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10月13日 荒俣 宏さんの名言

荒俣 宏さんの好きな言葉
 
    『親切第一』
 
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(画像をクリックすると拡大します)
 
(福助は)
僕の“ラッキーキャラクター”
今、200くらい集めています。
 
江戸時代からある「家内安全」という
ラッキーキャラクターのひとつで
魔除けっぽく、
あるいは“商売繁盛”ですね。
 
それと、このミスマッチの「親切第一」という、
最近、あんまり聞いたことがない言葉です。
 
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荒俣 宏さんから リスナーの皆さんへエール
 
人間tって、実は“成績”をつけられない存在だと思うので、
どんなに自分が落ち込んでも、ガッカリすることはない。
 
『ハリスの旋風』国松のように、
誰かが拾ってくれるんだと思うんですよ、
自力で何とかならないのは。
 
  誰かが拾ってくれることをじっと待つという
  長いスタンスの“長期戦”の覚悟を持てば
  人間、なんとかなるんじゃないかと思うんで…。
 
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私の場合も『帝都物語』が売れたのは
40近かったわけですから、
水木先生ですら、
食えるようになったのは40いくつですからね。
 
  少なくとも40くらいまでは、
  そんな、あきらめるのは早過ぎるという。
 
弘兼 「やなせ(たかし)さんが売れたのは60過ぎてからですからね」
 
そうですよ。
 


団塊ホームルーム ~ ゲスト・クエスチョン
 
  ◆ 荒俣 宏さんへの10 Questions ◆
 
Q.ご自分を動物に例えるとしたら、どんな生き物だと思いますか?
A.「ジンベエザメ」
  巨大だし、ゆったりしてるし、
  そのくせ食べるものは ちっちゃいプランクトンばっかり。
  ごくつまらないことばっかり吸収している――という、
  そのかわり“常に口を開けてるぞ”という感じですかね。
 
Q.食べ物や家事など「実は苦手です」というものは、ありますか?
A.水道で(水と)お湯が一緒になっている(場合で)
  「お湯を出すこと」
 
Q.気分転換に、どんなことをしていますか?
A.「転換する必要がないので、暇な時には別のことをやります」
 
Q.健康面で心がけていることを教えてください。
A.「全く心がけておりません」
 
Q.今、一番欲しい古本は、どなたの、どんな本ですか?
A.僕のお師匠様 平井呈一という人が
  昔、どんな本を描いたか、はっきりわからないので、
  これを探している最中で、
  時々、雑誌に投稿しているのを見つけるのが
  一番好きですね。
 
  小泉八雲の本を訳していた人が平井呈一さん。
  ある日『お化けのことを研究したい』と手紙を書いて
  中学3年で弟子になりまして・・・。
 
Q.子どもの頃、憧れていた職業は何でしたか?
A.「画家」
 
Q.「おふくろの味」と聞いて、すぐに思い浮かべる料理を教えてください。
A.「鮭の缶詰め」
  お店をやっていたんで忙しかったんで、
  『缶詰を開けて食べといで』って言って食べるのが
  一番おいしかった。
 
弘兼 「鮭の缶詰は今でも好きで、
     中骨がコリコリしててたまらない(笑)」

 
  全く同じです。
 
Q.これから、新しくチャレンジしたいことは何ですか?
A.「宇宙旅行」
 
Q.大学で教鞭をとっていらっしゃる荒俣 宏さん。
  学生さんと接していて、一番、驚いたことを教えてください。

A.「夏休み過ぎると妊娠して休みになる生徒がいること」
 
Q.敬愛する 水木しげるさんへ、メッセージをお願いします。
A.「長生きしてください」
 
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荒俣 宏さんが初めて買ったレコード
 
タブー
 
初めて自分のお金で買ったのは
たしか高校1年の、入った途端・・・
ラジオか何かで聴いて
いきなりハマっちゃった曲があってタイトルは
『タブー』。 
 
  ( 曲がかかって )
 
弘兼 「カトちゃんの『ちょっとだけ』――。
     カトちゃんがやったんで
     “スケベ”の代表的な曲になったけど、
     本当はラテンの名曲だったんですよね」

 
レコード屋に行ったんだけど、
ジャンルがわからず、調べてもらって
これは“ラテン音楽”というんです。
ラテンなんですよ。
 
弘兼 「僕らの若い時はラテン音楽大流行ですよ」
 
これを聴いたときは驚きまして、
この何と言うんですかね。
“違和感”というかね。

2012年10月13日