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  • 第1135回:唯一の被爆国・日本の役目

    昨日は「長崎原爆の日」でした。

    今日の『ニュースサキドリ』では、「唯一の被爆国・日本は、世界に原爆をどう伝えていくのか」と題して、菅総理が広島の式典挨拶で読み飛ばしてしまった「唯一の戦争被爆国」をキーワードに、原爆投下から76年、日本が「原爆について」「核兵器について」これからどのように発信をしていけばいいのか考えました。

    長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で、あいさつする菅首相.jpg

    『前半』では、アメリカ政治がご専門・国際ジャーナリストの春名幹男さんを結び、広島・長崎に投下した原爆や核兵器について、アメリカの政府や世論はどのように認識しているのか、当時のトルーマン大統領の発言や政治的な背景、その後の"原爆投下の公式な理由"、そして今後、投下の正当性はどのように変化するかなど詳しく伺いました。


    16時台『後半』お話を伺ったのは、平和のためのヒロシマ通訳者グループの代表 小倉桂子さんです。

    「世界の人たちに広島・長崎の現実を、正確に伝えて知ってもらって行動して欲しい。3度目の核爆弾の投下はあり得ない!」という思いで、これまで40年以上、世界各国の人々に英語による被爆体験の証言・通訳を行ってこられた小倉さん。

    一方的に「私たち(日本)は被害者だ」ではなく、相手の気持ちを知ること、歴史を知ることが、外国の方に伝わる第一歩。

    小倉さんの元に訪れた世界各地の方々からの質問は、その国の抱える問題も大きく関わって興味深い内容でした。

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    『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。

    国際ジャーナリストの小西克哉さんが語り下ろす『今日のオピニオン』

    テーマは「オリンピック、小西はこう見た!」

    1964年の東京オリンピックもその目で見てきた小西さんが、今大会について「アスリートには感動した。もう閉会式のことは言わないにしようと思ったんだけど、見てたら沸々と怒りが込み上げて来てしまった。端的に言って日本人であることが恥ずかしい内容だった!」とバッサリ!

    セレブレーション・キャピタリズム(祝祭資本主義)になった五輪を、この東京オリンピックがいかに変えられるかだったが、結局、想定以上の予算がかかり、ジェンダーや多様性の発信にも失敗。

    「大手代理店主導でぐだぐだ。1つ1つを統合するシナリオ力の欠如は、政治が全体を統合できない日本そのものを感じさせた」と語りました。

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    もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』

    西村志野記者は、東京交通会館 1階のギャラリー「パールルーム」で開催中の「ヒロシマの高校生が描いた第3回『原爆の絵』展 in 有楽町」へ。基町高校(広島市)の生徒たちが被爆体験を聞き取り、作品にしている2007年からの取り組みです。30点の油絵の展示がされています。

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    この展覧会の主催、井伏鱒二先生生誕120周年記念「黒い雨」プロジェクト実行委員会は2018年に発足。事務局長の大越貴之さんは作品を初めて見た時のことを「感激、感動したとともに、自分自身に怒りを感じた。僕たち大人は何をやっているんだ!と。」今回のような展示会を開いて、広く知ってもらう機会をと考えたというお話をしてくださいました。

    詳しくは⇒ ヒロシマの高校生が描いた 第3回原爆の絵」展in有楽町 

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    素朴な疑問をとことんリサーチ!『ニュースアトオイ』

    今日は「唯一の被爆国・日本は、世界に原爆をどう伝えていくのか」と題してお送りしてきましたが、
    この時間は、石森則和記者がリスナーの方から寄せられた「広島と長崎で平和式典での総理の挨拶文は同じなの?」と「被爆国・日本について、世界の報道は?」という素朴な疑問を調査報告!

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    【今日の1曲目】 ロスト・イン・ラヴ / エア・サプライ

    【今日の2曲目】 虹 / 高橋優

  • お電話:パラ水泳「タッパー」第一人者 寺西真人 さん

    今日は、パラ水泳「タッパー」の第一人者、寺西真人さんにお電話を繋ぎました。

    寺西さんは1959年、東京生まれ。日本体育大学卒業後、筑波大学付属視覚特別支援学校で水泳部を立ち上げ、教え子には河合純一さん、酒井喜和さん、秋山里奈さんといったパラリンピックの金メダリストがいらっしゃいます。

    開幕まであと14日に迫った東京パラリンピックでは、悲願の金メダル獲得を目指す木村敬一選手の「タッパー」として、大一番に臨む寺西さん。

    そもそもこの「タッパー」とは、釣り竿の先にビート板の素材を丸く切って装着した「タッピングバー」を持ってプールサイドに待機し、ターンやゴールの直前に、視覚に障害のある選手の頭や身体の一部を叩いて合図するという重要な役割です。50mの種目以外、基本、ターンサイドとスタート・ゴールサイドの2名体制になります。タッピングバーで叩く体の位置は、同じ選手でも種目によって合図を出すタイミングから、ターン時とゴール時ひとつとっても異なり、非常にテクニカル!

    東京大会の木村選手の100mバタフライで、寺西さんはゴールを担当されます。
    木村選手が中学生・高校生の時から"生徒"と"教員"という関係で厳しく指導してきたそうですが、ロンドン大会でメダルを獲得してからは「何か困ったり、相談したいことがあれば、木村君から言ってくれるだろう」と、余計なことは言わず、本人の考えを尊重。お互いの信頼関係があるからこその、今では"親子"のような関係だと言えますね。

    1992年のバルセロナパラリンピックからおよそ30年。寺西さんにとって8回目のパラリンピック、日本選手団のコーチとしては5回目となり、東京大会はまさに集大成。
    「今回も選手たちの実力を100%引き出したい。ハンディキャップがあるから出来ないと決めつけず、こうすれば出来るということを多くの人に知ってもらえたら。」と、意気込みを語ってくださいました。

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