斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第796回:スペシャルコメンテーター宮台真司さん

    今週のSAKIDORI!は、スペシャルコメンテーターをお迎えしています。
    火曜レギュラーコメンテーターは国際ジャーナリスト・小西克哉さん、そしてスペシャルコメンテーターに社会学者・東京都立大学教授・宮台真司さんを迎えて、『ニュースパレードアネックス』までたっぷりと語っていただきました。
    スタジオは昨日に引き続き、"ビンちゃん" こと鈴木敏夫デスク。神戸出身の松井佐祐里サブキャスターは今日から仲間入りです!さき20200421 (6).jpg

    ようやく発表された全国民に現金10万円給付、余波を考えた『ニュースオフサイド』
    小西さん「はっきり言ってしょぼすぎ。こんだけ時間がかかるのも、胆力のなさも。」
    宮台さん「まず金額的にしょぼい。困った人に配るのか、ベーシックインカム(最低限所得保障の一種)なのかもはっきりしない。30万を配るって言ったときの目的と、一律10万を配るでは意図が違う。首相官邸は支持率だけ見てる。損得勘定だけだ。」

    総務大臣のご経験もあり、鳥取県知事も務められた早稲田大学大学院教授の片山善博さんは、全国民へ10万円給付について「この国難に何を政府がすべきなのかが伝わってこない対応だ。ころころ値段が変わって、バナナのたたき売りか?
    弱い皆さんに重点的にと言ったかと思ったら、一律10万円・・・あんまりよく考えないで、見栄えよく、かっこよくとやっている印象。
    私は、しわ寄せの多い人に安心してもらう施策のほうが良かったと思う。」と語ってくださいました。
    また、国の補償が行き届かない分は自治体が支えることになりますが、これについても、「国が決めたものをよく分からないで咀嚼できないまま、やらないといけない。職員は混乱すると思う。」と懸念。

    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
    最初の緊急事態宣言から2週間、外出自粛が続く各地の様子を中継でお伝えしました。
    まずは来月6日が期限とされている緊急事態宣言、延長の動きも出てきているようですが、お二人はどのように見ているのか?
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    宮台さん「こんなの5月6日の根拠も材料も説明もない!感染者数が増えてるのが5月6日に止まる?どうして?安倍が自覚しているのであれば、終わりそうにないことを伝えた上で、5月6日にセカンドステージを考えますと言うべき!全くでたらめ!」
    小西さん「おっしゃる通り!みーんな、5月6日に終わるなんて思ってない。明確にバンキシャがこういうことを聞きもしないし、安倍も言わない。日本人はいきなり大きなことをやられると対処できないから、逐次投入的にちびちびちびちび増やしていく手法だ。」

    宮台さん「日本は責任をとらない政治をやってる。ニューヨーク知事のようなことを求めたいけど、安倍には、まぁー、無理!!」
    小西さん「イタリアの外国特派員の方がダメだったら責任とるんですか?って安倍に聞いたら、責任とかの問題じゃないって言っていたよね。あれはずっこけたよ。」・・・・・止まりません。
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    2つの病院で集団感染が判明した大阪の様子をフリーアナウンサーの桐山隆さんに伝えてもらいました。
    大阪みなみの車や人の往来は3割以下。生活必需品の店以外は、のきなみシャッターが下ろされているそうです。パチンコ店やゲームセンターなども閉めています。
    ファストフードはテイクアウトに特化。パン屋など、客足は激減。
    大阪では医療現場で使用するための雨合羽の寄付などの動きも民間で拡大、府民も府や市の独自の動きを評価しているとのことでした。

    西村志野記者は、鎌倉市の海岸沿い・由比ガ浜から、様子をレポート。
    海ではサーフィンをしている人や、子どもたちが砂遊びをしたり、ビーチバレーをしている姿も見られました。
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    県外ナンバーの車も多かったそうです。鎌倉をはじめ、横須賀市・逗子市・葉山町では、海岸部を中心に官民の駐車場の利用制限をと連携しているということでした。
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    今日はレポート音声が途中で途切れてしまい、西村記者、凹んでます・・・・
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    最後に、中野サンモール 商店街振興組合の鳥原栄子さんにもお話を伺いました。
    交通量は4分の1に減り、人がほぼ通らない感じだといいます。97店舗のお店が入っていますが、残念なことに1店は閉店に追いやられ、
    そのほかのお店も休業や時間短縮という対応をしていらっしゃるそうです。
    中でも困っているのは、飲食店の売り上げが激減したことと、物販店が補償対象になっていないことで、補償がされないせいで閉めていたお店も、開けるしかないという状況に陥っているとお話してくださいました。

