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ちょっと足をのばして 【2013年1月26日】

YBS 山梨放送から
 
『山梨の大蛇伝説!』
 
2013年の干支は「巳」
山梨県内にも蛇にまつわる
民話・伝承が数多く残っています。
 
その中の一つ、北杜市白州町花水にある
清泰寺に伝わる大蛇伝説をご紹介します。

昔、清泰寺の裏山にかけて、
怪しい雲が巻き起り、
付近の民家の鶏・犬・猫などの家畜、
あるときには人間までもがその嵐に巻き込まれ、
消えてしまうという災難がしばしば起こり、
住民は非常に困っていました。
 
これは清泰寺の裏山に住む
大蛇の仕業であるという噂がもっぱらでした。
そこでこの寺にやってきた高僧が、この災厄を除こうと
本堂の西にある坐禅石に百日間坐禅して、
一心に経文を読んでいました。
 
いよいよ100日目、和尚が読経していると、
ついに恐しい大蛇が姿を表したのです!
 
和尚は
「大蛇よ、本来は、天を住まいとし、雲を起こし、
 天空をかけめぐるものでしょう、
 それなのに人里近くに住んで、人類を悩せるとは、
 堕落も甚だしいではないか」

と、大声で叱りつけました。
さすがの大蛇も「なるほど」と悔いて
「どうか今までのことはお許し下さい」と、
和尚に従う証拠として、
自分の一肢を喰い切り落して和尚に渡しました。
 
それからは、このような怪しいことは起こらず、
平和を取り戻しました。
大蛇の一肢は「蛇骨」といって、
干ばつで困るときは、
水を注ぐと雨が降ると伝えられているそうです。
 
その「蛇骨」を祀っているという
「龍肢塚」が2013年の現在も
清泰寺に残っています。
 
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今でも地域の方が「卵」など
蛇の好物をお供えしているそうですが、
翌日には、殻ごと、なくなってしまっているとか・・・。
不思議ですね。
 
(山梨放送 スコーパーキャスター 加藤明子



BSN 新潟放送から
 
『招き猫・福助展』
 
国の登録記念物に庭が登録されている
新潟市にある旧齋藤家別邸
 
こちらでは現在
新年に合わせて縁起物をということで
「招き猫・福助展」が行われています。
 
招き猫はニャンニャンにちなんで22匹、
福助展は大小合わせて300体の展示があります。
 
それぞれ時代や作られた場所で
顔の表情が違うんですが、
面白いものでは
だるまの産地 高崎産の招き猫は
だるまの様な顔つきをしていたり、
古い福助は凛々しい大人顔、
新しい福助は可愛らしい子ども顔をしているんです。
 
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福助というと、一般的にちょんまげを結って、
かみしもを着けて正座をする姿を
思い浮かべると思いますが、
この かみしも姿からお侍さんと勘違いしてしまい
佐渡の福助は刀をさした他とは違う
珍しい福助になったそうです。
 
300体もあるので
自分に似ている福助を探していく方もいるそうですよ。
 
この『招き猫・福助展』は今月27日までなので、
雪景色の日本庭園と共に楽しんでみてください。
  
(BSN新潟放送 海津ゆうこのさたばな
 パーソナリティー 海津ゆうこ


SBC 信越放送から
 
『氷彫フェスティバル』
 
1月26日(土)18:00~
氷の彫刻制作開始で
第27回 国宝松本城氷彫フェスティバル
開催されます。
 
作品の展示は27日(日)
6:00~
夜通しで作品が作られます。
 
暖冬の影響で、年によっては雨が降ったり、
暖か過ぎて氷彫がどんどん溶けてしまったり
と、イベント関係者をやきもきさせたことも。
今年はそんな心配もなさそうです。
 
フェステバルの前に・・・
氷彫ではありません、ミニチュアです。
 
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写真は松本城の手前にある古本屋さん。
ビルの谷間にひっそりとありますので
お見逃しなく。なかなか味わいがあるお城です。
 
(SBCラジオYOUスタ深志3丁目
 パーソナリティー 山本広子

2013年01月26日