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  • 第672回:東京?札幌?

    今動いているニュースをさまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』
    2020年度の大学入試で民間の英語検定試験を導入する問題。

    この制度の3つの大きな問題「7割の大学が参加(3割の大学は参加しないということ)」、「結果の扱い方がまちまち」、「地域格差や経済格差が反映されてしまう」を清水克彦デスクに詳しく解説してもらいました。
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    何度も受験して結果がいいものを提出できるのかと思いきや、共通ID(10桁のナンバー)が使えるのは2回だけだったり、清水デスク自身も英語検定試験を受けてみて感じたこととして「どのテストが自分に合っているかなんて、何回かやってみなきゃ分からない!」と指摘。
    英語嫌いの古谷さんも、清水デスクの解説を聞けば聞くほど、「なんだそれ!」とヒートアップしていました。
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    そんな中、今日の国会はどうなっているのか、竹田有里記者がレポート。
    野党側は、菅原一秀氏に続く萩生田大臣の辞任を求め、辞任ドミノを狙っている模様です。

    文部科学省に延期の要望書を提出した全国高等学校長協会の会長で都立西高等学校校長の萩原聡さんは、「全国津々浦々の学校で同じように受けられないのは公平性に欠ける。英語検定試験は、受けられる場所・期間・値段などバラバラ。子供たちは何をどう受けたら1番いいのかなかなか落ち着けず余裕もなく、迷わざるを得ない。」と懸念しました。


    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
    東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に移す問題。
    IOCの調整委員会と大会組織委員会、そして東京都などが協議している会場から中継でお伝えしました。
    16時から始まった合同会議会場前には、西村志野記者。札幌移転を「決定事項」としているIOCのジョン・コーツ調整委員長に対し、経緯の説明を求めるとともに、東京での実施を改めて主張する方針だということでした。
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    この"札幌開催案"について、順天堂大学スポーツ健康科学部教授で順天堂大学 女子陸上部の監督も務める鯉川なつえさんは
    「札幌がいいかは別として、これまで具体的な動きがなかったなか、もう一度原点に返って、アスリートが本当にベストを出せるか話し合われたのは一歩前進。私自身が倒れたのは9月の大会だった。予測不可能な天候に今、あーだこーだいうのは時間の無駄。それぞれの目線の意見が全うであるがゆえにまとまらない。アスリートファースト、どういう風に決定するかのプロセスが重要になってくるだろう。」

    旭化成陸上部・顧問、宗茂さんは
    「五時半スタートにして東京開催で十分じゃないかなと思う。それであればだいたい8時までにはゴールする。札幌よりも東京のほうが日本選手には有利だし、熱い国からやってくる選手がいるのに、札幌市の気温の下がり方の方が危ないと思う。それに1番ネックなのは、お金の問題。余分な予算がかかり、人員も必要。」


    街の方々は、この問題をどう考えているのでしょうか?
    街の声を取材した細木美知代記者によると、今日インタビューした方の中で札幌開催に賛成の人はたった一人!
    「東京オリンピックなんだから東京でやるべき」という声や、「オリンピックのチケットが当たらなかったので、マラソンを見るのを楽しみにしていた」などの声も聞かれました。
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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
    今日は「コンビニおでん の販売、中止・縮小の動き広がる」というニュースを取り上げました。
    つゆに長時間浸すおでんは販売できる時間が短く、清掃や補充にも手間がかかり、廃棄費用の大半が店舗負担で利益が出にくく、従業員の人手不足も相まって売る側からは敬遠されているとか。
    ただでさえ大変なのに、ここ数年のバイトテロの影響もあるようで、今後、販売期間を3カ月間だけにするなど短縮したり、個別の注文を受けてから電子レンジで温めて出すという対応にもなっていく見通しです。
    ▼ちなみに真紀さんがおでんで好きな具は「はんぺん」!
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    コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 テーマは「ハロウィーン栄えて 国滅ぶ」
    ここ数年のハロウィーンの様子を見ると心が暗くなるという古谷さん。
    日本の周辺国に目を向けると、若者の政治への関心は非常に高く、韓国では「ろうそく革命」、台湾では「ひまわり学生運動」、香港では「雨傘運動」など、さまざまな活動に力を注いでいるのが分かります。
    一方で、「いい年した大人がお酒を飲んで仮装してワイワイ?ハロウィーンのこと本当に分かってる?そんなの日本しかやってない!恥を知れ!」と喝を入れました。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    担当は槙嶋範彦アナウンサー!
    今日は、来年の選抜やドラフトで話題になりそうな有力選手について、スポーツライターの松倉雄太さんに伺いました。
    ■兵庫 明石商業高校 中森俊介投手
    ■兵庫 明石商業高校 来田涼斗選手
    神奈川 東海大相模高校 西川像祐選手
    ▼古谷さんは、「どうしてそんなに来年の有力選手について詳しいんですか?」と、松倉さんに素朴な疑問をぶつけていました。
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    『ニュースパレードアネックス』
    台風21号と低気圧の影響に伴う先週金曜日の豪雨。
    千葉、 福島両県で死亡した方のうち、半数が避難中に車が水没するなどして亡くなりました。
    石森則和記者が、村田川沿いの道で冠水した路肩に車が突っ込んだ千葉県市原市の男性にインタビューした音声を聴きながら、水害時の車の扱い方について解説。
    道路が冠水するような大雨の日には運転はできるだけ避けたいものです。水たまりは上から見ても深さが分からないのが怖いところで「大丈夫だろう」という油断は禁物!もしも車内に閉じ込められてしまったら、外の水位と中の水位の差が小さくなった時がチャンス。水圧が同じになるとドアが開く可能性が高まるので、最後まであきらめないで。
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    本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』
    「子どもが勉強好きになる褒め方の脳科学」というお話。
    たかよし先生は、褒めるプラスワンのテクニックを提唱中。
    褒めっぱなしにせず、褒めた後に叱る。あるいはそれとなく次への課題を添える。プラスワンは叱る時も使えるとのことで、叱る前に軽く褒めておくのが効果的。褒める時、何故うまく行ったのかを伝えるプラスワンも大事。
    理由を明確にして、子ども自身に考えさせると一生の宝になり、 100点満点だそうです。
    【今日の1曲】 月光 / 鬼束ちひろ

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