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10月18日 “親家片”(おやかた)~ゲスト:古戸郷子さん

 『親家片』と書いて“おやかた”――、

 「親」が介護施設に入る、亡くなってしまう、
 体調面の理由から片づけられなくなった・・・

 親の家を片付ける問題に直面し
 親と、あるいは兄弟との関係
 家にあふれるモノの片づけに悩む
 子ども世代――
 「子ども」といっても多くは50代以上――が
 増えているそうです。

 そこで、主婦の友社「親・家・片サイト」編集長
 古戸郷子さんをゲストに迎え
 “明るくハッピーに親の家を片づける”――と題し
 「親家片」(おやかた)のコツを伺いました。

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 ▲スケッチブックの言葉について詳しくは こちら(PC版)
  (画像をクリックすると拡大します)



悔いを残さない“親家片”を

 親の家のモノを片づけたいが
 どこから手をつけていいかわからない、
 思い出深いものを捨てられない、
 親に“片づけ”を言いにくい――。

 また、疎遠になっていたり、
 コミュニケーションが不足したりで
 後々親子間・家族間でトラブルになることも
 少なくないそうです。

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 親家片に対する心構えのポイントは

 気持ちを楽にする
 早く終わらせようとしない
 「捨てる」ことから考えない(など)

 そして、古戸郷子さんが
 “大切”なこととして挙げられたのが 
 「悔いを残さないこと」でした。



言ってはいけない言葉

 「どうして、こんなものをとっておいたの?」
 「もう使わないから、捨てていい?」


 これらの言葉は親家片におけるNGワード

 子どもは、想像以上に
 親の老いが進んでいたことに気づき
 切なさ、悲しさから、
 思いがけず強い言葉が出てしまう――。

 そうした非難めいた口調や、
 一方的な決めつけは逆効果。

古戸 「親の“老い”と向き合うのは
     つらいんだですけど、
     それが一番大事」


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 そこで
 「捨てるものはどれ?」と聞くのではなく
 「取っておきたいものはどれ?」と聞く。

 また、懐かしいモノ、親が大事にとっているモノ
 まつわる思い出話に耳を傾けることも
 重要なことだそうです。

古戸 「『昔はこういうものが流行ってたんだね』
     と“捨てる”ことがスタートではなく、
     昔のことを話しながら
     『これ、もらってもいいかしら?』と
     いうのが一番いいかもしれません」


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 弘兼さんは、売れば何十万円になるであろう
  “切手”“ワイン”をどうすべきか相談



親家片の極意

 今回の特集のまとめとして
 古戸郷子さんに親家片
 アドバイスをご紹介いただきました。

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 「できるだけ早く
  楽に片づけ終わりたいと思うでしょうが
  一呼吸おいて、ゆっくりやって
  途中で疲れたら休んで、
  少し考える時間、
  頭の中を整理する時間を作る――。

  早い人でも「3か月」が目安だと思います。

  余裕をもって、
  自分の体調と相談しながらやっていく


  (片づけのことを)言いにくいけれども
  できるだけ話をする――、
  疎遠だった兄弟とも話をする。
  そういうことに時間をかけた方が
  あとあと上手くいきます。

  兄弟とともに親との時間を思い出しながら、
  幸せな気分で進めていただくのが
  一番いいと思います」


弘兼 「ゆっくり親と共有する時間を
     持つということも
     “親家片”のひとつなんでしょうね」


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古戸郷子さんの予定 / 親家片について

 ■親の家を片づける 初めて講座
 ■日時:10月29日(水)10:30~12:30
 ■会場:三越カルチャーサロン(日本橋三越)

 親の家を片づける お助け便利帳
  (主婦の友社/1,000円+税/2014年9月発売)
 ■ウェブサイト: こちら

 親家片サイト



ペリー荻野の怪傑!暴れん坊将軍

 今週はペリーさんが
 この夏、東京・日本橋にオープンした
 『リカちゃんキャッスルのちいさなおみせ
   LiccaCastle Small Shop Tokyo』
を訪問!

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 ▲(右)特別仕様の日本橋モデルリカちゃん

 1993年、福島県小野町に日本初の
 人形の一貫生産オープンファクトリーとして
 『リカちゃんキャッスル』が開設されましたが
 今回、東京・日本橋にオープンした
 『リカちゃんキャッスルのちいさなおみせ』
 大人のためのドールショップ

 販売されているアイテムは
 人形はもちろん、
 人形に着せる洋服メガネなどの小物。

 このお店でしか購入できない
 オリジナルモデルも。

 特徴は、大人が気に入る
 落ち着いた色合いの商品が揃っていること。

ペリー 「クラシカルで、ドレスが
      デザイン的に大人っぽいですね」


唐橋 「ベレー帽も似合ってますね。
     かわいい★★


ペリー 「奥様に、娘さんにプレゼント
     することができるかもしれません」


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ペリー 「初めて知ったんですけど
     “髪型”で値段が変わるんです」


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 ▲ショートカットは職人が髪をカットするため
  ロングヘアよりもお値段が高いそうです

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 ▲ 店長の広瀬和哉さんと

 住所:東京都中央区日本橋小網町18-10 J SQUAREビルB1
 電話:03-5614-0959
 営業日時:】火~日 12時~20時(年末年始を除く)
 ウェブサイト: こちら



唐橋ユミさんのフォトエッセイ!

 唐橋ユミさんの初めての著書となる
 フォトエッセイ『わたしの空気のつくりかた』
 今月発売されました!

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 この日は、直筆サイン入りで
 番組リスナー5名の方にプレゼント
 (応募受付は終了しました)

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 『わたしの空気のつくりかた』
  (徳間書店 / 1,600円+税)
 詳しくは こちら



ハッピーバースデー!ユミちゃん!

 4日後の10月22日唐橋ユミさんの誕生日♪

 この日の放送終了後、ケーキでお祝い♪♪

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お送りした曲目

私の心はパパのもの / エラ・フィッツジェラルド
 (弘兼セレクション)
ハロー・グッドバイ / ザ・ビートルズ

人生の扉 / 竹内まりや

ONLY YESTERDAY / カーペンターズ

君は恋フレンド / バリー・マニロウ

風立ちぬ / 松田聖子
 (dヒッツ!リクエスト)
スカボロー・フェア / サイモン&ガーファンクル


古戸郷子さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。

過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら

2014年10月18日