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ちょっと足をのばして 【2014年3月8日】

BSN 新潟放送から

 『メダリストも、ゆるきゃらも、レルヒさん』

 まだ感動覚めやらぬソチオリンピックですが、
 新潟県出身の3名の選手が
 メダルを手にしています。

 スノーボードHPの平野歩夢選手

 フリースタイルスキー女子HPの
 小野塚彩那選手

 スキージャンプ男子団体の清水礼留飛選手

 それぞれの選手の出身地では、
 深夜にもかかわらず
 パブリックビューイングなどが開催され、
 ウィンタースポーツが盛んな新潟県
 多いに盛り上がりました。

 さて、連日のオリンピック中継で
 清水選手の名前、
 「珍しいな~」と思われた方も
 多いのではないでしょうか?

 「しみずれるひ」

 実は、新潟県人にとって「レルヒ」という名前は
 とっても馴染みのあるものなのです。

 1911年、日本で初めてスキーを伝えたのが
 オーストリア人の実在の偉人
 「テオドール・フォン・レルヒ」さん

 その場所が、新潟県上越市なのです。
 当時は、一本杖スキーといって、
 約2mの長い杖をストック代わりにして
 滑走したそうです。

 日本人が初めてスキーを滑ったのが
 新潟ってご存知でしたか?

 その偉大なレルヒさんが、
 スキー発祥100周年プロジェクトの為に
 「日本元祖スキー漢(おとこ)」として、
 2009年に「ゆるきゃら」となり
 新潟にやってきました!

 身長2m70cm、日本最大の
 一度見たら忘れられない凛々しい風貌で
 新潟で「レルヒさん」はちょっとした人気者!

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 県外の方にとっては
 非常に珍しい名前かもしれませんが、
 清水選手のご両親のスキーに対する
 熱い思いが込められた名前なのですね。

 礼儀を正して、悪い事があっても踏みとどまり、
 飛躍する「レルヒ」

 スキー発祥の地での選手達の活躍!

 ゆるきゃらのレルヒさんも、
 長い時を経てレルヒ少佐も
 大喜びしているはずです。

 因に、ゆるキャラの「レルヒさん」は
 子供と女性にはとっても優しいのです、
 ぜひ新潟の街で見かけたら
 声をかけて見てくださいね。

 (BSNラジオ 『大杉りさのRcafe』
  パーソナリティー 大杉りさ



SBC 信越放送から

 『青空に・・・・。』

 週末。
 久しぶりのお天気に誘われ、
 地元!高社山を眺めに出てみました。

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 まだまだ、雪が多く残り真っ白い山肌ですが、
 青空に映え本当にきれい。

 ただ、少し目線をかえてみると。
 2月の雪害でつぶれてしまった
 ハウスが目に飛び込んできました。

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 ひと月近くたった今でも
 なかなか修理が進みません。
 県内でもここ中野市
 3番目の被害がありました。

 出来るだけ早い復旧の為に、
 農道中心に除雪を行い
 大きなトラックが入れるようにしたそうです。

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 少しずつ来る春の訪れを、
 日差しに感じながら。
 一日でも早く!
 全国各地に
 長野県産おいしい農産物が届きますように。

 (SBCラジオ パーソナリティー 竹井純子


YBS 山梨放送から

 『ご年配の強い味方』

 リンリン♪
 「いらっしゃいませ~」

 甲府市内の住宅街にベルの音と
 威勢のいい声が響き渡ります。

 こちらは店主一ノ瀬孝市さん(76)の
 軽トラック。
 荷台には溢れんばかりの野菜や
 肉・魚・卵・調味料などの食品が乗っています。

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 一ノ瀬さんは行商暦50年以上。
 「たとえ市内にスーパーが増えたからといって、
 ご年配の方にとっては
 キャベツ一個持ち帰るのも大変だったりするんだよ。
 行商を楽しみに待っててくれる方が
 一人でもいる限り辞められないんだ。」
と、
 行商を続ける理由を教えてくれました

 今では常連さんの好みをバッチリ把握していたり、
 ときには
 「庭の木々が手入れ出来なくて困ってるの。」
 なんていうお客さんのために、
 剪定ばさみで庭を綺麗にしてあげる
 サービスまで行っているそうです。

 雨が降ろうが、雪が降ろうが、
 日曜日以外は毎日市場から品物を揃えて
 甲府市内を駆け回る。
 今日も一ノ瀬さんが来るのを
 楽しみに待っててくれる方に会いに、
 ベルを鳴り響かせます。

 (山梨放送 スコーパーキャスター 角田郁帆

2014年03月08日