斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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記事一覧

  • SPコメンテーターはハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長

    こんばんは、竹田です。

    街中を流れるジングルベルのメロディーにも慌ただしさを感じる今日このごろです。
    スタジオがある9階にも大きなクリスマスツリーが飾られ、とても和みます。

    さて今週のスペシャルウィーク本日火曜日は、ハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長にお越しいただきました。
    中高の友人も副編集長としてバリバリ活躍していて刺激をもらいます!


    今日のオピニオンでは竹下さんによる表現のこれから について語っていただきました。
    ハフポスト日本版では今回のあいちトリエンナーレの大炎上を受けて、
    #表現のこれから という記事を数多く掲載されていました。

    その一環として、ハフポスト日本版は、日本文学研究者のロバートキャンベルさんを招いて「200人で賛否両論のアート作品を見てみよう」と題したイベントを早稲田大学で先週行いました。

    かつて賛否両論を巻き起こした現代アート作品(チンポム氏による空に雲があり「ピカ」と書かれた絵)を来場者に2回見せるというもの。

    1回目を見た後、「面白い」「不快だ」という感想を参加者でシェアをした後、
    もう一度2回目を見る...
    初めて見る時と、「二度見」した時とで、自分の見え方が変わったという人が大多数だったそうです。
    このことから、
    アートなどを「二度見する」ことで、衝動的に反応する前に、他の人の意見や自分自身の声に、もう少しゆっくり向き合えるのではないかという興味深いお話をいただきました。

    つまりアートは楽しいものであるし、時には人を傷つけるものであるが、それが感動につながる、
    今回のあいちトリエンナーレでは、批判している人の多数が作品を見ていない、あるいは一度しか見ていない を占めてい流とし、「表現、そして言論の自由」について、二度見をすることが大切なことだとおっしゃっていました。


    SNS時代における表現・言論の自由とは一体何か、深く考えさせられるオピニオンでした。 

    明日のスペシャルコメンテーターは、れいわ新選組の山本太郎さんです!
    明日も豪華ゲストですよー!
    お楽しみに〜

  • お電話:パラ水泳 成田真由美選手

    今日のゲストは、パラ水泳のレジェンド!
    アトランタ、シドニー、アテネ、北京、リオと5大会のパラリンピックに出場し、100m自由形や50m背泳ぎなどで金メダル15個、銀メダル3個、銅メダル2個を獲得。東京大会で、6度目のパラリンピック出場を目指す成田真由美選手にお電話を繋ぎました。

    中学生の時に横断性脊髄炎を発症し、車いす生活になった成田さん。
    今なお、現役でバリバリやれているのは、単純に水泳が好きで好きで続けているから。
    「泳ぐことしかできないし、多くの人たちが支えてくれる。毎日の積み重ねが大事だって思う。」と、水泳への思いを語ってくださった成田さんですが、実は、小学生の頃は仮病を使って休むほど、泳ぐのなんて大嫌いだったと言います。
    23歳の時に、仙台での大会でリレーのメンバーが足りないと言われて、「仙台で仲間と美味しいもの食べたいな~!」と、なんともお茶目な理由がきっかけで、パラ水泳の世界へ。
    「自分自身が一番驚いているけれど、大嫌いだったものが大好きになった。誘ってもらった大会が仙台じゃなかったら泳ごうと思わなかったかもしれない。人間は、"大嫌い"が"大好き"に変わる可能性があることも知ってもらいたい。」とお話してくださいました。
    年齢を重ね、昔のようにただがむしゃらに泳げばいいというわけではなくなったそうですが、週に何回かメンテナンス日を設け、疲れを次の日に持ち込まないように努めているのだとか。
    日々のハードな練習では、「ゴーグルに涙がたまることもある。でもそういう時に「あ。今、自分は超えたな」って思える。」とストイック!

    来年3月6日から3日間、静岡県富士市で行われる記録会が、東京パラリンピック出場の代表選考会になるとのことで、現在どの種目で東京パラリンピック出場を決めるのか、50メートルの背泳ぎに絞ろうか、など思案中ということでした。成田さん、ありがとうございました!
  • 第701回:スペシャルコメンテーター竹下隆一郎さんを迎えて

    12月スペシャルウィーク2日目!
    今日は火曜コメンテーターの俳優・石田純一さんに加え、スペシャルコメンテーターにハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎さんをお迎えしたSAKIDORI!

