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ちょっと足をのばして 【2013年11月23日】

BSN 新潟放送から

 『加茂山公園のリス園』

 加茂駅から徒歩5分、商店街を抜けると、
 自然豊かな加茂山公園にたどり着きます。
 今週は紅葉も見頃を迎え
 家族連れで賑わっているこちらの公園。

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 なんと、リスが放し飼いにされている
 「リス園」があるのです。
 約60匹程のシマリスが人懐っこくお出迎え。

 ひまわりの種を手のひらに乗せて
 ジッと待っていると。。。
 トコトコ、、リスが走って来て、
 その小さな手でひまわりの種をかかえ
 目の前でポリポリ。
 この姿には大人たちもメロメロです。

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 シマリスはこれから冬眠の時期に入るので、
 リス園今週末でお休みに入ります。

 シマリスは、冬の間
 完全に眠ってしまうのではなく
 2、3日に1度は起きて、餌を食べて、
 また眠るのだそうです。
 体が小さい分、体内に蓄えられる食事量も
 限られているという事ですね。

 毎年、冬眠から覚めたばかりの春は、
 人に慣れていないので
 ちょっぴり恥ずかしがり屋のリスたち。

 ですが徐々に人に慣れ、
 秋のリスはより積極的(笑)

 今年最後のフレンドリーなリスさん達に
 会いに行ってみてはいかが?

 リス園(加茂公園内) について詳しくはこちら

 (BSNラジオ 『大杉りさのRcafe』
  パーソナリティー 大杉りさ



SBC 信越放送から

 『伝説は面白い』

 長野県坂城町には!
 岩鼻と名付けられた断崖絶壁の岩があります。

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 形が人の鼻に似ているから
 そう名付けられたそうですが!
 この岩鼻にまつわる面白い伝説があります。

 それは!「唐猫伝説」
 あまりに不自然な形にまるで、
 誰かに食い破られた?
 そんな思いから始まった伝説です。

 むかしむかし、食べ物を巻きあげては
 村人を困らせる大きな白いネズミがいました。
 もともとは、村人を困らせた害虫を
 退治してくれる大変良いネズミだったのに・・・。

 その大きな体からなの?
 食べ物が足りなくなったようでした。

 困り果てた村人は、
 西の国から大きな猫を借りてきて
 ネズミを退治しようとしました。

 身の丈4尺以上の大ネズミに立ち向かう
 いかにも強そうな唐生まれの唐猫。
 猫がネズミを追いかけ、とっくみあいの結果。
 ついにネズミは逃げ場を失い、
 大きな湖をせき止めていた岩を食い破りました。

 すると! 岩が崩れ、
 湖の水は千曲川となってながれ出し、
 二匹は流れに飲み込まれてしまいました。

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 その時にできたのが、岩鼻。
 そしてネズミが流れついた場所は
 鼠という地名になった。

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 一方猫が流れついたのは、
 坂城町から20キロ以上はなれた
 長野市篠ノ井追分地区
 昔、ここは、唐猫という地名でした。

 その猫を祀ったとされているのが!
 千曲川沿いにある
 唐猫神社だといわれています。

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 不思議な形の岩をみて
 こんな伝説を考えた先人たちの
 面白さを思いながら・・・。
 県内各所をめぐるのも、
 とても楽しいと思う竹井でした。

 (SBCラジオ パーソナリティー 竹井純子


YBS 山梨放送から

 『青空に映えるオレンジのカーテン 枯露柿』

 甲州市塩山、武田信玄公の菩提寺である
 恵林寺の周辺は山梨県が誇る大きな柿
 「甲州百目柿」の名産地。

 「甲州百目柿」
 この時期訪れる人の心を和ませる
 美しい光景を作り出します。

 それが写真のとおり圧巻の
 「枯露柿のカーテン」

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 渋柿を天日干しにすることで、
 優しく甘い、美味しい一品になります。

 この美しい景色を求めて、
 晴れの日には山梨県内外から
 たくさんのカメラマンが訪れます。

 11月末までの期間限定
 山梨県ならではの美しい光景を
 見に来てはいかがでしょうか?

 ◆写真の場所:甲州市塩山 岩波農園

 (山梨放送 スコーパーキャスター 加藤明子

2013年11月23日