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  • 第555回:GDP速報値から見えるもの

    今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』

    内閣府が発表した今年1-3月期のGDP速報値、年率換算で2.1%のプラスとなりました。 ただ、輸出や設備投資がマイナスとなったほか、個人消費も横ばい。ここから見えてくる、日本の景気と消費税引き上げ問題をサキドリしました。

    今日発表された速報値、内需・外需の詳しい中身を、まずは清水克彦デスクが解説。
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    お話を伺った第一生命経済研究所首席エコノミスト 永濱利廣さんは、「表面上の数値に騙されないようにしないといけない。GDP速報値が出るまでは消費税引き上げ先送りは5割くらいあると思っていたが、その可能性は低くなった。予定通りやるけれど、追加の景気対策を付けるという落としどころになるのでは?」との見方。

    この時間、経団連の中西宏明会長の定例記者会見が行われていました。取材中の田中正史記者によると、中西会長は日本の景気はあまり重大な変化はなく、紆余曲折あるが回復傾向と評価し、消費税引き上げについては財政の健全化のためにはやるべきだと述べたということです。

    かわって、山本カオリ記者に「解散」の話を聞きました。永田町全体のムードとしては緊張感が増しており、レガシーづくりが進んでいない安倍総理、解散のための大義探しをしているかのようにもとれるということでした。

    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は2本立て。

    まずは「丸山穂高衆議院議員が辞職を重ねて否定」のニュースからです。

    政治ジャーナリストの安積明子さんは、丸山議員の会見を「開き直り。そもそも一連の発言は《言論》なのかが疑問。旧島民に対して思いやりに欠けているし、酔ってインタビューに介入したのも論外だ。」とバッサリ!
    また、与野党各党が進める候補者調整では、すでに今の段階からスキャンダルが発覚するのでは...?という立候補予定者もいるとかいないとか。

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    つづいて「外国人留学生を対象にした企業説明会の動き」について。

    さいたま市で外国人留学生を対象にした企業説明会が開かれ、およそ40社が参加しました。

    ベトナム・スリランカ・ミャンマー・中国・インド・バングラディシュなどなど16か国から、600名を超える留学生が集まったこちらの説明会。企業サイド側も、学生たちにポップなども設置して分かりやすくアピールしていたそうです。

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    取材した伊藤佳子記者が、説明会が行われた大宮ソニックシティ前から、企業側の声と外国人留学生の声をまじえてレポート。

    人気はIT関連企業、反対に介護などの人材不足の企業は切実な思いで今日、参加していらっしゃったようです。

    「人手不足の業種が出てしまうのは先進国が必ず直面する問題。日本が30年くらい前から取り組むべきだった課題だったのに、賃金をいかにおさえるかの政策ばかりやってきた。今、留学生にどうやれば来てもらえるのか、そういう状況に切り替わってきた。そうしていかなければ、話にならない時代。」だと古賀さんも語りました。


    『SAKIDORIニュースパレード』 今日も報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが、『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早く紹介!

    その中から、元徴用工らへの賠償を命じた判決に関し、日本政府が日韓請求権協定に基づく「仲裁」への付託を韓国側に要請したニュースをピックアップ。日本政府が2国間協議を要請した際にも、協議に応じていません。


    今日のコメンテーター 元経済産業省官僚 古賀茂明さんの『今日のオピニオン』テーマは「大敗北が決まっている日米通商交渉が大勝利に終わる不思議」

    注目が集まる日米通商交渉ですが、そもそもTPPを抜けたアメリカの勝手な追加関税に対し、諸外国は報復関税を課すなどしているのに、日本だけは「分かりました」とすんなり大幅譲歩の状態です。

    交渉は当然の権利なのにそれをせず、「負け・負け・負け」と来ている日本。

    今回の日米通商交渉でどこまで挽回し取りに行けるかではあるものの、政府は「もっとひどいことになるぞ」「もしかしたらこんなことにまでなるかも...」などマイナスのことばかり大きく流して、交渉の結果小さくまとまれば「安倍さんのおかげ!不幸中の幸い!」と褒め称える、「負け」をまるで「負けじゃない」かのように見せるための予防線を張るこの状況に苦言を呈しました。

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    『SAKIDORIスポーツ』 砂山圭大郎アナウンサーが取り上げたのは体操・NHK杯。

    昨日、体操のNHK杯は最終日を迎え、男子個人総合で谷川翔選手が初優勝を果たしました。2位は、兄の谷川航選手で兄弟ワンツーフィニッシュとなっています。

    そして、今後の体操界の救世主となってくれそうな予感を秘めた橋本大樹選手にも少しだけ触れました。市立船橋の高校生ながら、総合で6位に入ってきた橋本選手については6月に改めて取り上げてくれるとのこと。

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    『ニュースパレードアネックス』 プロ野球・巨人 の上原浩治投手が、今シーズンの途中で現役を引退すると発表。 昨シーズン、10年ぶりに日本球界に復帰した上原投手ですが、今日の会見で何を語ったのでしょうか?

