林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

サンデーユニバーシティとは?
日曜日に、「勉強より易しく雑学よりもためになる」話題をお届けしている番組
『林家正蔵のサンデーユニバーシティ』。
毎週、様々なジャンルの先生をお迎えして、興味深いお話を伺います。
その内容は、政治・経済・スポーツ・福祉・薬学・環境・観光・メディアなどなど、
多岐に渡っています。
受講生は落語家で、城西国際大学・客員教授を務めている
林家正蔵師匠と石川真紀アナウンサー。
聴けば、ヒザをポン!と打ちたくなるようなお話ばかり!
あなたも正蔵師匠や石川アナと一緒に、楽しい授業を受講してみませんか?

8月20日(日)ゆんたく

今週は、

城西大学 理学部 准教授、

井沼 学(いぬま・まなぶ)先生の授業でした。

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情報セキュリティ、バイオメトリクス(生体)認証がご専門の

井沼先生ですが・・・

ご専門分野の前に、

そのユニーク過ぎるご経歴を紐解く回となりました。


青森県南津軽郡尾上町(現在の平川市)に生まれ育ち、

関東地方で学生時代などをお過ごしになった後、

連続テレビ小説「ちゅらさん」に感化され、

教諭志願の初志を思い起こした先生は、

沖縄で教職に就き、

人生の一時期を過ごすことに。

職場の先生同士の宴会が、

定刻を過ぎてもなかなか始まらず、

参加者が、1時間遅れ、2時間遅れで集まるのが常だったり、

津軽弁や秋田弁で言うところの、

えふりこぎ(自分をよく見せること。見栄っ張り)や、

じょっぱり(強情なこと。頑固者)でない、

沖縄の県民性に、

すっかり馴染んで暮らしていらした様子がうかがえます。


津軽ご出身でありながら、

ゆんたく(ウチナーグチ:沖縄言葉で、おしゃべり。井戸端会議)が板についている

井沼先生が、

導かれるように沖縄へと向かわれたのは、

必然にして、運命。

授業、学び舎での生活というものは、

教科書の何ページから何ページまでと区切れるものでも、

一方的に、機械的に進められるものでもないということを、

再認識します。


心に海風を感じながら、

ゆんたく ( のんびり、ゆったり、という意味も。 )の日曜日を!

                    石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  California Dreamin' ( 夢のカリフォルニア ) / The Mamas & the Papas


番組日記 | 2017年8月20日 08:00

8月13日(日)化ける

今週も、

城西大学 経営学部 教授、

蛭川 幹夫(ひるかわ・みきお)先生の授業。

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今日のお話は、

正蔵師匠がお弟子さん方と接していてお感じになっていることから。

日頃、指導に当たる中で、

なぜ、注意や小言を受けているのか、

お弟子さんにきちんと伝わっていないのではと感じることがあるのだそう。

その答えの1つが、蛭川先生のお話に出てきました。

それは...

