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10月2日 ゲスト:湯本博文さん


テーマ『“学研のエジソン”湯本博文の
         昔懐かし~い理科学実験講座!』
        
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ゲストは、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社後、
学年別科学雑誌「○年の科学」シリーズの企画・編集に携わり、
独創的・画期的な“付録”を次々と開発――
これまでに企画や開発を手掛けた付録教材は数百点にのぼる
“学研のエジソン”湯本博文さん。

 スタジオは様々な実験道具が運び込まれ・・・
 科学実験室に早変わり!
 
 陽の目を見なかった幻の付録――
 ボツになった、そのワケは・・・?
 
 また、生放送中の実験は・・・
 まさかの失敗あり、大成功あり・・・
 興奮とノスタルジーに包まれて
 小学生時代にタイムスリップ――。


 

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失敗あり、成功あり・・・懐かしの付録
 
ピーク時には2誌合計670万部を発行――
小学生の3人に一人が購読していた「科学」と「学習」。
 
この日は、湯本博文さん自身が小学6年生の頃――
1965年の「6年生の科学」の付録を持参していただきました。
 
  アルコールランプの試験管セット(アルコールランプは紛失)
 
  3才上のお姉さんの理科の教科書を見て
  “電気分解”の実験をした――という湯本さん。
 
  
 
  生放送中のスタジオで、実験を再現していただきました。
 
  ⇒ ⇒ ⇒  試験管の先端に水素がたまり・・・
 
    ⇒ ⇒ ⇒  湯本 「あれ?!」
 
  ヒュッがつくはずでしたが・・・失敗――★★★
 
    湯本 「いろんなことが起こるのが実験なんです」
 
  水レンズ
 
 
 
  湯本 「水レンズが付録についた時も、とっても嬉しくて・・・
       見かけは透明なただのプラスチックケース――。
       これを水の中で合わせると・・・」

 
  石川 「目が大きくなった!!」
 
  スーパー映写機
 
  1990年、湯本さんが、編集長に就任後、最初に手掛けられた付録――。
 
 
 
  白いTシャツを着た自分自身が“スクリーン”となって
  人体の内臓・骨を映し出される・・・!!
 
  湯本 「遊びながら、体の秘密がわかるんです」
 
  ここで弘兼さんが気になったポイントは・・・原価
 
    湯本 「商品としては900円――。
         正直言って、本誌よりも付録の方がお金がかかっていました」

 
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失敗作
 
「失敗作の方が多いんです」(湯本)
 
  月に一度の会議に向けて新たな付録の準備を進めたものの・・・
  “ボツ”となってしまった幻の付録をお持ちいただきました。
 
  色水とんかち
 
   
 
 ・中には「すりこぎ・すり鉢」
 ・そこに「朝顔の花びら と 水」をセット
 ・叩くと、内側のすりこぎが回転
 ・花びらを絞り出し、色水を作る
 ・さかさまにすると、
  フェルト部分が色水が染みてペンに
 ・その後、お酢や石鹸を塗ると
  酸アルカリ反応で色が変化

 しかし・・・『色水を作るのに、なんでとんかちじゃないといけないんだ?』
        『とんかちは叩くものだから、ケガをする』
       『高級なテーブルを傷つける』――と指摘され・・・ボツに。
 
  生きている 昆虫図鑑(3ページ)
 
  
 
 ・1ページ目:巣
  砂が入ったページにアリを入れ、
  アリの巣工事の様子を観察
 ・2ページめ:迷路
  “相手=アリの身になって考える”ため・・・
  働いた後は、迷路で頭の訓練をしてもらう
 ・3ページ目:アスレチックジム
  頭を使った後は、体も使って、バランスを――。

 しかし・・・『なんでアリにアスレチックジムが必要なの?』
 ――の声の前に・・・ボツ。
 
  弘兼 「アリにとっては、いい迷惑かもしれない(笑)」
  石川 「楽しそうじゃないですか。高級マンションみたいですよね」
 
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板橋区立教育科学館
 
番組後半では、学研教育出版が板橋区から運営を委託され、
湯本博文さんが“名誉館長”を務める
『板橋区立教育科学館』(東京・板橋区)から
番組初登場、文化放送・石田絵里奈アナウンサーがリポート!
 
