林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

サンデーユニバーシティとは?
日曜日に、「勉強より易しく雑学よりもためになる」話題をお届けしている番組
『林家正蔵のサンデーユニバーシティ』。
毎週、様々なジャンルの先生をお迎えして、興味深いお話を伺います。
その内容は、政治・経済・スポーツ・福祉・薬学・環境・観光・メディアなどなど、
多岐に渡っています。
受講生は落語家で、城西国際大学・客員教授を務めている
林家正蔵師匠と石川真紀アナウンサー。
聴けば、ヒザをポン!と打ちたくなるようなお話ばかり!
あなたも正蔵師匠や石川アナと一緒に、楽しい授業を受講してみませんか?

12月10日(日)楽しむ価値観

今週は、

城西国際大学 観光学部 助教、

山本 剛(やまもと・つよし)先生の授業でした。

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今年7月以来のご登場となります山本先生に、

今回は、

国内観光のプランニングの観点から

変わりつつある交通機関をテーマに、

お話しいただきました。


例えば...

鉄道各社による、

クルーズトレイン、リノベーション観光列車、

ラッピングトレイン、サイクルトレインなど、

また、

バス各社では、

路線バスと宅配業者の共同による客貨混載、

次世代夜行バス、

VRを導入した高速バスなど、

業態が多様に拡充されるようになり、

話題づくりと需要の掘り起しに効果を上げています。


1つ1つの事例を見ていて浮かび上がってくるのが、

ライフラインとレジャーの住み分けが進んでいる実態。

交通各社にとっては、

定期収入としてのライフラインと、

定期外収入としてのレジャーを両輪とすべく、

販路や活用法を模索する過程にあり、

私たち利用者は、

行き先や目的によって、

ライフラインとレジャーを使い分けていることを再認識します。


少し前までは、

同じ交通機関に乗っていても、

通勤する時と行楽の時とで異なるのは心の持ちよう、

つまり、見えない部分でしたが、

これからは、商品化=見える化することで、

付加価値が広がっていくのかも。

出かける前から、計画段階からが旅行という自覚が高まり、

非日常であるレジャーを、

能動的に楽しもうという価値観が

一新されつつあります。

                      石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  Jet / Paul McCartney & Wings


番組日記 | 2017年12月10日 08:00

12/10・17(日)ゲストの先生は・・・

城西国際大学 観光学部
助教 山本 剛(やまもと・つよし)先生
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旅行会社・交通関係での勤務経験を活かして、地元の活性化を考えながら学生と共に様々な視点から「観光」について研究されています。
今回は、「観光と交通の変化」、「まだ間に合う?!年末年始の旅行」について、お話を伺って行きます。



| 2017年12月 7日 05:27

12月3日(日)ページをめくる

今週も、

城西国際大学 メディア学部 准教授、

中尾玲一(なかお・れいいち)先生の授業。

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リアルな書店とヴァーチャルなネット販売が並立、対立する現代、

新たな文化発信の形を模索する動きが加速しています。

書店が文化ステーションとして存続するには、

専門書店としての存在意義を強化したり、

カフェや雑貨店とのコラボレーションを進めることが

解の1つになっていると、

先生は仰います。


近頃、本と触れていて感じるのが、

その本と出会った動機と、

読後に続く感動の深さが比例するということ。

学校時代の課題図書のように、

日々の業務の上で、必要に迫られて出会う本には、

限られた時間の中で押し流されるように触れることしかできず、

結果として、

心に残るものが希薄になってしまいがちなのが現状ですが、

導かれるように出会い、能動的に読み進めた本は、

心の深い部分に刻み込まれ、

時が経つほど、ふとした瞬間に、

登場人物や筆者が発した言葉や、心象風景が思い起こされるもの。

後者のような本との出会いは、

リアルな書店であってもヴァーチャルなネット販売であっても、

自分で呼び寄せることが可能で、

つまるところ、

翻弄されることなく、自ら使いこなす自我と意思の強さが、

ネット社会を生きる鍵になる気がしています。


表音文字で構成される欧米の言語に比べて、

平仮名、片仮名、漢字が混在する日本語は

電子書籍の再現性が低く、

その分、想像性が高いとのこと。

とは言え、

いずれは、電子書籍の世界でも、日本語が標準化される時代が訪れることを想定し、

それまでの幾ばくかの時間は、

時代の移り変わりをじっくり眺めつつ、

ページをめくっていようと思います。

                      石川真紀


番組日記 | 2017年12月 3日 08:00

11月26日(日)読書はスポーツである

今週は、

城西国際大学 メディア学部 准教授、

中尾玲一(なかお・れいいち)先生の授業でした。
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長年に亘り、