    『SAKIDORIニュースパレード』
    被災地応援プレゼント、今日は東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県九戸郡野田村。震災で38名の方が亡くなり、村の3分の1の家屋が壊滅的な打撃を受けました。
    野田村観光物産館ぱあぷる 支配人の外舘則男さんにお電話を繋ぎました。
    プレゼントは「野田村特産品詰め合わせセット」を2名様に。
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    スペシャルコメンテーター・宮台真司さんの『今日のオピニオン』は、「日本人と日本政府のダメさが新型コロナであぶり出されたこと」プラス「誰が生き残るか」について。
    これから日本は、長くコロナと共生して行く社会に必ずなることを考えると、バランスを考えながら自分で考えて自分で決断し、仲間に支えられ、仲間に守られ、それ故に仲間を守る、そういう生き方をする人間だけが、個人も家族も地域も自治体も生き残っていける!
    その意味でとても良い機会になっているのだという風に利用しなければ、日本はただ沈むだけで終わってしまうよと語り下ろしてくださいました。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    松井佐祐里サブキャスターが、今日のスポーツニュースを紹介。
    さらにこの時間、自宅待機中の斉藤一美キャスター登場です!
    今日17時55分から、ライオンズに復活した松坂大輔投手の衝撃のデビュー戦を当時の放送内容のままお届けすることになっており、その実況を担当したのが、我らが一美さんということで、当時について語っていただきました。
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    『ニュースパレードアネックス』
    福岡市南区のうなぎ店に、今朝、刃物を持った男が押し入り、3歳と6歳の女の子二人を人質に立てこもりました。男は午後2時半過ぎ、身柄を確保され、女の子も無事でした。
    17時からの『ニュースパレード』でもこの事件についてお伝えしましたが、改めて伊藤佳子記者に概要を伝えてもらいました。
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  • お電話:パラ陸上競技連盟 増田明美 会長

    今日は、日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長にお電話でお話を伺いました。

    新型コロナウイルスの影響はパラ陸上の選手にも大きく、目標とする大会がなくなったことで、気持ちの面で不安を抱える選手が多いそうです。
    なかでも差があるのは、パラリンピック代表に内定している選手と、まだ決まっていない選手。
    これから頑張ろうという選手は頑張りたくても大会がないために、モチベーションを保つことが大変だといいます。

    東京パラリンピックの延期が決まってすぐに、増田さんは東京パラリンピックに内定していたパラ陸上の14人の選手について、「原則、内定を取り消さない」という方針を明らかにされました。
    「ルールに則って内定をした選手なのだから、当たり前のことを早めに言ってあげないと!」と、現場で不安なのは選手だという選手目線での決定。さすがです。

    当初、今年の5月末に埼玉の熊谷で行われる予定だったパラ陸上の日本選手権を、9月5日、6日に行うことが先日発表されました。
    特に免疫力が低かったり、肺の機能が弱かったりするパラの選手たちは、まずは新型コロナウイルスに感染しないで健康でいることが第一にあり、先が見えない中での大会の日程調整は難しい部分もあったそうです。

    増田さんは、パラ陸上の大会でも実況ブースに座って選手のこぼれ話などを披露されています。これが競技場で観戦している人にも好評!
    「私の力の発揮のしどころはそこかな。パラ陸上はまだまだ観客が少ない。もっと観客がいれば、選手たちのテンションも上がるのになぁって思う。だから、"実は猫好き"とかひとこと添えてあげると、見に来てくれた人に選手への興味を持ってもらえるかなと。」
    選手の人柄が分かるちょっとしたひとことで、グッと身近に感じられますよね!
    最後に、東京パラリンピックに期待することとして「パラリンピック後が大事。ファンが増えて欲しいし、障害者スポーツの環境が良くなるということじゃなくて、スポーツ全体のの環境整備が進めばいいなと思う。」と語ってくださいました。
  • はじめまして!

    本日サキドリデビューしました、松井佐祐里です!

    きょうも、一美さんのピンチヒッターとして担当された、
    敏さんこと、鈴木敏夫デスクと一緒に放送をお届けしました。

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    緊張のデビューとなりましたが、無事に終わった瞬間、ホッと笑顔になりました。
    これからどうぞよろしくお願いいたします!

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