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1月19日 石川真紀 放送後記

◆ゲスト:なかにし礼さんの回◆
 
「恋のフーガ」「グッド・バイ・マイ・ラブ」「北酒場」
「時には娼婦のように」「みんな誰かを愛してる」「AMBITIOUS JAPAN!」・・・
今日の放送中におかけした楽曲は、
代表曲のごく一部。
なかにし礼さんが作詞を手がけられた楽曲は、
これまで4000曲を優に超えるそうです。
 
私の唇に 人さし指で
 くちづけして あきらめた人 「天使の誘惑」
 
影のようについてゆくわ
 気にしないでね
 好きな時に 思い出してね 「恋の奴隷」
 
私は あなたに 命をあずけた 「人形の家」 etc.
 
幼い頃から歌が大好きだった私の耳に飛び込んできた、
これらの歌詞。
聞きかじっても意味など理解できるはずもないのに、
なぜか、
艶かしさだけではない、
人間って、こういう面もあるのですよ、と
両親や学校からは教わることない、
けれども、知っておくと良さそうな何かを、
子ども心に感じていたことを、
今になって思い出します。
 
そして、
昨年、経験された食道ガンとの闘病を振り返って。
なかにしさんにとっての陽子線治療がそうであったように、
大方の判断ではAという答えに集約されることでも、
他に、BやC、PやYの道が、
まだ広く知られていないだけで存在するかも知れない。 
 
時間も、行動範囲も、限り有る中で、 
自分自身や周囲が納得できる方法、回答を探そうとする
心の強さ、迸るエネルギーは、
様々な場面において見習いたいものです。
 
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困難を克服されて、
(あるいは、邪な思いがなくなって!?) 
「今度発表する小説が私の総仕上げ」と仰る、なかにしさん。
次の作品も、
そして、
ワイドショーでのコメントも、
楽しみに拝見したいと思います。
 
 

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2013年01月19日