林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

10月27日(日)セルフプロデュース

今週は、

城西国際大学 メディア学部 研究員、 

三好隆文(みよし・たかふみ)先生の授業でした。

 

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現在26歳と、学生さんたちに近い年代の三好先生は、

今年4月から大学の研究員として勤務していらっしゃいます。

ご自身が在学時代から専攻していらっしゃる

マネジメント、セルフプロデュースの研究をさらに重ねながら、

学内のサウンドスタジオでレコーディング実践の授業を行うなど、

音響の研究にも力を入れていらっしゃるそうです。

 

番組内でご紹介させていただいた楽曲「サクラホーム」は、

毎年4月に開催される鴨川市嶺岡林道 桜まつりテーマソングとして、

三好先生と田原 猛さんによるフォークデュオ、LOFTが制作されました。

鴨川の桜を愛でながら、聞いてみたいですね。

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正蔵師匠曰く、

落語の世界でも、セルフプロデュースをされる方が続出しているとのこと。

私自身、

アナウンサー業とプロデュース業を兼務するようになって3年近くになりますが、

手探りの歩みながら得るものが多いことを、

日々、実感しています。

専門家としてのミクロの視点を基盤に、

総合的なマクロの視点を加えることで、

より、

社会との結びつき・意義を意識したソフトを世に送り出すことができるようになると

信じています。

                  石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

     Dance With Me / Orleans


番組日記 | 2012年10月28日 08:00

10/28・11/4(日)のゲストの先生は・・・

城西国際大学 メディア学部 

三好 隆文(みよし たかふみ)先生  

 

三好先生.jpg先生は、城西大学の卒業生!現在は研究員としてサウンドスタジオの管理や周辺機材の管理、

メディア学部の授業のサポートを行いながら、

『City Lights Cafe』の運営を行っているそうです。

学生さんとに近い年齢とあって、よき兄貴分?!

いったいどんなお話が聞けるでしょうか?お楽しみに!


| 2012年10月22日 08:00

10月21日(日)目標と想像

今週も、

城西大学 理学部 准教授、 

橋本 雅司(はしもと・まさし)先生の授業。

 


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先週、ご紹介くださいました発光する化合物に加え、

今日は、

液体を固める力、凝固させる方法という、

新しいご研究分野についても、お話しいただきました。

 

既に商品化されているモノ、

身の回りで使われているモノでは、

ゼリー、寒天のほか、

天ぷら油を固める凝固剤、

さらには、

タンカーから重油が流出する事故が発生した時に、

海と生き物を守るべく、油を固めて処理する方策にも、

液体を凝固させる技術が応用されているそうです。


前回に引き続き、

橋本先生のお話には、示唆に富む大切なコトが盛り込まれていました。

「固まるかどうかは、作ってみないと分からない」―。

その道のご専門家であっても、

設計図通りに物事が進むか否か、

予測通りの結果が得られるか否かは分からず、

そもそも、

設計図から完全な結果を想像することは難しいのだそうです。

 


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先生が今後の目標として掲げていらっしゃるのが、

「太陽電池を有機合成化学で作りたい」というもの。

 

その目標を達成させる為に、

どんな努力が成されるのか、

私には想像も理解も出来ないのですが、

2回のお話を通じて

' 偶然 ' へのアプローチが広がりました。

予期せぬモノだけではなく、

何かを成したからこそ、もたらされるモノでもあり、

結実、恩恵でもありながら、

元々、自分の中にあったモノでもあるような...


ヒトが成すコトは、

偶然でもあり、必然でもあると信じ、

有益な技術開発に期待します。

                  石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

     Antonio's Song / Michael Franks


番組日記 | 2012年10月21日 08:00

10月14日(日)偶然の可能性

今週は、

城西大学 理学部 准教授、 

橋本 雅司(はしもと・まさし)先生の授業でした。

 

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先生のご専門、

有機合成化学とは?という入門から分かりやすくお話しいただいたことで、

ペットボトルや、ナイロン地の衣類など、

私たちが日頃、使っている

身の回りの品々に応用されている分野であることがイメージできました。


そして、橋本先生は、現在、

発光する化合物の発見に向けて研究を重ねていらっしゃるそうです。

既に実用化されているものでは、

視覚効果や非破壊検査に利用されるブラックライトや、

洗剤に入っていてワイシャツの黄ばみ汚れを白く見せる

蛍光増白剤(あるいは蛍光剤)などが挙げられ、

光と色が視覚に及ぼす効果を上手に取り入れた

有機合成化学の応用が進められているとのことです。

 

 

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研究の過程で大切なのは、

見落とさないことと、偶然。


何らかの目標を掲げて実験、研究をされている中で、

他のサンプルや想定と異なる現象が確認された時、

見落とさず丁寧に調べてみた結果、

のちに新たな発見に繋がることがあるのだそうです。


これまでノーベル賞を受賞された方々も、

こうしたエピソードを披露されることが少なくありません。


科学・化学の世界は、未だ無限の可能性を秘め、

私たちに希望を抱かせてくれます。

                  石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

     A Lover's Concerto / Sarah Vaughan


番組日記 | 2012年10月14日 08:00

10/14・21(日)のゲストの先生は・・・

城西大学 理学部 准教授 

橋本 雅司(はしもと まさし)先生

  

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先生のご専門は、有機合成化学。

  「有機」とつくと、身近でよく聞くのは「有機野菜」ですが・・・ 

 化学の分野でも大注目の分野なんですよ。

 蛍が光る原理を知っていますか?

 携帯電話のタッチパネルディスプレイの構造は?

 私たちが、日頃何気なく使っている物の「なるほど!」を教えていただきましょう。

 お楽しみに。


| 2012年10月 8日 15:06

10月7日(日)自分仕様

今週も、

城西国際大学 観光学部 助手で、

航空・旅行アナリスト、

鳥海高太朗(とりうみ・こうたろう)先生の授業。

 


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スタジオにお越しいただくたびに届けてくださる

LCC=格安航空会社の最新情報を、

今回も伺いました。


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( 鳥海先生が搭乗された、エアアジア・ジャパンの航空機。
 
  破格のチケットも魅力の1つです。)


先生が基本的な考え方として強調していらっしゃるのは、

仕事の出張など、スケジュールを重視する場合は、

大手の航空会社を選択するのが無難であるということ。

使用空港や所要時間、地上交通、付帯施設など、

これまでと異なる点について、不便を感じたとしても、

それを受け入れることが出来る場合は、

LCCの利用価値が格段に上がるようです。

移動そのもの、道中そのものを楽しむことが、

旅本来の醍醐味だということを、

時には味わうのも素敵です。

 


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各々の生活スタイルや予定、趣向によって、

カスタマイズすることが可能になった空の旅。

選択肢が増えるということは、

イコール、どう利用するか、

ユーザー自ら能動的に考え、いかに準備するかという、

' 使い様 ' の時代だと言えます。

                  石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

     I'm Beginning To See The Light / Peggy Lee


番組日記 | 2012年10月 7日 08:00

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