YOUR HAND」で、
サラサラのストレートロングヘアに
サバサバとした立ち居振る舞いが絶妙に融合した
新世代の女優さん像を目の当たりにし、
比較的厳格な家庭に育った私は、
「大人の女性になったら、こんなに楽しくなれるに違いない!」と、
自分に言い聞かせていたものでした。
以後、「101回目のプロポーズ」を始めとする数々の名作で見せた
涙ウルウルの円らな瞳に、
当時、男性女性問わず多くの人々が魅了されたはずです。 
 
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年明け早々から上演される舞台
「阿修羅のごとく」のお稽古中にもかかわらず
ご出演をお引き受けいただいたという報せを
耳にしてからというもの、
長年、憧れ続けた浅野さんとご一緒できることを
心待ちにしていた私。
 
朝、文化放送へいらしてからお見送りするまで
2時間余りの間に、
クルクルと七変化する豊かな表情と、
気さくなお人柄に触れ、
ラジオの生放送でご一緒できたこの体験を、
心の宝箱に
大切にしまっておきたい気持ちでおります。
 
今度、武田鉄矢さんにお会いしたら、
思わず報告してしまいそう。 
 
「阿修羅のごとく」「公の園」
そして、「よみ語り」
舞台やお社も、
また拝見しにまいります。
 
 
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2012年12月22日