印刷会社、出版社で勤務されたご経験をもとに、

現在、主に、

出版関係のビジネスコンテンツについて教えていらっしゃる先生。

幼少の頃から、手塚治虫研究に魅せられ、

中学生にして、読む側から同人誌を作る側へと歩みを進めることになったのは、

文化的活動が豊かに受け継がれてきた

ふるさと三重の風潮・風土に因るところも大きいと仰います。


生まれながらにして

文化的な環境に身を置けるかどうかを知るのは天のみですが、

一般的には、読み聞かせによって活字に初めて触れ、

次第に、

面白いものを読みたいという初期衝動を覚えるようになり、

長じて読む機会を得られるかどうかは、

ある時をもって、受動から能動へと移行するもの。


「読書はスポーツである」と中尾先生が明言されるように、

知力と体力は不可分。

文学、科学、語学、哲学、社会学、医学、地政学、経済学、

生物学、歴史学、化学、天文学、政治学、人類学など、

ありとあらゆる学問に

知力と体力が内包されることを思うと、

意識も無意識も、

随意も不随意も、

交感神経も副交感神経も、

人体の営みは、

読書とスポーツに欠かせないものばかり。


じっと静かに黙読する読書から、

朗々と音読する読書、

ストレッチをしたり、時には辞書を引くことを含め

運動しながら勤しむ読書に至るまで、

もっと自由に、読書を楽しみたいものです。

                      石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  Carry On / Norah Jones

番組日記 | 2017年11月26日 08:00

11/26・12/3(日)ゲストの先生は・・・

城西国際大学 メディア学部
准教授 中尾 玲一(なかお・れいいち)先生

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出版社で書籍制作に携わってきた先生。
出版関係のビジネスコンテンツを中心に教鞭に立っています。

"本"は多くの方が幼いころから手にしてきたものではないでしょうか?

しかし、出版業界ではここ数年"電子化"が進んでいます。
今回は、デジタルコンテンツの普及で大きく変化してきた書籍出版について、お話を伺って行きます。


| 2017年11月24日 11:30

11月19日(日)不慣れからの進化

今週も、

城西国際大学 メディア学部 教授、

宮田佳代子(みやた・かよこ)先生の授業。

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今回は、

会話力と、インターネット・SNSの普及による問題点をテーマに、

お話しいただきました。


宮田先生が、学生さんたちの接する際、念頭に置いていらっしゃるのが、

国語とコミュニケーションの違い。

国語は学校で勉強するものの、

コミュニケーションを習う機会は、

まずありません。

かつては、例えば、

暇があると母親や、きょうだい、近所の人たちと

会話したり遊んだりしながら、

自分も話すし、

相手の話も聞く、

双方向の意思疎通を自然に身に着けることが出来ましたが、

インターネットやSNSが普及し、

幼い頃から、ネット環境が整っている生活基盤に暮らすことで、

相手の言動や表情を見ながら、意志疎通することに慣れないまま、

成長し、社会人になるケースが少なくないようです。


私たち年長者が、

自分たちなりに苦労しながら、技術革新に対応しようとしているように、

お若い世代も、やり方さえ会得すれば、

上手にコミュニケーションされるもの。

欠落しているということではなく、

ふれる機会が少なかっただけで、

コミュニケーションをめぐる事例も、

多様性を受け入れながら共生を目指す現代を構成する、大きな要素。

スマートフォンも大切ですが、

プラス、身近な生身の人との距離感も、

うまくとりながら暮らせるようになれば、

不要なトラブルを生まずに済むはずです。


宮田先生の教え子の皆さんにも、

留学生が多くいらっしゃるとのことですが、

夢や憧れを抱いて日本に来てくださる方々が、

幻滅することなく、

よい時間を重ねながら、

日本の魅力を、さらに感じてくださいますよう・・・

                      石川真紀


番組日記 | 2017年11月19日 08:00

11月12日(日)リアルタイム

今週は、

城西国際大学 メディア学部 教授、

宮田佳代子(みやた・かよこ)先生の授業でした。

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宮田先生のご家族とは、これまで長らく共演する機会に恵まれており、

