林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

10/2・9(日)のゲストの先生は・・・

城西国際大学 観光学部

助手 鳥海 高太朗(とりうみ こうたろう)先生

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航空・旅行アナリストでもいらっしゃいます鳥海先生。

この番組では5回目のご出演になります。

旅行に行くなら・・・と、今回も最新LCC情報や最近の空港事情などをお伺いして行きます。

もちろん、先生の旅話やこの冬お勧めの旅行先なども教えていただきましょう!


| 2011年9月26日 08:00

9月25日(日)生きる

今週も、

城西大学 薬学部 教授、

荒田 洋一郎(あらた・よういちろう)先生の授業。

 


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先生が20年以上に亘って研究を続けていらっしゃる最先端の科学のお話。

これでアナタも、

糖鎖(とうさ)とレクチンの存在の大きさを認識できたことでしょう。


正蔵師匠と荒田先生と私は、

同じA型であってもこんなに違う!

赤血球についている糖鎖の微細な差異のせいなのでしょうか!?


人知は、かくもまだ及ばない。恐るべき計り知れなさ。

 

受精から生命維持活動、脳が司る活動の全般に至るまで、

糖鎖とレクチンが関わっていない箇所はないのですから、

まずは、その奇跡に感謝するとともに、

私たち自身も、

身体と心が健やかでいられるよう積極的に努めていきたいという思いを

新たにさせられます。


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それにしても、

ヒトの体は良く出来ています。

全ての営みが、

簡単には壊れないように、

あるいは、

傷ついたら修復しようと機能しているものだということは、

ヒトの体 = 生命 が良く出来ているということでもあります。


ではなぜ、

ヒトの体 = 生命 が、

簡単に壊れたり、傷がついたままではいけないのでしょうか。


その答えは...、

壊れたり、傷ついたりしたままでは、終われないからだと、

私は思います。


生きるということは、自己実現を目指すこと。

つまり、簡単に壊れることなく、傷つきながら逞しく歩むことこそが、

与えられた生命を きちんと全うすることなのかも。


糖鎖 & レクチン よ、

哲学に思いを至らせてくれて、ありがとう!


                  石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

  Lost In Your Eyes / デビー・ギブソン


番組日記 | 2011年9月25日 08:00

9月18日(日)人体という宇宙

今週は、

城西大学 薬学部 教授、

荒田 洋一郎(あらた・よういちろう)先生の授業でした。 

 

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先生がご専門の、

' 糖鎖(とうさ) ' って?、

そして、' レクチン ' って?

 

師匠と私にとっては、まさに

「マンマ・ミーア!」とコボしたくなる不可解な世界でした。


事前に、奥さま相手に判りやすく解説する練習をしてくださり、

スタジオには、糖の基本形を表す模型もお持ちになった上で、

私たちに噛み砕いてお話しくださった荒田先生。

 

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 (模型は、赤が酸素、黒・紺色が炭素、白が水素を表現。
  
  糖の基本になるグルコース(=ブドウ糖が分解された形)を

  表しているそうです。)


糖がいくつか繋がって情報を構成しているのが、糖鎖。

そして、その情報を見分けているのが、レクチンというタンパク質。

 

糖鎖は私たちの体を作る およそ60兆の細胞それぞれの表面上にあり、

言うなれば、名札や顔のようなモノ。

 

細胞同士の通信、サインの発信、異物の排除など精密な働きを、

日々、私たちが意識しないうちに、

それでいて、私たちの健康を維持する為に、

せっせと積み重ねてくれているのです。

 


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ホラッ!

アナタも段々、糖鎖とレクチンの虜になってきましたでしょ?

この続きは、来週の授業を聞かないと!

                          石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

  マンマ・ミーア! / ABBA


番組日記 | 2011年9月18日 08:00

9/18・25(日)のゲストの先生は・・・

城西大学 薬学部

教授 荒田 洋一郎(あらた よういちろう)先生

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(

先生のご専門は生物系薬学。薬剤師になる・・・というより研究の分野になるそうです。

私達の体の働きに大きく関係してくる『糖鎖』についてお話を伺っていきます。

はたして『糖鎖』とは一体??

 

 

お楽しみに

)


| 2011年9月12日 08:00

9月11日(日)愛されたいですか?

今週も、

城西国際大学 福祉総合学部 福祉総合学科 助教、

所 貞之(ところ・さだゆき)先生の授業。

 


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今回は、

児童虐待の予防と早期発見の一助になりうる手段として、

児童館、学童保育の見直しや、

現在、実現に向けて議論と整備が進められている

幼・保連携の「こども園」についてのお話でした。


子育て、教育の課題は、イコール、未来への課題。

何よりも優先されるべきは、

オトナの事情や行政上の問題ではなく、

子どもでなくてはなりません。

 


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誰もが、

産まれてくる親や環境を選ばず、

何らかの使命を帯びて、己の幸せを実現する為に生きるもの。


師匠が仰っていたように、

' 愛されたい、認められたい気持ち ' は、

大人になっても、きっと誰でも、心の奥底にあって、

一生つきまとう ' 念 ' のようにさえ思えます。

 

子どもにとっての、

愛されたい、認められたい気持ちの対象が、

他でもない、親であることを思うと、

子どもが、ただ健やかに成長できる世の中の整備は、

必要最低条件。


まずは、

身近な子どもを、周りの大人みんなで見守ってあげられると、

一歩前進できそうです。

                     石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

  Can't Help Fallin' Love / アンディ・ウィリアムズ


番組日記 | 2011年9月11日 08:00

9月4日(日)言葉が伝えるもの

今週は、

城西国際大学 福祉総合学部 福祉総合学科 助教、

所 貞之(ところ・さだゆき)先生の授業でした。

 


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社会問題化して久しい、児童虐待。

虐待を受けた子どもへの対応と、予防の為、

児童虐待防止法が施行されていますが、

子育てをするのが親だけとなってしまいがちな現状の改善と、

虐待の疑いがある家庭への迅速な介入が、

課題となっています。


先生のお話で印象的だったのが、

「言葉が伝えるものの大きさ」。

虐待と躾けの線引きは、

親の言葉と愛情が、

きちんと子どもに伝わっているかどうかで判断することが可能とのこと。

 

父親のゲンコツを2度と受けないように言動を改めるのが子ども ― 、

という社会通念が一般的だった時代は過ぎ、

子どもに解かるよう、

言葉と態度で教え諭すことが、

親の、大人の果たすべき ' つとめ ' のような気がします。

 


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かつて、少年時代の正蔵師匠を叱ったご両親は、

その時は、親も子も辛くても、

やがて成長してから必ず役立つ大切なことを、

師匠にお教えになったのでしょう。


子ども時代は、誰もが通った道ですが、

立場が変わって親になると、

途端に初めてのことばかり。


子どもは、まっさらで生まれてくる家を選びませんから、

親や周囲の大人が真っ直ぐに向き合うことで、

きっと、自立し、自己実現できる人へと成長するはずです。


                      石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

  Listen to the Music / ドゥービー・ブラザーズ


番組日記 | 2011年9月 4日 08:00

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