斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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応援!ユニバーサルスポーツ

  • パラリンピックレポート:松井佐祐里アナウンサー

    パラリンピックを取材している松井佐祐里アナウンサーが、今日ここまでの主な競技「ブラインドサッカー」や「陸上」などの紹介と、「車いすラグビー」の先週土曜日に行われたイギリスとの準決勝、一昨日のオーストラリアとの3位決定戦を、キャプテンの池透暢選手、エースの池崎大輔選手のインタビュー音声を交えて振り返り。

    日本―英国車いすラグビー.jpg

    そしてもう1つ、「競泳」。

    「視覚障害」全盲のクラスの200m個人メドレーで3位に入り、400m自由形の銀メダルに続く、今大会2つ目のメダルを獲得した富田宇宙選手、金メダルへ向けて初レースを5位で終えた木村敬一選手、今大会4つものメダルを獲得している運動機能障害の鈴木孝幸選手を紹介。先週金曜、51歳の誕生日を迎えた、レジェンド成田真由美選手は、予選よりも2秒近くタイムを縮め、競技人生の集大成を飾りました。

    銅メダルを獲得した富田宇宙の平泳ぎ.jpg

  • 東京パラリンピック、いよいよ開幕!

    いよいよ今晩8時から、国立競技場で開会式が行われる、東京パラリンピック。

    9月5日までの大会期間中、文化放送では、フリーアナウンサーの町亞聖さんと松井佐祐里アナウンサーが取材を担当します。

    松井アナはサキドリの中で、火曜日のこちらのコーナー『応援!ユニバーサルスポーツ』以外にもレポートを入れてくれますので、どうぞお楽しみに!

    そして、今日は「東京パラリンピック直前リポート」と題し、松井アナが特に注目している競技である競泳とトライアスロン、それぞれの注目選手・木村 敬一選手、石浦 智美選手、秦 由加子選手について語ったほか、一美キャスターも生で観てハマった"ブラサカ"ことブラインドサッカーから日本代表主将である川村 怜選手と、車いすラグビーの日本代表ケビン・オアー ヘッドコーチの音声を交え、日程や見どころをまとめてくれました。

    ★ブラインドサッカー

    青海アーバンスポーツパークで行われ、日本代表のグループリーグ初戦は、8月29日午前9時からのフランス戦。
    その後、30日のブラジル戦、31日の中国戦と続きます。

    ★車いすラグビー

    代々木第一体育館で行われ、日本代表の初戦は8月25日午後8時からのフランス戦で、あさってのデンマーク戦、金曜のオーストラリア戦、土曜の準決勝、日曜の決勝と5連戦です!

  • お電話:日本財団ボランティアサポートセンター 高橋由香さん

    今日は、日本財団ボランティアサポートセンター職員、高橋由香さんとお電話を繋いで、お話を伺いました。

    高橋さんは、1982年のお生まれ。

    小さい頃からソフトボールや陸上に取り組み、高校時代からバドミントンを続けていましたが、5年前に、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。
    その後、リハビリをしながら、長野県の銀行に就職し、2017年10月に銀行を辞めて上京。翌月から日本財団ボランティアサポートセンターで働いています。
    ご自身で、会話や歩行がしにくいという障害を抱えながら、視覚障害のある方の東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動の促進やサポートを行っていらっしゃいます。

    高橋さんのスポーツボランティアの原点はというと、2012年のロンドンパラリンピックが終わり、車いすラグビーの日本代表の池透暢さんが出演しているテレビを見て、今まで自分の中にあった障害者スポーツの固定概念を覆されたこと。そこから車いすラグビーが大好きになり、どうしたらこの選手を支えられるのかと考え、ボランティアに行きついたのだそう。

    東京パラリンピックの期間中、東京国際フォーラムで、パラ・パワーリフティングのフィールドキャストとして、同じフィールドキャストの受付業務などを担当される予定の高橋さん。

    ボランティア以外に、東京パラリンピックでは、当然、車いすラグビー日本代表の活躍を楽しみにしていると語ってくださいました。
    東京パラリンピック開幕まで、あと7日です。

  • お電話:パラ水泳「タッパー」第一人者 寺西真人 さん

    今日は、パラ水泳「タッパー」の第一人者、寺西真人さんにお電話を繋ぎました。

    寺西さんは1959年、東京生まれ。日本体育大学卒業後、筑波大学付属視覚特別支援学校で水泳部を立ち上げ、教え子には河合純一さん、酒井喜和さん、秋山里奈さんといったパラリンピックの金メダリストがいらっしゃいます。

    開幕まであと14日に迫った東京パラリンピックでは、悲願の金メダル獲得を目指す木村敬一選手の「タッパー」として、大一番に臨む寺西さん。

    そもそもこの「タッパー」とは、釣り竿の先にビート板の素材を丸く切って装着した「タッピングバー」を持ってプールサイドに待機し、ターンやゴールの直前に、視覚に障害のある選手の頭や身体の一部を叩いて合図するという重要な役割です。50mの種目以外、基本、ターンサイドとスタート・ゴールサイドの2名体制になります。タッピングバーで叩く体の位置は、同じ選手でも種目によって合図を出すタイミングから、ターン時とゴール時ひとつとっても異なり、非常にテクニカル!