    気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
    75歳以上の医療費の窓口負担について、政府は現在の1割から2割に引き上げることを検討しています。
    なぜ引き上げる必要があるのか、医療費を巡る私たちの負担はどうなるのか、医療費の負担について考えました。

    お話を伺ったのは、全世代型社会保障検討会議の民間メンバーで元総務大臣の増田寛也さん。
    「現在、43兆くらい使っている医療費のうち高齢者の医療費が16兆8千億円くらい。これを負担しているのが、若い現役世代。世代間の公平を図るために必要な引き上げと言える。さらに、これから団塊の世代が高齢者に入ると、圧倒的に財政を圧迫する。高齢化人口予測はかなり正確に前から分かっていたことだが、先送りされてきた。不公平の問題は解消すべきだが、低所得者への対応は厳密に考えないとならない。」
    増税された消費税が社会保障に使われることになっていたのではないかという疑問には「消費税も10パーセント半ばくらいまで上げないと、社会福祉に充てることは難しい。」とのこと。

    スペシャルコメンテーターの竹下さんは、医療関係者を取材すると「未病や健康経営」の話になるとおっしゃっていましたね。

    西村志野記者は、銀座で街の皆さんの声を取材。
    今日お話をお聞きした皆さんが、「やむをえない」「しょうがない」「しわ寄せはどこに来るのかなと考えると、結局は負担は免れない」という答えでした。
    志野さん20191210.jpg

    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
    ロシア選手団、ドーピング不正で東京オリンピック・パラリンピックから除外される厳罰処分。
    まずは、北海道根室市、千葉県長柄町、新潟市や、大阪府池田市など、日本全国で8つ予定されていたロシアのホストタウンである自治体の対応を、石森則和記者が整理。
    さきー20191210 (2).JPG
    スポーツライターの小林信也さんによると、このロシアのドーピング問題は、「単にスポーツの勝ち負けではない。プーチンさんの支持率が落ちてきた時に、国力をあげるためにもスポーツでなんとかしようという背景がある。」といいます。
    たとえ、ロシアの選手が潔白を証明し個人資格で参加しても、抜き打ち検査や、思い通りに競技に集中できないような事態も十分予想されるそうです。
    「今は、オリンピックがメダルを獲ることだけのものになっちゃっている。でも、スポーツってそうじゃない。ドーピングなんかしたって勝てないよ、副作用だってあるし良いことないよということを分からせる。ちゃんとやった方が強いんじゃんってとこを見せつける。これが重要!」と語ってくださいました。
    さきー20191210 (5).JPG

    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターから、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介!
    そして、被災地応援プレゼント2日目は、台風19号で被害を受けた埼玉県日高市から。
    日高市でウズラを飼育し、タマゴや肉などの生産販売をされている株式会社モトキ 代表の本木裕一朗さんにお話を伺いました。プレゼントは「うずら卵のギフトセット」を2名様に。
    うずらプレゼント20191210.jpeg


    今週、『きょうのオピニオン』では、スペシャルコメンテーターの皆さんに、今年1年の出来事を振り返りながら語っていただいています。
    ハフポスト日本版編集長 竹下隆一郎さんが語り下ろしたテーマは「表現のこれから」。
    今年開催された「あいちトリエンナーレ」が何かと話題になったことも記憶に新しいですが、ハフポスト日本版ではかなり間口を広げ、「#表現のこれから」という記事やイベントを企画しているそうです。
    先日は、ロバート・キャンベルさんと共に200名の読者を集め、アーティスト集団「Chim↑Pom」の作品を、時間をあけて2度鑑賞。1回目に見た時の感想を話し合い、様々な意見を交わした上で、もう1度鑑賞すると、イデオロギーや賛否両論が取り除かれ、「2回目の効果」というものが生まれたといいます。
    「表現の不自由展も、1度も見もしないで色々意見を言う人が多かったと思う。『表現、そして言論の自由』は楽しくあるべき。時には人を傷つけるものでもあると思うが、人の表現をリスペクトすることが大事!」と語ってくださいました。
    さきー20191210 (4).JPG

    『SAKIDORIスポーツ』
    土井悠平アナウンサーが、来年1月2日・3日に行われる「第96回東京箱根間往復大学駅伝競走」の記者発表会に参加。会場からレポートしてくれました。
    2年ぶりの総合優勝を目指す青山学院大の原晋監督からは恒例の作戦名が発表されたということで、今回は「やっぱり大作戦」!「やっぱり4年生は強かった、やっぱり青山学院は強かった、やっぱり青学を応援してよかった、と思ってもらいたい。」という思いが込められた作戦だということです。


    『ニュースパレードアネックス』
    来年の東京オリンピック、パラリンピックも視野に、 渋滞解消に向けて都内の高速道路の整備が進められています。
    谷町ジャンクションから東名高速につながる首都高3号渋谷線では、今月19日に下りの「渋谷入口」が開通。「入口」ひとつを増やすだけで車の流れは変わるものなのでしょうか?
    工事の現場見学会に参加した田中正史記者が解説。
    渋谷入口料金所は、六本木通りの渋谷二丁目交差点から渋谷署前交差点にかけての約300mの区間に、渋谷線下りへ流入できる料金所として設置。この料金所の新設により、大橋JCT経由で中央環状線へのアクセスも可能になるほか、都心から郊外へのアクセスがかなり向上するとみられるそうです。
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    【今日の1曲】 Christmas Lovers / FLYING KIDS

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