知識や技能は主体的に取り組まないと身につかない、というもの。

本人が気づき、向上心を持って能動的に臨むようになると、

急速に成長する、化けることがあるのだそうです。

ただ、ここで大前提となるのが、

教師・師匠と、生徒・弟子の間の信頼関係。

まずは、ほめることで、認め合うことになり、

次第に、相手の為を思う心が培われるイメージです。

叱る側の思いが伝わるかどうかは、

お互いの心と心を結ぶ

太いパイプが築けているかどうかにかかっているのでしょう。


これまで長きにわたり、

様々な境遇の生徒さんたちと接してこられ、

現在は、教員を養成するお役目も担う蛭川先生。

教える立場にある人も、心のどこかに教わる気持ちを兼ね備え、

伴に成長する大らかな覚悟が、

師弟関係を醸成させてくれるのかもしれません。

                    石川真紀


番組日記 | 2017年8月13日 08:00

8月6日(日)学び舎

今週は、

城西大学 経営学部 教授、

蛭川 幹夫(ひるかわ・みきお)先生の授業でした。

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蛭川先生が丹精こめて手掛けてこられ、

全国的にも名物塾として知られる簿記塾。

久々の授業となりました今回は、

簿記塾でのご経験をもとに、

教えることの喜びについて、思いを語っていただきました。


蛭川先生が教師の道を進路として意識されたのが、

高校2年生の時。

恩師の先生から、教員になることを勧められたものの、

就職活動の時期には民間企業の採用試験もお受けになり、内定を獲得。

迷いに迷った結果、占いで背中を押され、教師の道を選択されたのだそう。

迷ったり悩んだりされた先生が、

現在、進路指導、就職相談にも当たっていらっしゃるのは、

まさに適任と拝察しますし、

学生さんたちが教わったり相談したりする際にも、

一方的なものに止まらず、共有しながら前進を模索できる、

鏡のような存在でいてくださることでしょう。


保護されていた場所から、殻を破って、社会へと巣立つ時は、

一瞬、無我夢中で突き進むだけの時期が合ったとしても、

巣立つまでの間、叱咤激励してくれて、目標に向かって進むよう応援してくれた

親やきょうだい、恩師、友人たちのことは、いつも心に在り、

年を重ねるのに比例して感謝の念が増大する、

細くとも長い、堅固な絆。

教え、教わる、という間柄は、

有形無形を問わず、生涯のお付き合いに繋がるものである-

学び舎が、そういう場所であり続けてくれることを願います。

                    石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  If You Don't Know Me By Now ( 二人の絆 )  / Simply Red


番組日記 | 2017年8月 6日 08:00

8/6・13(日)ゲストの先生は・・・

城西大学 経営学部
教授 蛭川 幹夫(ひるかわ・みきお)先生
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埼玉県の高校教師を経て、城西大学へ。
城西大学の名物『簿記塾』を開き、これまで日商簿記検定1級の取得者を多数育成してきました。
そんな先生に今回伺うのは、【教えることの喜び】
教員生活の中で出会った教え子の経験談と共に、大事な物は何か・・・を、伺います。

| 2017年7月31日 09:45

7月30日(日)旅のおもひで

今週も、

城西国際大学 観光学部 助教、

山本 剛(やまもと・つよし)先生の授業。

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観光分野での日本の課題は、

インバウンド=訪日観光客の視点に立つこと。

例えば、

これまで生活者の為だった交通機関の案内表示を、

初めて訪れた人にもわかりやすくすることが大切です。

そして、リピーターを増やすこと。

日本を初めて訪れる観光客は、

東京、京都、大阪、富士山といったゴールデンルートを選択しますが、

2回目以降は別の所に行きたいのが一般的ですので、

メジャーではないけれど実は名所という所や、

大都市からのアクセスの利便性、

物語性、話題性など、

その場所でないと出会えない事象を観光資源として、

まずは地元の人々が認識し

発信することが大切です。


また、地元のガイドさんを始めとする各種サービスが、

始めのうちはボランティアでスタートしたとしても、

長続きさせる為には、

ある程度、マネタイズする、収益化することが重要になってくると、

山本先生は指摘していらっしゃいました。


観光を成長戦略の1つに掲げている日本にとって、

数値目標の達成も然ることながら、

内容を充実させ、

行ってよかった、来てもらってよかった、と

お互いにとって嬉しい思い出にしたいものです。


鴨川シ―ワールドのナイトステイ、

濃溝の滝など話題の秘境、

バーベキュー、キャンプ、ウォータースポーツ、帰省、旅行...

お聞きの皆さんは、

この夏、どんなご予定、計画があるでしょうか?

事故やトラブルのない、楽しい夏になりますように!

