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  • 第492回:大津いじめ裁判、賠償命令

    『ニュースオフサイド』 でお伝えしたのは、滋賀県大津市で8年前、当時中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した裁判の判決について。

    大津地裁は今日、「いじめが自殺の原因になった」と判断し、元同級生2人に計約3750万円の支払いを命じました。

    当時の学校側、大津市の教育委員会、それに警察の対応をまとめて伝えてくれた西村志野記者。

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    今日の判決について解説してくださったのは、NPO法人「ストップいじめ!ナビ」副代表理事の須永祐慈さん。

    「この判決が出るまでに7年という長い時間がかかったことを重く受け止め、ここから先のいじめ裁判がどうなっていくのか注視したい。大事なのはいじめが起こった後にどう対処するのかと、いじめ防止に関してしっかり前進していくこと。」

    法律面だけでなく、運用面、環境づくりなどいろんな場面での前進が課題とのこと。

    そして、判決公判に臨む直前、亡くなった中学2年生の男子生徒のお父さんの「当時は息子のためにやっていたことだったけれど、私の息子だけの裁判じゃない。」というお話もお聞きいただきました。


    『きょうのナマチュウ』 では、中学受験、その特徴や来年以降の傾向を、森上教育研究所の森上展安さんを招いてサキドリしました。

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    大学入試の大きな変化は、中学受験へも影響を与えているようで、近未来を見越して、有名私立大学の付属校を狙う人が多いそうです。

    入りやすい易しい学校、国際化が進んでいる昨今、ネイティブの先生がいる学校、いじめの問題や社会に出た時のことを考えて、女の子には共学校も人気だとか。

    激変の中学受験、どのように志望校を絞り込めばいいのか、清水克彦デスクが3つのポイントをアドバイス!

    ①目先の進学実績に騙されない。②第一志望は下げるな!③第二志望・第三志望の学校に入った方がハッピーかもしれない。

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    『SAKIDORIニュースパレード』 石川真紀キャスターが取り上げたのは、奈良公園にいるシカに噛まれるなどの被害が過去最多というニュース。
    海外からの観光客からの被害報告や問い合わせが増えているそうで、英語・中国語・日本語で書いた看板を設置し注意を呼び掛けているのですが、まだまだ行き届かないのかもしれません。

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    『今日のオピニオン』 コメンテーター 俳優の石田純一さんが語り下ろしたテーマは「ファクトチェックをご存知ですか?」

    普天間飛行場の辺野古への移設計画をめぐり、NHKの番組で安倍総理が述べた「珊瑚は移している」発言を取り上げました。

    絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体を移植したということが事実だとしても、94群体の珊瑚を破壊していることには触れない。いいことだけを言ったもん勝ちになっていると指摘した上で、ファクトチェックせず報道してしまうメディア、それどころか一切報道しないメディアに喝!!

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    『SAKIDORIスポーツ』 担当は飯塚治アナウンサー。

    3月に開催される野球日本代表の日本対メキシコ戦、侍ジャパンメンバーの中で4番に抜擢される可能性がある 巨人・岡本和真選手にスポットを当てました。

    "おかわりくん"こと西武・中村選手が自主トレで岡本選手に送った言葉の意味「適当に厚く当てていく」を理解しようと懸命なスタジオメンバー。

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    『ニュースパレードアネックス』
    観光庁によりますと、去年日本を訪れた外国人客は過去最も多い3,119万人!日本を訪れる外国人が急増する中、今日から 東京ビッグサイトでは「インバウンド・マーケットEXPO」が開かれています。
    取材した田中正史記者に、日本における「ナイトタイムエコノミー」の可能性を、今日のイベントに出展されていた関連ブースの紹介を交えて説明してもらいました。

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    【今日の1曲】  リ・ボ・ン / 堀ちえみ

  • ゲスト:東京大学大学院 教授 中澤公孝さん①

    今日は、東京大学大学院 教授 中澤公孝先生をスタジオにお迎えしました。先週のゲストである吉田進 理事長のご紹介です。

    1962年、長野県のお生まれの中澤先生、国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所部長などを経て、東京大学大学院 総合文化研究科の教授に就任。
    リハビリテーションセンターで脊髄損傷の方の基礎研究をされていたそうですが、偶然、パラアスリートの体の動きや脳を調べる機会があり、その時にとても興味深いと感じたことがきっかけで、色々なタイプの障害やパラアスリートの研究を続けてきました。

    先週のゲストである吉田理事長がお話してくださった、パラ・パワーリフティングの世界のトップ選手がなぜ健常者よりも重いものを持ち上げることが可能なのかについても改めて教えていただきました。

    「最終的な"力"というのは、ほぼ筋肉の大きさに比例する」と言えますが、ではパラアスリートの筋肉がとても大きいのかと言うとそうではないということ。筋肉へ命令を送る脳の箇所が、健常者よりも何かしら強くなっていると考えられるのだそうです。

    また、車いすユーザーの方が手や腕の機能が優れていることについても、ただ単に足よりも手を使うようになるからだけではなく、障害を負うことで筋肉を動かす脳の領域や働き方が変わってくる現象があるという、とても不思議なお話も聞かせてくださいました。

    中澤先生には、来週もお話を伺います!お楽しみに。

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