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6月9日 石川真紀 放送後記

◆ゲスト:佐藤利明さんの回◆
 
文化放送では、
『みんなの寅さん』(平日朝8時13分頃~放送)でおなじみの
佐藤さんですが、 
2歳半の頃にお母さまとお出かけになったという
加山雄三さんの映画に始まり、
植木 等さんに心酔された半生そのものを含めて、
娯楽映画=‘みんなで楽しめる映画’ 全般を愛し、
追体験できる幸せを伝授してくださっています。
 
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佐藤さんと、以前、
寅さん関連のイベントや特別番組でご一緒した際、
私にとっての寅さん体験をお話ししたところ、
マドンナのお名前をヒントに、
「何作目の○○というサブタイトルの作品」と、
すぐに仰ったことに驚愕したのはもちろん、
父とお正月映画を鑑賞していた当時、
まだ幼かった私には、
登場人物や筋書きがよく理解できず、
それでいて思い出には深く刻まれているという、
そういった個人的な思いを含めて
受け止めてくださったことが印象的でした。
 
娯楽映画とは、つまり、
誰もが自分の思い、半生と照らし合わせ、
鑑賞し、記憶し続けられる作品であることを、
佐藤さんは
一番に伝えてくださっているのだと思います。
 
弘兼さん、佐藤さん、
それぞれとお仕事をご一緒している時には、
お2人の風貌がソックリ過ぎて気づきませんでしたが、
佐藤さんにはあるアゴヒゲが、
弘兼さんは蓄えられていないんですね。
その点は省いても、
お2人、鏡を合わせたようによく似ていらっしゃいます。
 
娯楽映画談議、シリーズ第2弾も、
どうぞお楽しみに!
 
 
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2012年06月09日