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  • 第729回:阪神・淡路大震災から25年

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、「阪神・淡路大震災から25年。今、被災地で起きていること」。

    25年前の今日、阪神・淡路大震災が発生しました。昨日から神戸で取材している伊藤佳子記者は、今朝から行われている「阪神淡路大震災1.17のつどい」を取材。その様子を伝えてくれました。

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    東遊園地内で行われたこの追悼行事は、記帳した人数だけで約7500人。実際に訪れた人はもっと多かったと言われていて、25年という節目の年ということもあり、例年より1.2倍の方が訪れていました。親子連れや、地元から離れてなかなか来られなかった方など、様々な事情を抱えてこの日を迎えた方も多かったようです。

    そして、震災から25年、被災者によって歌い継がれてきた歌「しあわせ運べるように」を作詞作曲された臼井真さんにお話を伺いました。臼井さん自身も被災し、自宅も全壊、仕事場である学校も避難所になるなど、一日で神戸の街が変わってしまった瞬間だったと振り返り、当時込み上げてきたものをメモ帳で走り書きして作ったのがこの曲のきっかけだったといいます。

    この曲は神戸だけでなく、東日本大震災をはじめ様々な被災地や海外の被災地でも歌われ、この歌を歌った小学生たちは震災を体験してはいませんが歌詞に込められた思いをじっくりを受け取って心を込めて歌っていました。

    また、25年たった今、問題となっていることをNPO法人よろず相談室の牧秀一理事長にお話を伺うと、1番は被災者の高齢化。子どもたちもおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行って、どんな人生を送ったのか話をして伝えていってほしいと説明しました。時が流れ、震災経験者が減る中で、防災意識が薄れることも問題視していて、家具の転倒防止や保険加入の重要性も今後課題となりそうです。



    今を切り取る『きょうのナマチュウ』も、引き続き「阪神・淡路大震災から25年の今できること」を考えていきます。

    ナマチュウでは、都内で注目の2ヵ所から中継を繋ぎました。

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    細木美知代記者が訪れたのは、代々木公園で行われている「阪神淡路大震災1.17のつどい」です。

    250個のキャンドルを並べていて、完成すると1.17の文字になります。

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    この行事は、去年から関東在住の被災者からの要望によってスタートしたもので、東京でも追悼の時を過ごすことができます。

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    こちらの灯りが空輸で届いた神戸の灯り。これをすべてのキャンドルに灯していきます。

    実行委員長の藤本真一さんにお話を伺うと、「今年も無事に黙とうができてほっとしている。今後、どうやってこの集いを育てていこうか考えていて、続けながら可能性を模索したい」とお話してくれました。参加された方も「ここなら来られる」と重要な拠点となっている様子でした。



    そして、田中正史記者は、東京臨海広域防災公園の中にある「そなエリア東京」に来ています。そなエリアは、防災を体験しながら学べる施設になっていて、阪神・淡路大震災の経験談も手書きで書き込めるようになっており、訪れた被災者の方の生の声を感じることができます。

    また、19日(日)は被災者である秦詩子さんによる体験談を聞く会もあります。予約なし、無料で参加できますので、お話を聞きたい方は足を運んでみてください。



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    『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀記者が担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。

    そして、地球史の地質時代名に「チバニアン」が正式決定したニュースを取り上げました。実際に一美キャスターも見に行ったことがあるそうで、今後観光名所としてもじわじわと盛り上がりを見せそうです。



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    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「保険ぎらい」。

    PHP新書から新しくでた荻原さんのご本「保険ぎらい」。かんぽ問題を受けて書いた本で、書いた理由として「保険を売られる側も保険をよく知らないのではないか」とい思いからだそう。そこで発売されたこのご本、なんと「保険用語を使わない保険の本」なんだとか! 保険のことを知りたくて調べても保険用語が理解するのに壁を作っていると感じたそうで、難しい言葉を使わずにわかりやすく保険について説明をしています。

    保険とは、同じ年齢、性別でグループを作り、その中で亡くなったり、病気になった方だけがもらえることができる制度。保証はたった2つで、通院か死亡かでお金が出るということ。たくさんある保険の中でどれに入るかは、まずは国の公的保証を調べた上で、それ以外で自分が必要だと思うものを補えばいいそうです。また、見積もりはタダなので、全部見てからでも大丈夫とアドバイスしてくれました。



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    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。

    取り上げたのは、「日本スポーツ賞の授賞式」です。1年の中で、日本スポーツ界で最も活躍した選手、団体を表彰するもので、2019年のグランプリはラグビー日本代表が選ばれました。特別賞には、競歩の鈴木雄介選手や、バドミントンの桃田賢斗選手。奨励賞には、ゴルフの渋谷日向子選手が選ばれました。

    スケジュールの都合で参加できなかった選手もいましたが、今日行われた表彰式に出席した受賞者の喜びの声をお送りしました。



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    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    いよいよ7月から始まる東京オリンピックに向け、五輪マークのモニュメントが今日、お台場海浜公園内の水上に設置されました。とても存在感あるモニュメントでお台場の新たなスポットになりそうです。

    取材した岡田紀子記者からは、5つの輪は5大陸を表していて・・・といったシンボルマークについておさらい。観光客は早速写真撮影をしていて、熊本から来ていた学生は「遠かったからあまり実感なかったけど、(モニュメントを見て)ここでやるんだなと感じた」といった感想を聞くことができました。



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    今日の『世の中SAKIDORI』は、ビジネスサキドリ。

    各界のトップが集う銀座のサロン「サロン・ド・慎太郎」のママ、矢部慎太郎さんにお越し頂き、一流のお客様から学んだ「生きるヒント」がつまったご本『慎太郎ママの「毎日の幸せ探し」』についてお話を伺いました。

    お店に来てくださる方の共通点を伺うと「優しい、明るい、人生を楽しんでいる」。また、慎太郎ママは「頑張る」というのが苦手で、似た言葉で「励みます」という言葉を使っているなど言葉遣いのお話も興味深かったです。

    また、スタッフに徹底的にたたき込んでいるのが「感謝の気持ち」。最初は思っていなくても言えることが大切で、言っているうちに気持ちが入ってくるというのが慎太郎ママの考え方。「地獄はひとりで見るから美しい。不幸は飲み込む」といった名言も飛び出す1冊、ぜひ読んでみてください。



    【今日の1曲】いのちの歌 / 竹内まりや



    今週もお聞き頂き、ありがとうございました!

  • こんにちは!

    西川あやのです!

    今日は、
    発生から25年となる阪神淡路大震災
    歌で震災を伝え続ける先生にお話を伺ったり、
    都内で行われる「1.17のつどい」の会場の様子などお伝えしました。
    他にも、
    チバニアン
    日本スポーツ賞
    オリンピックのモニュメントがお目見え
    などについてサキドリしました。

    荻原さんの語り下ろしたオピニオンは、
    「保険ぎらい」

    ビジネスサキドリは、一美が訊く!
    銀座のパワースポット・慎太郎ママをお迎えしました。

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