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1月25日 姜 尚中さんの名言

姜 尚中さんの好きな言葉

    『誠実な放蕩息子』

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弘兼 「“誠実な”と“放蕩息子”と
     ギャップがすごいですよね」


 『放蕩息子』というのは、
 漱石だったら
 『高等遊民』(こうとうゆうみん)
 言うかもしれません。

 なかなか“食えない人間”っていうんでしょうか。
 つまり、すぐに染まらない、
 なかなか言うことを聞かない――。
 でも、それを“誠実”に実行している。
 真面目であるということですね。

 ただただチャランポランではなくて、
 誠実に『自分はこう生きたい』
 という道を探して
 人々の意見をたくさん聞いているけれども、
 そう簡単には染まらない――。
 そういう意味を込めて
 若い人に言いたいんですけれど。

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2014年01月25日