                    石川真紀


番組日記 | 2017年7月30日 08:00

7月23日(日)ライフとワークの主人公

今週は、

城西国際大学 観光学部 助教、

山本 剛(やまもと・つよし)先生の授業でした。

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旅行会社で勤務されたご経験があり、

以前、番組にご出演くださいました于 航先生と一緒に研究を進めていらっしゃる

山本先生。

ご専門であるクラブツーリズムや公共交通と観光について、

入門のお話を聞かせていただきました。


冒頭、はからずも盛り上がったのが、

正蔵師匠も移動中、たびたび見かけるという

添乗員さんへのクレーム&リクエストに関するエピソード。

よくあるものとしては、

座席や弁当が気に入らないとか、

咲いているはずの花が、まだ咲いていない、など。

こうした数々の場面において、マニュアルは存在せず、

お客様と向き合うことで乗り越えてきたと、

山本先生は仰います。

「私の座席は、どうして、富士山が見えないの?」と言う客には、

「帰りは見えるお席にしましょう!」と応じ、

「桜、咲いてると思ってきたのに!」と言う客には、

「来年、またぜひ来ましょう!」と。

さらに、

「パンフレットの蟹と違う!夕食、食べない!」と言う客には、

一緒にお茶を飲んで、話すことから始め、

夕食を共にされたとのこと。

山本先生の中にある、

「お客さんに喜んでいただきたい」という真心が

一番大切なのはもちろん、

逃げず、かわさず、向き合うこと、

願いをかなえる努力をする姿勢こそが、

あらゆるお仕事、人間関係に共通することのような気がしています。


そして、先生が仰る、

ライスワーク(生活の為の仕事)と

ライクワーク、ライフワーク(天性の仕事、やるべき仕事)との違い。

仕事も人生も、

100%良いことばかりではないものですが、

どこを好きになるか、

どこに納得して取り組むか、という考え方次第で、

光り輝くものにできる。

主人公は、やはり、自分自身なんですね。

                    石川真紀


番組日記 | 2017年7月23日 08:00

7/23・30(日)ゲストの先生は・・・

城西国際大学 観光学部
助教 山本 剛(やまもと・つよし)先生

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先生のご専門は、観光プランニング・公共交通と観光。
ツアーコンダクターのご経験を活かした、現場仕込みの先生です。

旅行をする側の気持ちを考えて接客する先生の姿勢や、やはり外せないSNSの現状について伺ってみましょう!

| 2017年7月17日 09:00

7月16日(日)共生

今週も、

城西国際大学 薬学部 教授、

額賀路尋(ぬかが・みちよし)先生の授業。

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今回は、私たちにとって身近な風邪のお話も。


昨年冬から今年春にかけて長期流行したインフルエンザを含め、

風邪はウイルス性のものが圧倒的に多い一方、

のどや扁桃腺が腫れるのは、細菌性のもので、

抗生物質の功罪、耐性についても、

先生に解説していただきました。


授業の後半は、エマージング(出現)・ウイルスについて。

従来は知られずにいて、突如、出現したウイルスを指すもので、

エボラ・ウイルス、SARSウイルス、HIV、C型肝炎ウイルスなどが

これに当たります。


興味深いのが、

「ウイルスは本来、怖い存在ではなく、共生していく相手である」という

額賀先生の言葉。

エボラにしても、HIVにしても、

古来、コウモリやサルなど、近接する動物を宿主に、共生してきた間柄で、

そこに、何らかの理由でヒトが介入、介在したことで、

被害が拡大した経緯があります。


道理をわきまえ、矩を踰えず、敬意をもって・・・


先週の授業で疑問に残った、

ウイルスの存在意義 ―

その答えがあるとすれば、

共生という価値観を継承する為なのかも知れません。

                    石川真紀


番組日記 | 2017年7月16日 08:00

7月9日(日)存在意義

今週は、

城西国際大学 薬学部 教授、

額賀路尋(ぬかが・みちよし)先生の授業でした。

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生命薬学分野がご専門の先生に、

今回は、ウイルスと細菌による感染について、

教えていただきました。


導入から驚きの連続だったのが、

ウイルスと細菌(バクテリア)の違い。

教科書上、細菌が生物(原核生物)であるのに対し、

ウイルスは非生物に分類され、

自分自身で増殖することができず、

宿主から栄養を受けて代謝することもできないのだそう。

非生物ゆえに、

生命があるのかどうかの判断も難しいそうですが、

こうした'生命体'が存在する意義を、

授業を受けながら、不意に考えておりました。


現代世界で脅威となっているコンピュータウイルス。

端末やサーバーが感染すると、ウイルスに乗っ取られてしまった形になり、

データの修復や通常の業務が行えなくなる場合が多いですが、

一般的なウイルスとコンピューターウイルスには、

犯行に及ぶ人物と、意思が存在するか否かという

決定的な違いが。


ウイルスが地球上に存在する意義。

そこには、

万物を創生した神のどんな意思が込められているのか ―

額賀先生のお話の続きを待ちながら、

知恵熱と闘う日々が続きそうです。

                    石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  Eternal Flame (胸いっぱいの愛) / The Bangles


番組日記 | 2017年7月 9日 08:00

7/9・16(日)ゲストの先生は・・・

城西国際大学 薬学部
教授 額賀 路尋(ぬかが・みちよし)先生
IMG_2713.JPG先生のご専門は、生命薬学分野の生理化学。
普段は、微生物や感染症をタンパク質の立体構造という視点から研究をされています。

今回、伺うのは「ウイルスと細菌の違い」
夏場の食中毒、冬場の感染症・・・日常にあふれる菌についての疑問を解決しましょう!

| 2017年7月 5日 09:42

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