斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
facebook
twtter
facebook
twitter

記事一覧

  • 第832回:スペシャルコメンテーターに豊田真由子さんを迎えて

    今日は、水曜コメンテーターの古谷経衡さん&スペシャルコメンテーターに元厚生労働省官僚の豊田真由子さんをお迎えし、さらに新型コロナ感染対策のため、少しの間、特別シフトだった水谷加奈アナウンサーも戻ってのSAKIDORI!でした!

    今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』で取り上げたのは2つです。
    第2次補正予算案、衆議院通過。
    今日の国会の動きについて、文化放送・国会キャップの奥山拓也記者に伝えてもらいました。中小企業などへの「持続化給付金」について、安倍総理大臣は衆議院予算委員会で、野党側から給付の遅れを指摘されたのに対し、速やかな給付に努める考えを示したということです。10兆円の予備費を1.5兆円に減額する組み替え動議案は否決に。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    つづいて、"持続化給付金" 再委託問題について。
    細木美知代記者に、この問題のポイントを整理してもらいました。
    民間団体に約769億円で委託され、さらに電通に約749億円で再委託。この差額の約20億円について、給付金の振込手数料や民間団体の人件費など必要な経費だと説明していますが、野党からは批判の声があがっています。
    sakid20200610 (3).jpg
    元財務省の官僚で、公共経済に詳しい、法政大学の小黒一正教授は、「再委託は禁止されていないが、仕事の内容に見合ったものが20億円なのかどうかが1番の焦点」だとし、「GOTOキャンペーンについても、初めから問題なければ公募を中止する必要はなかったと思う。非常に難しい問題が今回露呈したと言える」と語ってくださいました。

    ▼16時前のひとコマ。話が時間内に収まらなかったことに恐縮しきりの豊田さん。
    saki20200610%2520%25284%2529

    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では2つのニュースにナマで注目しました。
    1つ目は、東京都・小池百合子知事の学歴詐称疑惑、カイロ大学が声明を発表。
    東京都庁から伊藤佳子記者が、今日は見送りとなった都知事選出馬表明と、学歴詐称疑惑をめぐる動きについてレポート。
    小池知事と対立する都議会自民党が、カイロ大卒業の証明を求める決議案を9日に議会に提出していましたが、今日取り下げました。
    sakidori20200610 (1).jpg
    11日に東京アラートを解除するという話を踏まえ、「新型コロナにきちんと対応して、これから明るい東京都を作る」そんなイメージを固めてからの出馬表明だろうとは、ジャーナリストの安積明子さん。
    学歴詐称疑惑でエジプトのカイロ大学が「卒業を証明する」との声明を出したことについては、アラブの社会は私たちには推し量れない部分があり、上層階級は人脈がすごいので、正面切って反するのは避けたのではないかとの見方でした。
    また、現時点での都知事選の顔ぶれについては、小池知事を打ち負かす強い顔はないとバッサリ。
    -------------------------
    2つ目、入国規制の緩和を政府が検討。
    日本政府は、タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国について今月中に入国規制を緩和する方向で調整を始めました。
    現在検討中の緩和策を伝えてくれたのは、西村志野記者。
    sakid20200610 (4).jpg
    入国規制の緩和については、厚生省=現在の厚生労働省の元官僚で、2009年に新型インフルエンザが発生した際には現場で対応した実績がある、豊田真由子さんにお話を伺いました。
    「ずっと規制しているのは難しい。が、海外からのウイルスの再流入が怖い。PCR検査を義務付けても精度は最大7割。水際対策をいくらしても、ある程度はすり抜けてしまうので、諦めて開く。もしくはギリギリまで開けない。これをやったから大丈夫と言うことはない。」ということでした。

    『SAKIDORIニュースパレード』
    今日も報道スポーツセンターから『ニュースパレード』の主な項目を石川真紀キャスターに紹介してもらいました。
    そして、今週は地域応援プレゼント企画も!
    去年の台風19号による久慈川の氾濫で浸水被害に遭い、さらに新型コロナウイルスの影響で観光業を中心に打撃を受けている茨城県大子町。「大子ブルワリー」の綿引賢治社長にお話を伺います。
    プレゼントは「大子ブルワリー・やみぞ森林ビール」を3名様に。
    saki20200610%2520%25281%2529

    スペシャルコメンテーター、元厚生労働省官僚の豊田真由子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
    テーマは「新型コロナと生きる心構え」
    新型コロナウイルスが怖いと相談を受けることが多い豊田さん。「いい意味でこういうものだと思って覚悟をするしかないよ」と伝えているそうです。
    人類の歴史はウイルス・感染症との歴史であり、これだけグローバルに世界が繋がっている現代社会では、ウイルスと諦めて付き合わないといけない部分もあるといいます。
    「かかっている国や人のことを特別視してはいけない。もしかしたら症状が出ないだけで、かかって治っている可能性は誰しもにあって、明日は我が身。自分を守るためには、他人を守り、他者を守ることが大事。恐れるのであれば正しく恐れる。大丈夫。前向きに、覚悟をしながら諦めて、最悪の事態には備えていこう。亡くなった方のことも思いながら、我々は地に足を付けて前向きに生きていこう。」と語ってくださいました。
    saki20200610%2520%25283%2529
    そして、今日は17時の時報前、古谷さんに「伊藤詩織さん、漫画家らを提訴」のニュースについて、一言もの申していただきました。
    sakid20200610 (1).jpg

    『SAKIDORIスポーツ』
    水谷加奈アナウンサーが、「開幕が遅れているメジャーリーグの公式戦、選手会が89試合を実施する新たな開催案を提示」など、今日のスポーツニュースをお伝えしました。
    saki20200610%2520%25282%2529

    『ニュースパレードアネックス』
    東京都で今日、新型コロナウイルスの感染者が新たに18人報告されたことが関係者の取材で分かりました。
    東京都内では、夜の街を中心に、連日感染者が確認されています。
    岡田紀子記者は歌舞伎町へ。
    夜の街のイメージの歌舞伎町ですが、映画を観に来た若者など、この時間も人通りは多かったようです。
    歌舞伎町近辺で働く方々にお話を伺ったところ、検温・アルコール消毒・なるべく人との距離をとるなど対策をしているとのこと。
    「生活があるので、注意を払いながらも仕事はしていかないとならない。」
    「あまり歌舞伎町には近付きたくないけれど、職場への通り道なので・・・」色々な思いがありますよね。
    見回りをした東京都の職員の方は「思った以上に人が多かった。密になる場所へ行く場合には工夫を!一人一人の行動が自分だけでなく大切な人を守ることに繋がる。」と、一層の注意を呼び掛けています。
    sakidori20200610 (2).jpg

    本郷赤門前クリニック院長で医学博士・吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』
    コロナの影響で夏バテ急増!
    予防の秘訣は今話題の「 木村拓哉さんの食生活」というお話をしていただきました。
    夏バテ対策として、朝起きてすぐ運動!スクワット1分でもOKです。
    また、バランスの良い食事をよく噛んで食べましょう。
    夏バテ時についついチョイスしがちな蕎麦や素麺ですが、納豆とわさびを入れるのがオススメ!実はこの食べ方、キムタクも実際にやっている食べ方なんですって。お試しあれ!

    【今日の1曲目】 Time After Time / シンディ・ローパー

CALENDAR

< 2020年6月 >
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
TOPへ
radiko