斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • "船旅通勤" の実証実験、開始へ

    こんばんは、竹田です。

    今日は暦の上では一年で最も暑い「大暑の日」ですが、ジメジメと"真夏!"をあまり感じない1日でしたね。
    傘の出番が多い今年ですが、「サキドリ特製 吸水マルチ傘カバー」は、
    傘カバー以外にもポーチにもなったり、マウスパッドにもなったり!!万能!
    皆様からのたくさんのメール、お待ちしております。


    さて、今日のニュースパレードアネックスでは、
    明日から始まる朝の通勤手段として船を活用する社会実験についてお伝えしました。


    東京都は、船を使った通勤を実用化して通勤ラッシュを緩和する手段の1つにしようと、日本橋と晴海地区の間で通勤向けの船を運航する実証実験を行います。

    船の運航は、中央区の晴海地区にある朝潮運河の船着き場から日本橋の船着き場の間で行われ、朝の通勤に利用してもらうため、午前7時半から午前9時まで15分間隔で合わせて14便が運航されます。

    1便当たり40人程度が乗船することができ、片道の所要時間はおよそ30分から40分で、陸路より10~20分多くかかるとしている。
    この実証実験は、今月24日から来月2日まで土日を除く8日間行います。

    利用は無料ですが、予約による先着順で、すでに約1500席分が来ているといいます。


    ちなみに、私が都庁担当だったころ(かなり短かった舛添都政)、水上タクシーの導入を取材しました。
    これも、主に人口増加が著しい豊洲や晴海エリア向けの通勤ラッシュ緩和も目的に導入されたものでしたが、
    思ったより、利用者が増えず、例えば、田町の芝浦地区にも停留所があるのですが、担当者の方が暇そうに立っているのをよく目にしました。
    水上タクシーのように失敗に終わらないと良いのですが...

    でも今回は、選手村の後利用として大型マンションになるため
    晴海地区では今よりも倍の人が居住することになり、この通勤ラッシュ問題は喫緊の課題なのです。

    サキドリでもご紹介した1988年公開の「ワーキングガール」の冒頭シーン。
    メラニー・グリフィス演じる主人公テスがスタテン島からマンハッタンに連絡船に乗って向かうシーンです。

    連絡船に実際に私も乗ってみました!

    ニューヨーク.png
    テスになった気分・・・!


    日本版「ワーキングガール」の実現は、意外にも早くやって来るのかもしれません。

    明日のサブキャスターは、日本のワーキングガールたちがお手本にしたい水谷加奈アナウンサーです!

    お楽しみに〜

  • 由比ヶ浜海水浴場に「バリアフリービーチ」

    後藤知紀記者が、鎌倉の由比ヶ浜海水浴場にバリアフリーのビーチが誕生したと聞いて取材に向かいました。

    このビーチの整備に取り組んだのが、パラサーフィンの世界大会で2連覇している内田一音選手。内田選手に整備方法を伺うと、まずは海の家に沿って木製のボードを敷き詰めます。

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    このボードが800mに渡って続いています。

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    一方、海の家から波打ち際に向かって、「モビマット」という青いマットを敷き、車いすの方でも行けるようになっています。

    モビマットは、フランス軍も使用しているという特殊ゴムを使っているため、車いすでも沈むことがありません! もちろんベビーカーで小さなお子さんが波打ち際に行くこともできます。



    今回、内田選手が整備に取り組んだ背景として、「海外の選手が日本に来れないのは、ビーチが障害者に対応していないから。日本は海外に比べ10年遅れてると選手に言われてしまったこと」と、きっかけをお話してくれました。

    さらに、パラサーフィンの競技人口は国内で10人以下ととてもわずかであることを挙げ、「競技人口を増やすためにはビーチの整備が課題、その先にパラサーフィンの発展がある」と未来を見据えた前向きな言葉を聞くことができました。今回取材した後藤記者も、「大きな一歩を踏み出した由比ヶ浜海水浴場の行動力に敬意を表したい」と語りました。

  • 第601回:ガソリンの規制強化

    気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日は2つのニュースを取り上げました。

    1つ目は、JR目黒駅前の路上で、男性会社員が傘で目の付近を突かれて失明した事件。

    今日、警視庁は殺人未遂で47歳の男を逮捕しました。お互い面識はなく、タクシー待ちをしていた時に起こった今回の事件、トラブルとなった原因などはまだ明らかになっていません。