このたび、ようやく、

先生ご本人とご一緒することがかないました。

しなやかさと強さから成る美しさは、テレビで拝見する印象そのもの。

放送業界の片隅にあって、

やはり、ラジオもテレビも、活字媒体も、

発信する方の在り様を、如実に映し出すものであることを感じます。

 

今回の授業で驚きだったのが、

正蔵師匠の口から'リアルタイム'という単語が出てきたこと。

日頃、アナログ人間と公言されてはばからない師匠が、

インターネットでご自身のお名前などについて検索する、

いわゆる、エゴサーチをされることもあるのだそう。

エゴサーチについて、

宮田先生は、

ご自身の言動について正すきっかけになる内容もあると仰り、

正蔵師匠は、

ご自身のお名前をきっかけに、他の事象に派生するのが面白いと、

それぞれの活用法を語ってくださいました。

 

当代に生きる多くの人々が共有しながらも、

発信されたそばから過去へと流れて行く宿命の、リアルタイム。

メディアという概念を、窓のイメージでとらえる時、

向きや枠、角度は、

あくまでも限定的なものに過ぎず、

他に無数の思考と感性が存在することを

心にとどめてさえいれば、

現実の時間を主体的に生きることが出来るような気がします。

                     石川真紀


番組日記 | 2017年11月12日 08:00

11/12・19(日)ゲストの先生は・・・

城西国際大学 メディア学部
教授 宮田 佳代子(みやた・かよこ)先生

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大学生時代に、TBSの「サンデーモーニング」のキャスターとしてデビュー、
これをきっかけにフリーキャスターの道を歩まれて来た宮田先生。
現在は、コメンテーターとしてもご活躍されています。
今回はテレビに出るというプレッシャーやキャスターとコメンテーターの立場の違い、
その責任の重さについて伺って行きたいと思います。

| 2017年11月 9日 22:47

11月5日(日)忍耐と実践

今週も、

城西国際大学 サッカー部、

福井 哲(ふくい・さとる)監督の授業。

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契約満了となる平均年齢が26歳くらいという

サッカーの世界にあって、

実戦経験の大切さと、

忍耐強く能動的に発見し、会得したものこそが、

これからの社会に必要と説く、福井先生。

親やチームメイトの影響を程よく受けつつも、

自立心を尊重し合える環境に育ったかどうかも、

その後の成長を左右することがあるのだそう。


生業や住む世界が異なっていたとしても、

相通じるメッセージが込められていると感じるのは、

きっと、

それぞれが、それぞれの持ち場で苦労し、

研鑽を積み、試行錯誤を重ねながら、

道を切り開いてきたから。

それぞれの経験を、後進が単純に繰り返したとしても、

同じような到達点に立つとは限りませんが、

先達と歴史に学ぶことはできるはず。


世の中を、より良い方向へと導くことができるのは、

いつの世も人であり、

次代を担う人材を育てる教育の重要性を痛感する授業でした。

                     石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  Virtual Insanity / Jamiroquai


番組日記 | 2017年11月 5日 08:00

10月29日(日)サッカーに必要なこと

今週は、

城西国際大学 サッカー部、

福井 哲(ふくい・さとる)監督の授業でした。

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FC東京在籍時を含め、

選手の育成はもちろん、指導者の育成にもあたっていらっしゃる福井先生。

サッカーに一番必要なのは、

考える力だと仰います。

常に、自分が置かれた状況を瞬時に分析し、

目標を設定して達成する為に、

そして、

つまるところ、よい選手になれるかどうかが、

考える力にかかっているのだそう。

また、福井先生が、最初に所属していらした東京ガス都市開発サッカースクールで、

サッカーの王様・ペレが、

年に一度のペースで特別アドバイザーを務めた際、

先生は、

ペレが発した

「サッカーマンたる前に、社会人たれ」という言葉や、

「自分よりサッカーが強い人は多くいたが、

 自分は、周りに選択肢を誤らない、道標を与えてくれる人が多くいた」という

自身の成功の秘訣を耳にし、

深い感銘をお受けになったとのことでした。


サッカーに必要なこととして、他に、

自立心と心の強さを挙げられた福井先生。

関わる1人1人が、能動的に存在し、

強さ=優しさを兼ね備える時、

その共同体は、はかりしれない底力を発揮し、

成長し合える環境を醸成していくはず。

それはもちろん、サッカーにかぎらず、

どんな場面においても、

ひいては地球全体にも共通する、

普遍かつ克服したい課題です。

                    石川真紀


番組日記 | 2017年10月29日 08:00

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