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ちょっと足をのばして 【2012年10月20日】

BSN 新潟放送から
 
『かきのもと』
 
新潟では全国でも珍しく、
古くから菊を食べる習慣があり、
さまざまな菊が栽培されています。
 
その中でも長年親しまれているのが
キレイな紫色が特徴の「かきのもと」です。
 
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延命楽という名前の菊ですが、
新潟では「かきのもと」と呼ぶのがスタンダード。
 
諸説あるそうですが、
垣根の根元に植えてあるから
「かきのもと」と呼ばれるようになったと言われています。
 
食用菊は鑑賞用の菊と違い、
甘みがありほのかな苦みが特徴です。
軽く茹でて三杯酢などで食べる家が多く、
シャキッシャキッとした歯触りで
新潟では秋の味覚の一つです。
 
食用菊と言っても花なので、とてもデリケート。
少し擦れただけでも花びらの色が変わってしまいます。
一株から300花できるという かきのもとの収穫は
ひと花ずつ手作業で行い、苦労も多いということでした。
 
今年は少し遅れているということでしたが、
畑一面が紫色に染まるのが待ち遠しいです。
 
(BSN新潟放送 海津ゆうこのさたばな パーソナリティー 海津ゆうこ



SBC 信越放送から
 
『小屋閉め始まりました』
 
13日(土)日帰りで白馬の
八方池から唐松岳(2696M)へ登ってきました。
 
山頂付近はすでに冬景色。
雪と氷の世界が始まっていました。
北アルプスの山小屋もそろそろ小屋閉め。
およそ半年の休息に入ります。
 
そんな山脈を仰ぎ見る松本で
コスモスが満開の畑がありました。
 
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今シーズンの山行を想いだしながら
山を眺めます。
 
(SBCラジオYOUスタ深志3丁目パーソナリティー 山本広子


YBS 山梨放送から
 
『諸国万物雑貨店 オリゾンチス』
 
オリゾンチスとは、ポルトガル語で地平線を意味します。
 
店名には、遠く彼方の地平線を眺めるように、
このお店であたらしい自分をみつけてほしいという、
オーナーの願いが込められています。
 
お店に一歩足を踏み入れると、
そこからは空想旅行のはじまりです。
民族衣装やメキシカンアクセサリー、
スザニというウズベキスタンの刺繍布など...
 
世界のあらゆる雑貨が集められていて、
何を手にとってもワクワクしながら遠く
知らない国へと思いを馳せてしまいます。
 
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まるでおもちゃ箱の中にいるような、
カラフルでポップなこちらのお店のオーナーは、
元教職員の60代男性。
 
銀髪にシワひとつないスーツを着こなしつつ、
思わずこちらも笑みのこぼれる
和やかな笑顔で迎え入れてくれます。
 
民族学に特に興味を持っていたオーナーは
博物館めぐりが大好きで、
ミュージアムショップのような雑貨店を
開きたいと思っていました。
 
ちょうどその頃、
幼い頃から馴染みのあった山梨県甲府市で、
甲府商店街の活性化を目指す、
合同会社まちづくり甲府の
「チャレンジショップ」という事業を知り、
先月22日にお店をオープンしました。
 
甲府商店街の小さな通りで、あたらしい世界に出逢えるかも。
 
オリゾンチス
 
■住所:山梨県甲府市丸ノ内1-14-14
■営業時間:10:00~17:30頃まで(不定休)
■電話:080-7006-5657
 
(山梨放送 スコーパーキャスター 横川紘子

2012年10月20日