  科学指導員・丸岡陽子さんに
  数多くのプログラム・展示の中から“オススメ”を一部ご紹介いただきました。
 
 プラネタリウム
 
  一般投影(有料)/星空散歩(無料)/子供向け投影(無料)などのほか
  月に一度、テーマを決めて詳しく解説する『特別投影』(無料)
  夜、実際に板橋の星空を観察する『星を見る会』(無料)などが人気。
 
 大きな竹トンボ
 
  石田 「50~60センチのプロペラの大きな竹トンボがあります。
       ハンドルを回すと、重りが上がっていき・・・
       すごい!竹トンボが2メートルの高さに飛びました!!」

 
  丸岡 「竹トンボの下に滑車と重りがついていて、
       重りが上に上がって、下に落ちるエネルギーを
       飛ぶエネルギーに変えているんです」

  ※詳しくはこちらをご覧ください。(学研科学創造研究所のサイトにジャンプします)
 
 水道管で作ったパイプオルガン
 
  同じ太さで、長さの違う水道管が9本並び、
  端はL字型に曲がって上を向いています。
  そこをスリッパで叩くと・・・
  パイプの長さによって、異なる音色を奏でます。
  (長いパイプ=低いド)→ (短いパイプ=高いド)
 
    ここで石田アナウンサーが文化放送のステーションソング
    “QRソング”の演奏にチャレンジ!
 
  演奏中、スタジオからは失笑が漏れますが、サビ部分を完奏。
 
  弘兼 「この曲を知ってる人は『そうだな』とわかりますが
       初めて聴く人は、なんだかわからなかったでしょう(苦笑)」

 
 ふしぎな部屋
 
  子供たちに大人気のコーナーがナナメに作られた「ふしぎな部屋」。
 
  まっすぐ立っているつもりでも・・・・・・アレレ?!?!
 
    三半規管=耳から受けた情報と、
    目で見た情報の“食い違う”ことで脳が混乱を起こします。
 
  石田 「真っすぐ歩けない状態なんですけど・・・
       違う重力が掛かっているような感じがします」

 
  丸岡 「床がナナメになっているだけではなくて
       その周りの壁、窓、柱などもナナメになっているのがポイントです」

 
  ※「パイプオルガン」「ふしぎな部屋」について詳しくはこちら
 
  板橋区立教育科学館 板橋区常盤台4-14-1 / TEL:03-3559-6561
 
  開館時間:午前9時~午後4時30分(夏休み期間は午後5時まで)
  展示室利用時間 平日:午後1時~午後4時30分
          休日:午前9時~午後4時30分(夏休み期間は午後5時まで)
  休館日:月曜日(祝日にあたる場合は、その翌日)※学校休業期間は除く
      年末年始(12月29日~1月3日)※その他、臨時休館日有り
 
  入館料:無料(一部有料プログラムも有り)
 
  交通:東武東上線上板橋駅北口下車 徒歩5分
  ウェブサイト:こちら
 
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エジソン式コップ蓄音器
 
大人向け学習雑誌『大人の科学マガジン』で取り上げ、大評判になった科学キットが
「エジソン式コップ蓄音器」――。
 
底の方に木綿針を貼り付けた紙コップ――。
このコップに向かって喋ると、針が震える――。
セットされた透明のスチロールコップが回転――。
振動が伝わると・・・自分の声が録音される――というもの。
 
  弘兼 「これで本当に音が出るんですか?!」
 
  湯本さんは説明をしながら、その場で実験!
 


 
  湯本(コップに向かって)これから録音の実験をします。
       ♪ ポッポッポ 鳩ポッポ ~ 
        みんなで仲良く食べにこい ♪
・・・以上」

 
  声による振動で、回転するスチロールコップに“溝”が刻まれ、
  巻き戻し・・・溝に針を走らせて再生すると・・・
 
    ・・・見事成功!!
 
  湯本 「コップに傷がついて、ここに私の声が入ったわけです」
 
  弘兼 「これは子供は喜ぶでしょうね!」
 
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おまけ
 
今年5月に発行された『永久保存版 ふろく百科 もう一度見たい!科学と学習』では
1965年~1994年の“学年別人気付録”や“歴代人気付録”ベスト10などを特集。
 
 石川真紀ぴょん
 放送前夜、その付録――
 暗闇で光る“人体の骨格モデル”を作成。
 
 石川 「楽しいんです、これ♪
      子供の頃から作るの大好きで・・・♪♪」

 
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お送りした曲目
 
大学祝典序曲 / バイエルン放送交響楽団
  (弘兼セレクション)
誰もいない海 / 越路吹雪
  (弘兼セレクション)
僕の先生はフィーバー / 原田潤
 
揺れるまなざし / 小椋佳
  (湯本博文さんのリクエスト)
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(映画『メリー・ポピンズ』から)
  (RN・モモタンさんが初めて買ったレコード)
シング / カーペンターズ
 
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湯本博文さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。

2010年10月02日