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  • 第874回:初の熱中症警戒アラート!

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』は、東京、千葉、茨城に初の熱中症警戒アラート発令というニュース。

    きょうの都心は午前中から35.4度と猛暑日を記録したこともあり、熱中症に厳重に注意するためのアラートが出されました。気象予報士の伊藤佳子記者に熱中症警戒アラートについて伺うと、従来の気温のみならず、湿度や輻射熱も取り入れた新しい指数で、来年から全国運用すべく気象庁と環境省が共同で発表したものです。気温が低くても湿度が高いと熱中症になるリスクがあり、注意が必要です。

    今回、初のアラートが発令されたということで、気象庁は、炎天下での不要不急の外出の避け、外で作業する場合は短時間で終えるよう要請。また、今年の夏の必需品であるマスクは2メートルの距離が取れるなら外すことが大切と予防法を発信しています。


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    そして、細木美知代記者は、きょう児童7人の熱中症が確認された足立小学校を取材。

    当時、体育でリレーの最中だったそうで、足立小学校の校長は「警戒アラートを知っていたが、生徒たちには水筒を持ってきてもらって自由に飲むことを許可していた。またマスクを外すなど対策は取っていたが・・・」と状況を振り返りつつ反省しました。


    また、この時期、大変なのが「コロナ症状と熱中症の症状が似ていること」です。

    落合駅前クリニックの安藤策郎先生によると、「発熱、頭痛、倦怠感はどちらも変わらない。来院した場合、最初はどちらかわからないので他の患者さんと濃厚接触にならないよう受付を分けるなどして対応している」と説明しました。夏本番、医療現場でのWチェックの体制は続きそうです。



    今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、「コロナ禍のお盆休み始まる。帰省すべきか、せざるべきか」。

    政府の分科会がきょう開かれ、前回感染拡大の段階を4つのステージに分類するところまで行われていたため、その続きから議論は始まり、医療の逼迫具合、新規感染者数、陽性率などから具体的な内容が話し合われました。

    そして、帰省する人を受け入れる側、地方の医療機関はどうとらえているのか静岡県浜松市にある浜松医療センターの矢野邦夫さんにお話を伺いました。

    コロナ帰省については「クラスターは発生するのではと準備をしている」とある程度覚悟をしているそう。また、Go To トラベルでの旅行と帰省は危険性は全く異なるそうで、旅行はしっかりと対策が取られているが、帰省は寝食を共に過ごす時間が長いためクラスターが起こりやすいといいます。

    どうしても帰省をしなければならない方は、実家に高齢者の方がいる場合は距離をあける、マスクをつけるなど感染リスクをさげる行動をとってほしいということです。



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    鈴木純子キャスターが報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』。

    きょう取り上げたのは「アメリカ、すべての海外渡航の中止勧告を解除」というニュース。

    アメリカが今年3月に出していた海外渡航禁止の勧告を解除しました。しかし、国ごとに4段階で状況を表示されていて、日本は2番目に厳しい【再検討を求める】に分類されています。

    アメリカに住む日本人は、「解除はされたが日本に帰る気持ちにはなれない」といい、理由を聞くと「旦那はアメリカ企業で働き、子どもたちは9月から新学期が始まる。今帰ったとしても戻れなくなってしまったら困る」と今後を慎重に見極めている様子でした。



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    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『今日のオピニオン』。

    テーマは「郵便局はあぶない」。

    SB新書から出た荻原さんの新刊「郵便局はあぶない」から、紹介してくれました。

    最近、郵便局では、保険を解約して戻ってくるお金で投資信託を買わせ、その配当金で新たな保険に入って保険料を支払わせるという方法を紹介しているそう。

    一見、損はないような気がしますが、投資信託の運用が悪かった場合、投資信託で預けたお金が減り、最悪保険料も支払えなくなるという悪循環になることもあるんだとか! 他にも様々な郵便局のあぶないところをわかりやすく紹介しているご本です。ぜひご覧ください。



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    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、斉藤一美キャスターがここまでに入っているスポーツニュースを紹介。

    ● エンゼルス・大谷翔平選手、今シーズン3本目のホームラン。

    ●王貞治さんも指導し、中央大学の監督を長く務めた宮井勝成さん死去。



    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    午後4時から政府の分科会が開いた記者会見の模様を山本カオリ記者が伝えてくれました。

    ナマチュウでもお伝えした通り、感染拡大の状況をステージ4に分け緊急事態宣言などを出す指標を示しました。現在、全国のほとんどがステージ1で東京と愛知は2という状況です。分科会の尾身会長は「常に最悪の事態を見ながら、次に移行したとき早めに感知し、先手を取ることが大切。新規感染者を減らすために指標を見て何をすればいいのか自治体ごとに対策を講じてほしい」と話しました。



    今日の『世の中SAKIDORI』は、精神科医で映画監督の和田秀樹さんによる「週刊ワダヒデキ」。

    テーマは「コロナは恥ずかしい病気じゃない」。

    特に夜の街関連での新規感染が多いという報道があってから「コロナにかかる人は予防もせずに遊んでいる人だ」という悪い印象がついてしまったという和田さん。そのため、「コロナになったら恥ずかしい」という印象を持っている方が少なからずいるといいます。

    過去にはHIVの感染者も謂れのない差別や偏見を受け、適切な検査や治療を受けられなかった事実がありましたが、徐々に正しい知識が浸透したことで減っていきました。現在のコロナもまさにそれで、予防してもかかってしまう病気であることをしっかりと報道することで感染者への誹謗中傷が減るのではお話してくれました。体調がおかしいと思ったら堂々と検査を受けてほしいと伝えました。

    週刊ワダヒデでは、和田さんへの相談をお待ちしてます。件名に「ワダヒデキ」と書いて「sakidori@joqr.net」までお願いします。



    【今日の一曲】 ハネウマライダー / ポルノグラフィティ

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