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8月16日 ゲスト:大橋純子さん

 子どもの頃の夢――
 “漫画家”になることはあきらめたものの
 同じく子どものころから大好きだったという
 『歌』の世界に飛び込み
 今年、歌手デビュー40周年
 大橋純子さんをゲストにお迎えしました。

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 ▲スケッチブックの言葉について詳しくは こちら(PC版)
  (画像をクリックすると拡大します)


 同じく今年画業40周年を迎えた
 弘兼憲史さんとは“お互いファン同士”
 “40周年繋がり”に加え
 『たそがれマイ・ラブ』『黄昏流星群』とで
 “たそがれ 繋がり”といった縁もあり、
 意気投合する場面も――。

 この日は“私を作った素敵な音楽たち”と題して
 大橋純子さんのこれまでの歩みを伺うとともに
 40周年記念アルバム『LIVE LIFE』から4曲、
 そして大ヒット曲『たそがれマイ・ラブ』
 『シルエット・ロマンス』

 一時期の“封印”から“解禁”に至った
 エピソードとともにお聴きいただきました。



洋楽に触れて・・・

 初めての洋楽体験
 『ボーイハント』(コニー・フランシス自身の日本語版)

 “大人っぽくセクシー”で
 高校時代に衝撃を受けた
 『マシュケナダ』(セルジオ・メンデス&ブラジル'66)
 (大橋純子さんが初めて自分で買ったレコード)

 そして、巡り合った1曲の歌が
 スティービー・ワンダーの
 『Yester-Me, Yester-You, Yesterday』

大橋 「“感情を露わに歌う”という意味で
     非常に惹かれるものがあったんです」


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ヒット曲はファンのもの

 1977年『大橋純子&美乃家セントラル・ステイション』として
 『シンプル・ラブ』がスマッシュヒット――。

 そして翌1978年・・・
 はじめは「歌いたくなかった」という
 『たそがれマイ・ラブ』の大ヒットで
 大橋純子さん = 『たそがれマイ・ラブ』/ソロ歌手
 イメージが定着してしまいます

 歌番組をはじめとする歌手活動は、ほぼ
 『たそがれマイ・ラブ』一色となり、
 他の曲(洋楽)を勉強できない――
 バンド活動に加われない――状況下で・・・

大橋 「“不満”より“不安”でした」

弘兼 「(忙しくて)時間がないですよね」

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 さらに1981年には『シルエット・ロマンス』も大ヒット!

 ここで、バンドで演奏する曲と、
 ソロで大ヒット曲した曲とのジャンルの違い――、、
 大橋さん自身と、ファンの方々との
 イメージの違いを痛感。

大橋 「ギクシャクした気持ちがあったんですが
     一回休もう、私は疲れてる、と。
     デビュー10年目だったんですが
     休業しようと思いました」


 4年の休業を経て復帰後
 『たそがれマイ・ラブ』『シルエット・ロマンス』を
 封印した大橋さん。

 そして、このかつてのヒット曲の
 封印を解くキッカケとなったのが
 ポール・マッカートニーのソロコンサートでした。

 披露するのはウイングス時代の曲で
 ビートルズ時代の曲を演奏しなかった
 ポールでしたが、1部と2部の休憩の間に
 誰もいないステージに姿を現し
 『YESTERDAY』を歌い出しました。

 会場中がどよめく中・・・

大橋 「涙が出るかと思うくらい感動したんです。
     この時にわかりました!
     ヒット曲というのはこういうものだ。
    
(昔のヒット曲は)ファンの人の曲なんだ、と」


 あの思い出に浸りたい――
 あの時代に帰りたい――という
 ファンの想いに気づき『たそがれマイ・ラブ』
 『シルエット・ロマンス』を解禁

大橋 「ファンの人に対して、ヒット曲に対して
     なんという失礼なことをしてたんだろう。
     また、改めて歌い出したら、
     やっぱりいい曲です」


弘兼 「よくライブに行くと、
     昔の歌を歌われない人が多いですよね」


大橋 「ファンの人が聴きたいという曲を
     なるべく歌ってあげよう――と、
     今はそういう気持ちになってるんです。
    
(頭が)柔らかくなって」


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あっという間の40年。そしてこれから

大橋 「考えてみたらあっという間ですよね。
     弘兼さんも・・・、
     それから唐橋さんも生誕40年
     そういう意味ではあっという間ですよね」


唐橋 「光栄です(笑)」

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 大橋純子さんの歌手デビュー40周年アルバム
 コンセプトは“ライブ”

 初のライブアルバム(スタジオライブ)であり、
 これまでの集大成のカバーアルバムでもある
 『LIVE LIFE』から
 ニューバージョンの『Soul Train まっしぐら -2014-』
 『眠れないダイヤモンド -2014-』
 『SMILE AGAIN -2014-』

 さらに新曲『RAINBOW』
 お聴きいただきました。

 そして50周年60周年を見据えて――

 ライブ会場ではファンの方々に
 『また来年も元気で、笑顔で逢えますように』
 と語りかけるという
 大橋さんが目指すことは・・・

大橋 「“現役を続けていく”ことが
     夢であり、目標ということになるのかな」


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大橋純子さんの最新情報

 大橋純子さんの最新情報は
 Junko_Ohashi official siteでご確認ください。


お送りした曲目

スピニング・ホィール / ブラッド・スエット&ティアーズ
 (弘兼セレクション)
Soul Train まっしぐら -2014- / 大橋純子
 (アルバム『LIVE LIFE』より)
たそがれマイ・ラブ / 大橋純子

シルエット・ロマンス / 大橋純子

眠れないダイヤモンド -2014- / 大橋純子
 (アルバム『LIVE LIFE』より)
SMILE AGAIN -2014- / 大橋純子
 (アルバム『LIVE LIFE』より)
RAINBOW / 大橋純子
 (アルバム『LIVE LIFE』より)
明日に向かって走れ / 吉田拓郎

High Way In The Sun / セシリオ&カポノ

サティスファクション / ザ・ローリング・ストーンズ
 (RN・パキラさんが初めて買ったレコード)


大橋純子さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。

過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら

 のちほど追記します

2014年08月16日