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    取材したのは、野球をこよなく愛する西村志野記者。

    なんと上原投手に直接質問する機会にも恵まれました!!(詳しくは、西村記者が『column~記者たちのオフマイク』に書いてくれています。)

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    西村記者の熱い熱いレポートに、耳を傾ける一美キャスター。

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    『芸能アラカルト』 放送作家でコラムニスト 山田美保子さんに「NGT48 をめぐる問題」、そして 「磯野貴理子さん離婚」について語っていただきました。

    バーテンダーをしている夫の開店資金を磯野貴理子さんが出したこともあり、その後お金の問題は解決しているようですが、貴理子さんのおかげで繁盛しているのは否めず「店はどうするの??」、「自分の子供が欲しいという理由だそうだが、本当の理由なのか...?」と訝しんだ美保子さんでした。

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    【今日の1曲】 シアワセ / aiko

  • 上原浩治投手 引退会見

    西村志野です。

    今朝、起きて衝撃を受けた
    「上原浩治投手 引退」の一報。


    夕方東京都内で開かれた
    引退会見に中継で行かせていただきました。

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    上原投手といえば雑草魂。
    会見で
    「もうちょっとやりたかった」
    「けがばかりで中途半端だった」
    「記録も中途半端」
    「どのポジションも全うせず中途半端だった」と
    涙ながらに笑う姿。


    数々の偉業を成し遂げてきた素晴らしいピッチャーなのに
    決して満足することはない。


    「ここまで上原さんを突き動かしてきたもの、原動力は?」と伺うと、
    「負けたくないという気持ち、反骨心、ただそれだけ」
    と返ってきました。


    雑草魂、負けず嫌いという上原さんの人柄が
    ひしひしと感じられました。


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    「巨人に戻るとは考えていなかった。鹿取さんと由伸に感謝」と話した上原さん。


    1975年4月3日生まれ。
    同じ年の同じ日に生まれた高橋由伸さんからも
    「お疲れ様」という言葉をもらったそうです。


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    明日からどうしようかな、と笑う上原さん。
    とにかくゆっくり休んでいただいて、また新たなエネルギーを充電して
    今後もご活躍される姿をみられることを楽しみに待っています。


    サンドストーム(上原さんの登場曲)を響かせ
    球場の雰囲気をガラッと変える上原投手のピッチングが
    もう見られないのは寂しいですが、
    たくさんの感動をもらったことに本当に感謝です。


    会見場を後にする際、
    出口で深々と一礼する上原さんも印象的でした。


    現役生活、本当にお疲れさまでした。

  • 古賀茂明さん

    本日は、元 経済産業省官僚 古賀茂明さんにコメンテーターとしてお越しいただきました。
    古賀さんが語り下ろす『今日のオピニオン』、大変興味深かったです。


    ★『大敗北』が決まっている日米通商交渉が『大勝利』に終わる不思議★


    どんな交渉となるか気になる日米通商交渉。
    アメリカと日本は、表向き仲良しぶりをアピールしていますが、
    よくよく考えてみると、アメリカからひどい対応をされ続けている日本。
    古賀さんの発言でハッとなったのは、『鉄やアルミの追加関税』


    ......すっかり忘れていました。

    あまりにも鈍感な自分に嫌気がさしました。
    諸外国が報復関税を課すなどしている反面、日本だけは言いなり状態。
    我々に入ってくる経済ニュースを見ていると、不安要素はありつつも、
    アメリカとはコンタクトを取り続けている日本のイメージがあったので、
    こんなにもされるがままの状況だとは思いませんでした。

    古賀さん曰く、
    たとえ日米通商交渉の結果が小さくまとまったとしても、日本政府は
    「安倍さんのおかげ!不幸中の幸い!」と褒め称えて、
    負けをまるで「負けじゃない」かのように見せるための予防線を張るだろうと。

    自分が住む国のことにあまりに無頓着で反省。
    古賀さんのオピニオンを聴いて、身をただした瞬間でした。

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