斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第716回:2019年 大晦日

    今週はいつも一緒にお送りしているサブキャスター、コメンテーターの皆さんはお休み。
    今日は文化放送 報道スポーツセンター 鈴木敏夫デスクとお送りしました。

    気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
    国際情勢この1年、そして来たる2020年の展望。

    ジャーナリストの武内麻由美さんは、来年の大統領選挙に向けて、トランプ大統領にとって国内外の戦いの1年だったと2019年をレポート。
    年明けに議会上院で弾劾裁判がヤマ場を迎えますが、罷免には至らないだろうこと、北朝鮮の挑発行為にどう対応するのか試される年明けとなりそうで、トランプ大統領は落ち着かない年越しだと伝えてくれました。

    2020年のトランプ大統領の動きについて、笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄さんは「求心力は下がる1年。影響するのは経済。トランプに対抗できる人が出てくれば接戦になるかもしれない。」とのこと。
    インサイドライン編集長の歳川隆雄さんは、来年の注目は「米中関係」だと断言。さらにトランプファクターによって世界は振り回され続けるとも。

    「大統領執務室である意味、野放図につぶやくだけで世界を動かしている。しかもトランプさんの言動、現象が世界に伝播している。将棋で負けそうになったら、碁盤をひっくり返せばいいじゃんで済んじゃうような世界になっているのが怖い。」と鈴木デスク。
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    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』でお伝えしたのは2つ。
    1つ目は、カルロス・ゴーン被告突然の日本出国を受けて、弁護人を務める弘中惇一郎 弁護士の事務所前から、西村志野記者にレポートしてもらいました。
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    一報を受け、朝から40人ほどの報道陣が集まった事務所前。
    報道陣からの質問に答えた弘中弁護士は「裁判所にもこういうことが起きて、こちらも困っていると申し上げる。びっくりしている。」と寝耳に水だったことを語り、困惑している様子。
    ゴーン被告名義のパスポートは弁護側があずかっており、近々に会った際にも裁判に向けての話し合いに応じていたというゴーン被告。
    先日事務所に訪れた時には、レバノンにいる奥さんとビデオ電話で話していたそうですが、「会いに行く」や「来て欲しい」などの会話はされていなかったと言います。
    結果的に裏切られたことになりますが、「感情的にはならない。むしろ、そこまでゴーン氏が追い詰められれていたのかと思っている。」と述べたということです。

    お話を伺った、元検事で弁護士の落合洋司さんは「そもそも裁判所の保釈判断は正当だったのか疑問。日本とレバノンでは犯罪の引き渡しの制度がないため、戻るようにお願いするしかない。一般人ならばあり得ないことだが、ゴーン被告はお金を持っている人なので、空港関係者にお金を渡してなんとかした・・・など、大いにあり得る。」と語ってくださいました。
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    2つ目、昨日に続いて、年の瀬の風景を。
    今日は、厄除けの大師様として有名な川崎大師の様子を、田中正史記者にレポートしてもらいました。
    季節外れの温かさで、昼もたくさんの人が訪れていたそうです。今日は、年末年始に訪れる方々をお迎えする門松にしめ飾りが取り付けられ、お正月にアルバイトされる方へのレクチャーが行われていました。
    近くを走る京浜急行は一部区間で終夜運転を行うそうです。
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    16時20分~16時45分は、ボートレースライブ「PGⅠ 第8回クイーンズクライマックス優勝戦 実況中継」(徳山ボートレース場)をお聴きいただきました。


    『SAKIDORIスポーツ』
    長谷川太アナウンサーが取り上げたのは、明日、新国立競技場でのオープニングゲームとなるサッカー 天皇杯決勝「ヴィッセル神戸 × 鹿島アントラーズ」について。
    イニエスタ、そして今季引退を表明したビジャのいるヴィッセル神戸の歴史にスポットを当て、詳しくチームを紹介してくれました。
    文化放送では、明日14時30分から、元日本代表GK小島伸幸さんの解説でサッカー 天皇杯決勝「ヴィッセル神戸 × 鹿島アントラーズ」を生放送。こちらもぜひお聴きください。
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    『ニュースパレードアネックス』
    令和元年もあと7時間足らずで終わろうとしています。
    2019年はどのような年だったのでしょうか?そして、2020年はどのような年になるのでしょうか?
    この時間は『きょうのオピニオン』の代わりに、鈴木敏夫デスクが今日のうちに語っておきたいこととして、大友克洋さんの「AKIRA」の内容と今の日本の重なる部分を紹介。
    「まだご覧になったことがない方は、この『AKIRA』を見て、いろんな時間軸で東京という年を眺めてみると面白い。色々考えるチャンスになると思う。来年は戦後75年の年でもある。1940年の行われなかった東京オリンピックを検証する年にもなるかも。」と語りました。
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    今年も1年、SAKIDORI!をお聴きくださいましてありがとうございました!皆様、よいお年を!
    ちなみに元日の明日は、サッカー天皇杯・決勝戦次第で放送時間が変わる予定です。
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  • レポート:後藤知紀記者

    今日は後藤知紀記者が、今月取材したブラインドサッカーの2つの大会について伝えてもらいました。

    1つ目は、今月8日、町田市立総合体育館で行われたブラインドサッカーの国際試合「ブラインドサッカーチャレンジカップ 2019 日本代表 対 モロッコ代表」。
    残念ながら、日本は5-1で敗れてしまいました。
    この試合で4得点をあげたモロッコのハッタブ選手の、ボールを持ったらゴールまで一直線、必ずシュートを打って終えるというボールに対する執念に驚かされたと言います。ハッタブ選手はゴールボールもやっているため、ボールの音をとらえる力が秀でているのでは?と感じたそう。

    今回の完敗を受け、試合後、日本代表・高田敏志監督は、「戦わずして勝とうとしたことが納得していない。気に入らない。これは僕の責任でもある。」と、しっかり機能しなかったことを悔やみました。アフリカ選手権を制したモロッコとは来年の東京パラリンピックで対戦する可能性もあるということで、「この敗戦が本番の8ヵ月前で良かったと思いたい」と後藤記者。


    そして2つ目は、今月1日に文京区の小石川運動場で行われたブラインドサッカーの東日本リーグ決勝「埼玉T.Wings 対 free bird mejirodai」戦。

    埼玉には、ブラサカ界の澤穂希と言われる菊島宙選手がいますが、何と、2-1でmejirodaiが埼玉を東日本リーグを制すという結果に!

    後藤記者は、「mejirodaiがサイドは捨ててゴール前にフィールドプレーヤー4人を集め、スペースを作らせず、宙ちゃんの攻めを封じたことが勝因」だと分析。mejirodaiの山本監督はライバルをかなり研究したよう。

    勝ったmejirodaiの選手たちはみんな泣いていて、それはとても美しい涙だったそうです。

    一方、敗れても相変わらず明るかった宙ちゃん、東日本リーグ5試合で25得点をあげています。転ぶ回数も減り、確実にバランスが良くなってきていると後藤記者も評価していました。次の宙ちゃんの試合は、来年2月8日、9日、富士通スタジアム川崎で行われるKPMGカップです。

    後藤記者、2020年もユニバーサルスポーツレポートよろしくお願いします!

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