    2つ目は、京都アニメーションの放火殺人事件を受け、凶器となったガソリンに焦点を当てます。

    これまでもガソリンが使われた放火事件は各地で起こっており、購入や販売には様々な対策が取られて来ましたが、今回の事件を受け、さらにガソリンの購入方法に規制強化を設けるべきと検討が進んでいます。

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    現在は、消防法令により専用の容器を用いれば60リットルまで購入が可能で、販売者は購入者の身元確認や使用理由を聞く義務はありません。しかし、22日に行われた京都市の市議会総務消防委員会で、市消防局予防部長は対策を求めた議員の質問に対し、「購入用途や身分証の確認を考えている」と答えました。



    犯罪心理学に詳しい東京未来大学 こども心理学部長の出口保行さんは、今回の事件を受けた一番の問題点を「ガソリンを使うことでのその威力を示してしまったことだ」と語り、「規制強化は犯罪抑止に繋がると思う」と規制に賛成の意向を示しました。

    また、犯人の行動からは、「計画的なのは明らか。半年、もしくは1年単位でシミュレーションしたのではないか」と分析、一方的な怨恨による犯行ではないかと予想しました。



    今を切り取る『きょうのナマチュウ』は、「イギリスの新しい顔は誰に? 今日にもイギリス新首相が決定」。

    メイ首相に代わって、イギリスを率いていく新しいリーダーを決めるイギリス与党・保守党の党首選が行われています。

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    5回の投票で候補者は2名にまで絞られ、勝ち抜いたボリス・ジョンソン前外相と、ジェレミー・ハント外相の決選投票で次の首相が決まります。決選投票は、イギリス全土の保守党員16万人の郵便投票で決まるそうで、かなりの時間を要します。



    BBCのジャーナリスト、清水健さんにふたりの候補者の人柄や主張を整理してもらいつつ、今の優勢を伺うと「ジョンソン氏」との回答が。その理由に圧倒的な知名度であり、政治コメディー番組に出演していた人気者という立場から、「ジョンソン氏ならEU離脱をやってくれる」という期待を持たれているそうです。

    一体どちらが時期首相となるのか、結果は日本時間23日に夜にも決定します。



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    『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。

    週末27日に土用の丑の日を迎えますが、環境省が公式ツイッターで「食品ロスにならないよう大事に頂きましょう」という旨の内容をツイートしたところ、「絶滅危惧種に指定のされているものをわざわざこの時期に食べる必要があるのか」など批判が相次ぎツイートを削除した話題を取り上げました。



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    俳優の石田純一さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「日米メディアの違いについて」。

    アメリカでは、トランプ大統領とメディアの対立が激化しています。トランプの「メディアは国民の敵」発言に対し、全米350紙以上の新聞社が社説で一斉に「ジャーナリストは敵ではない」と報道の自由を訴え、上院議会でも「メディアは有権者に情報を与え、真実を暴き、権力を監視する役割がある」とし、「メディアは国民の敵ではない」とする決議が満場一致で採択されました。これを受け、「日本の議会でこれができるのだろうか」と投げかけました。

    忖度せずに本来の監視機能を発揮することの大切さを訴えました。



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    今日の『SAKIDORIスポーツ』は、土井悠平アナウンサー。取り上げたのは「バレーボール男子日本代表 西田有志選手」です。

    西田選手は、2000年生まれの19歳。高校在学中にVリーグデビューを飾り、先月行われた様々な国を移動しながら全15試合を戦うネーションズリーグでは最多得点を記録。しかし、西田選手は、「個人賞は意識してなかったが、記録に残ったのは自信になった。今後、ステップアップのために何ができるか考えたい」とストックな回答。

    さらに、チームの目標としては、「技術を高め、メダルに近づけるようにする。自分もメダルを獲れる選手になるため、人生をかけたい」と力強く応えました。日本代表に欠かせない西田選手の今後に注目です!



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    伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。

    東京都が明日から、船を使って中央区・晴海と日本橋の間を通勤してもらう「通勤船」の運航を実証実験します。明日に向けて、今日行われた試し乗りに参加した石森則和記者がその模様をレポートしました。

    乗った船は44人ほどが乗れる小型サイズで、明日からはこれを6隻、午前7時半から9時まで15分間隔で運行します。時間は30~40分で、バスとほぼ同じですが、電車よりは10分ほど時間がかかります。今回の実験で、「まずは体験してもらうことが大切。アンケート調査で実用に向けて検証していきたい」と東京都の池田中さんが語ってくれました。

    大切なのは東京オリンピック後で、選手村が住宅街となった場合のインフラとしてうまく起用できるのかがカギとなりそうです。



    【今日の1曲】 波乗りジョニー  /  桑田佳祐


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