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11月12日 竹下景子さんの名言
■竹下景子さんの好きな言葉
『みんながいて わたしがいる』
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(画像をクリックすると拡大します)
私は合唱が好きで、趣味で合唱団に入っていたこともあったんですけど、
小学校3年生の女の子が
初めて学校で合唱に参加したときに、とても楽しくて
『みんながいて わたしもいる この合唱が楽しかった』という――
でも、この子供が言っているこの ひと言が
実はいろんなシーンに当てはまって
みんながいる中で、それぞれ一人ひとりが素敵にいることができたら
全体も調和の中でより輝く――という
合唱はまさしくそうなんですけど、
でも合唱だけじゃなくて、絵を見てもそういう風に感じる絵がありますし、
それぞれの生き方の指針としても、
これは「忘れたくないな」といつも取り上げているんです。
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弘兼 「このハンコがすごくかわいいですけど」
京都にたまたま行って、お散歩していたら、
シックな暖簾をかけているお店があったので
「ハンコ屋さんだ」と思って中に入ったら、
いろんな見本があって楽しかったので
「『けいこ』で作っていただけますか」って言ったら
「はい、わかりました。では3年後に取りに来てください」って。
実は忙しそうなお店だったんです。
ご主人が一人でデザインも考えて彫ってくださっている――
京都ならではの気骨を感じました。
ていねいに朱肉付きで送ってくださいました。
弘兼 「色がいいですね。オレンジ系じゃなくて紅というか」
赤の濃い…、いい香りもするんです。
■団塊ホームルーム ~ ゲスト・クエスチョン
◆ 竹下景子さんへの10 Questions ◆
Q.ついつい言ってしまう、口癖は、ありますか?
A.『なんだろうな』…というようなことだと思います。
弘兼 「“思い出せない系”ですか」
周りに迷惑をかけてます。
うちの中でも『アレアレ』『ソレソレ』って、夫婦だからいいようなものの…。
Q.「こういう人は苦手だな~」と思うのは、どんな人ですか?
A.「目と目が合わない人」
割合、最近そういうことがあるんです。
コンビニエンスストアで買い物しているときも、目が合わなかったり…。
照れるというのもわかりますけどね。
口ごもる人は目を合わさない、という感じもありますよね。
Q.あの言葉があったから、今の自分がいる。
そんな、忘れられない言葉を、教えてください。
A.『トンネルは必ず抜けるものよ』
Q.もう一度、訪れてみたい場所は、どこですか?
A.「気仙沼」
震災前に一度、番組絡みで行ったんですけど、
山が迫ってすぐのところに街があって、
それを挟んで綺麗な海岸線があって・・・
初冬の美しい景色が目に焼きついて離れなかったんですね。
震災後、初めて、ひと月ほどまえに行ったんですけど、
ずいぶん様変わりをして・・・
でもそこで、皆さんがんばって生活しているわけですよね。
今まで築いてきた生活を“あしたにつなげる”という意味で
みんながそのイメージを持って、歩んでいかなくちゃいけないし、
私たちもそういうところでつながっていければ、
また違う気持ちでいけるのではないか――と
そういう思いで、今申し上げました。
Q.女優さんになっていなかったら、どんな職業を選んでいたと思いますか?
A.想像したことがないですが
「専業主婦にだけはなっていない」と思います。
Q.何か、ジンクスはありますか?
A.必ず・・・あ、「ない」です。
Q.「お袋の味」と聞いて思い浮かべるのは、どんな料理ですか?
A.名古屋では「“十六ささげ”という長いインゲンマメの御浸し」
夏場に採れる25センチくらいある細長い、やわらかいインゲンマメなんです。
特別なものではないんですけど、懐かしいですね。
Q.ご自分の短所は、どんなところだと思いますか?
A.「クヨクヨするところ」でしょうか。
Q.健康で、気を使っていることは、何かありますか?
A.「歩くこと」
Q.健康で、気を使っていることは、何かありますか?
A.カラオケはあまり行きませんが、
最近は『木綿のハンカチーフ』を舞台で歌う必要があったので
一人でカラオケに行きました。
延々、歌い方を変えたりして『木綿のハンカチーフ』を歌ってみたりして
「変な客だな」と思われたと思うんですが…。
■竹下景子さんが初めて買ったレコード
◆くるみ割り人形 (朗読)
もらったレコード盤はあったんですが、家で聴く習慣がなくて、
中学生のときに買ってもらったんですけど…
「何を買おう」と、父親にレコード店に連れて行ってもらって、
父親が選んだのがベートーベンの『悲愴』でした。
父親も困ったんでしょうね。
「とりあえずクラシックなら…」と。
買ってもらった割には、あまり繰り返し聴かなかったですね。
そのあと自分で欲しくて買ったのは
樫山文枝さんの朗読で『くるみ割り人形』でした。
語りが本当に素敵だったので、
「こんな風にお話ができたらいいな」と、そのときは思いました。
弘兼 「私も初めて買ったレコードは、
姉が買ってきたんですけど『くるみ割り人形』でした。
これはクラシックというより、ポピュラーっぽいですね。
チャイコフスキーの曲って、非常にメロディアスですからね。
2011年11月12日