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7月10日 弦 哲也さんの名言

歌作りのテーマ

 歌作りをするときに
 “作家”側にいるよりも
 “歌手”側にいたい――と思うし、
 歌手の想いを、少しでも感じとりたい――
 という気持ちが自分の中ですごくあります。

  “等身大”という言葉が
  好きなんです。
  10代は10代の体から
  メッセージする言葉だったり、声だったり・・・
  20代、30代…50代と、
  歳を重ねるごとに、その時の、その歳の
  “声”であったりするほうがいいと思うんです。

  “団塊の世代”の魅力は
  70代の人にも、30代の人にもない・・・。
  そういう魅力を発見したいです。
  10代の歌手、30代の歌手、
  いろんな歌手がいる・・・。
  そういう“等身大の魅力”を
  少しでも発見できたらいいな――というものを
  歌づくりの中で
  常に“テーマ”にしている気がするんです。

住んでみたい街は?

  (きょうの1曲目)『北の旅人』を歌ってくださった
  石原裕次郎さんが少年時代を過ごした
  小樽ですね。

  弘兼 「お寿司がおいしいですよね!」

  (小樽の)寿司屋さんはうまいですよね。

    あと (東京)北区のアンバサダーに任命されています。
    出身は千葉の銚子ですけど、
    長く住んでいて、
    北区はとてもいいところですから、
    皆さん、住んでください(笑)

 

弦 哲也さんの好きな言葉

    『唱門来福』

 

 普通「招門」は「招く」ですけど
 これは「唱う」――
 「唱う門には福来る」です。

  夢を語ったり、
  昔の思い出をどんなに丁寧に語るよりも
  一曲の歌の方が「そうだね!」
  わかってもらえると思うんです。

  そして“出会い”がある――。
  歌うことによって
  いろんな“出会い”が生まれるというのが
  一番うれしいですよね。

石川 「作り手さんと歌い手さんの出会いと、
     そこにまた聴き手のかたが加わる“出会い”がありますよね」


 

団塊ホームルーム ~ ゲスト・クエスチョン

  ~ 弦 哲也さんへの10 Questions ~

Q.昨夜の睡眠時間は?

A.8時間
   だいたい夜10時くらいには寝ちゃいます。翌朝4時、5時に起きてます。


Q.今朝の朝食のメニューは?

A.オムライス
   昨日の(奥様の作った)夕飯のご飯が、
   水加減を間違えてかたかったんです。
   オムライスにすれば
   かたいのがわからないだろうと…(笑)


Q.気になっているニュースは?

A.天気予報
   ゴルフが大好きなので、晴れの日にゴルフをやりたいな、と。


Q.今、気になる人は誰?

A.政治家

Q.子供の頃のニックネームは?

A.坊っちゃん
   周囲が皆、坊主頭の中学時代、坊っちゃん刈りだったから。


Q.初恋の人のイニシャルは?

A.いやぁ、もう忘れたからパスです

Q.晴れ男?雨男?

A.どっちかというと晴れ男

Q.チャームポイントは?

A.ないなぁ…パスでしょう(笑)

Q.無人島に“一つ”持っていくなら何?

A.ギター
   音がある方が落ち着きますもんね。(弦が切れたら)叩く(笑)


Q.今まで食べたもので死ぬほど おいしかったものは?

A.アスパラガス
   缶詰の白いアスパラです。昔、中学2年生の時、東京に出てきて食べた
   “野菜サラダ”に、白いアスパラがあって「なんて うまいんだろうな」という…。
   今でもうちの冷蔵庫には必ずあります。


 弘兼 「分析しました。“照れ屋で意外と真面目”」


演歌は日本の伝統音楽

 演歌は今“北風”が吹いている時代なんですけど、
 日本のよき伝統音楽ですから、
 たくさんの人に愛していただきたいですね。

弘兼 「若い人に歌ってほしいですね」

石川 「歌っているご本人の“世界”と、
     聴いている側の“物語”が
     融合するのが
     『演歌』の世界という感じがします」


弘兼 「特に、50を過ぎたら好きになるんですよ、演歌が。
     本当に沁みます」

2010年07月10日