斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第1110回:災害から身を守るには

    熱海市、伊豆山地区で起きた土石流災害。

    『ニュースサキドリ』では、避難者を受け入れている熱海市の ホテルニューアカオ 広報担当の設楽昌平さんにお話を伺いました。

    ホテルの方は被害なし。土石流の発生した当時を振り返り、体感的には豪雨と言うよりは長い時間、降り続けていたと感じたそうです。

    避難されている皆さんのため、普段の環境とは違うので、なるべくストレスがたまらないように心配りをされているとのこと。新型コロナウイルスの感染対策についても、お布団の配置など十分に考慮。食事も、ホテルの中で1番広いダンスホールにお食事会場を設定して対面にならないよう工夫されていることなどお話していただきました。

    がれき撤去.jpg

    16時台『後半』

    避難指示は適切だったのか?どうすればこうした災害から身を守ることが出来るのか?

    お話を伺ったのは、国士館大学 防災・救急救助総合研究所 教授の山﨑登さん。

    高齢者等避難にとどめた熱海市の対応は、ずっと長雨は続いていたけれど、激しい雨は降っていなかったという非常に判断の難しい天候だったことを挙げた上で、それでも1日と2日の雨で、一か月分を超える雨量だったことなど、色々な判断材料はあったと思うともコメント。

    危険区域が60万か所以上ある日本。私たちが災害から身を守るためには・・・・

    ・ハザードマップを見て、自分の住んでいる場所のリスクを知る。
    ・災害の時だけでなく、「こういう情報が出たら、うちの町ではこうしてください』という自治体の普段からの周知。
    ・長期に及ぶことではあるが、少子化と高齢化の進む世の中だからこそ、出来るだけ安全な街づくりを心掛けてほしい。

    新岡さん20210706.JPG

    『SAKIDORIニュースパレード』

    報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。

    国際ジャーナリスト・小西克哉さんの『今日のオピニオン』

    テーマは「中国共産党の歴史認識。小西はこう斬る!」

    中国共産党創立100周年式典が7月1日に行われました。
    習近平国家主席の1時間に及ぶ演説の内容で、100年というのをどう見ているのかに注目した小西さん。

    「まず、中国の民をいかに豊かにしてきたかについて、これは確かにそうだけれど、全てを共産党がやったんじゃない。日本が何十兆円も寄付してる。自分たちだけで飢餓から救ったっていう驕りはあり得ない。そして、もう1つ。たくさんの人を殺してきたこと、多くの犠牲者を出した血塗られた歴史をカット!アンタら、ちゃんと歴史認識しなさい!と言いたい。この演説はナショナリズム。まったく共産主義と相いれないことから動いているということが言える。自分の国の正しい歴史認識が出来ていない国は、いつ手のひら返すか分からん!」と語り下ろし。

    小西さん20210706.JPG

    もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』

    西日本豪雨は、最初の大雨特別警報が発令されてから、今日で3年になりました。
    被災地の一つ、岡山県倉敷市真備町で、浸水した直後から被災者の支援活動を続けている、NPO法人災害支援団ゴリラの代表・茅野匠さんにお話を伺いました。

    茅野さんは当時、真備町の浸水を知り、すぐにカヤックを車に積み込んで駆けつけ、救出作業を行いました。さらにその後、避難所の食事を見て、友人たちと協力して炊き出しを開始。「避難所の食事は、自分だったら何日かで飽きるだろうと思うような内容だった。栄養が偏るし、気持ちもイライラしてきてしまう。」と、『食』の大事さを強く感じたと言います。

    先週土曜日には西日本豪雨災害を受けての"最後"の追悼祭が行われましたが、なぜ"最後"なのかも伺うと、「皆さんからの募金、クラウドファンディングなどで集めたお金で活動をしてきた。お金がないから続けることが出来ない。」と、国からの助成金や補助に対する茅野さんのお考えも語ってくださいました。

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    素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』

    東京オリンピックの開幕まで、あと17日になりました。
    埼玉県では今日から木曜日まで聖火リレーが行われます。

    埼玉聖火リレー(浜辺美波さん).jpg

    そして、東京都内では今日このあと、日本選手団の結団式と壮行会が開かれるということです。オンラインで生配信も行われます。
    聖火リレーのスケジュール、国立競技場付近の現在の様子など、西村志野記者に詳しくまとめてもらいました。

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    【今日の1曲】 Sofa / Le Couple

  • お電話:障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者 荒木美晴さん

    今日お電話を繋いだのは、障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者の荒木美晴さん。東京パラリンピックの日本選手団主将に選ばれた車いすテニスの国枝慎吾さんを、荒木さんは長く取材されているとのことで、そのすごさを語っていただきました。

    1984年生まれの37歳。9歳の時に脊髄腫瘍を発症し車いす生活になり、母の勧めで車いすテニスを始めたという国枝さんですが、パラリンピックはなんと今回の東京で5大会連続出場!
    アテネ大会では斎田悟司選手とペアを組みダブルスで金メダル。北京ではシングルスで金、ダブルスで銅。ロンドンではシングルスで金。リオデジャネイロではダブルスで銅。2009年、プロに転向し、グランドスラム優勝45回(シングルス24回、ダブルス21回)、年間グランドスラム5回。シングルス107連勝等の数々の記録をお持ちです。

    過去に2度、右ひじの手術をし、リオ大会時には調子が戻らず、2017年からひじに負担のかからないフォームへと移行。翌年最初のグランドスラムで見事返り咲きました。

    サーブ、ストローク、メンタルすべてが素晴らしく、なかでも車いすの操作「チェアワーク」とバックハンドのトップスピンは特筆すべき武器だとか!とてもきわどい場所に打たれたボールも、その俊敏さで打ち返してしまうプレーは圧巻!

    東京パラリンピックでの国枝さんの活躍も期待ですね。

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