    東京大会の木村選手の100mバタフライで、寺西さんはゴールを担当されます。
    木村選手が中学生・高校生の時から"生徒"と"教員"という関係で厳しく指導してきたそうですが、ロンドン大会でメダルを獲得してからは「何か困ったり、相談したいことがあれば、木村君から言ってくれるだろう」と、余計なことは言わず、本人の考えを尊重。お互いの信頼関係があるからこその、今では"親子"のような関係だと言えますね。

    1992年のバルセロナパラリンピックからおよそ30年。寺西さんにとって8回目のパラリンピック、日本選手団のコーチとしては5回目となり、東京大会はまさに集大成。
    「今回も選手たちの実力を100%引き出したい。ハンディキャップがあるから出来ないと決めつけず、こうすれば出来るということを多くの人に知ってもらえたら。」と、意気込みを語ってくださいました。

  • お電話:東京パラリンピック日本代表選手団 副団長 マセソン美季 さん

    今日は、カナダ在住で、東京パラリンピック日本代表選手団 副団長のマセソン美季さんにお電話を繋ぎました。マセソンさんは、2017年6月13日のこのコーナーに電話出演してくださった以来ですね。

    マセソン美季さんの旧姓は「松江」で、松江美季さんのお名前で覚えている方もいらっしゃるかと思います。アイススレッジスピードレースで、1998年の長野パラリンピックでは金メダル3個、銀メダル1個を獲得。2018年、国際パラリンピック委員会や国際オリンピック委員会の教育委員、日本パラリンピック委員会の運営委員に就任され、今回、日本代表選手団の副団長として東京パラリンピックに臨みます。

    東京パラリンピック開幕まで、あと3週間。特別な状況下での開催に、ワクワクしてるような不安な気持ちもあるような気分だといいます。

    障害のある人が競技を出来るということを、まずはたくさんの方々に知ってもらうというレガシィだった長野パラリンピックから、東京大会は招致がきっかけに始まった「共生」の社会の実現、大会が終了後も続けていきたいことだと語ってくださったマセソンさん。


    東京でパラリンピック3連覇を狙うドイツのマルクス・レーム選手が、先日、国際オリンピック委員会に、東京オリンピックの特例での出場を求めましたが、認められなかったニュースについても伺うと、「様々な見解があるとは思う。個人的には彼が競い合う姿というのは見たかった。」と、パラリンピックムーブメントに大きな影響を与えた、過去のエキシビジョン大会のお話も聞かせてくださいました。

  • お電話:写真家 清水一二さん

    今日は、去年12月22日のご出演から久々となります、40年に渡って障害者スポーツを取材している写真家の清水一二さんにお電話を繋ぎました。

    8月24日に東京パラリンピックが開幕を控えていますが、感染者の推移を見ていると有観客は厳しいように見られます。一二さんも、「まずは感染を抑えること。人の命が第一だ。しっかりと抑えた上で無観客観戦がいいと思う。早く無観客だと決まれば、そのための取材の準備が早く出来る。」とのこと。北京大会の時とは異なり、今回は会場が、伊豆や御殿場、朝霞など競技によってかなりバラバラなので、メディアのそれぞれの出入りのことも心配だそう。

    一二さんは、日本車いすフェンシング協会の理事でもありますが、先日、タレントの武井壮さんが日本フェンシング協会の会長に就任。相互で協力して「マイナースポーツをもっともっと応援したい。スポットを当てたいのだ!」と今後の展望についてもお話してくださいました。

  • お電話:パラ卓球 岩渕幸洋 選手②

    先週に引き続き、パラ卓球の岩渕幸洋さんにお話を伺いました。

    岩淵さんは、リオデジャネイロ・パラリンピックでの悔しさを乗り越え、2018年の世界選手権で銅メダルを獲得しています。
    3位になれたことで、世界の舞台で戦うことが出来るんだという自信が持てた一方、大事なところで取り切れなかった事実をしっかりと受け止め、自分の武器は何なのかを再確認。

    プレッシャーのかかる場面で、自分の体の状態がどうなのか、相手が考えていることを何なのかを読んで動くという、本番の対応力UPに取り組んできたと言います。


    パラ卓球は、1年通して常に試合がある競技だそうですが、コロナ禍で自分の試したいことを実戦で試せないのが難しいところだったそう。そんな中で、モチベーションは維持したまま、1年の大会延期もうまく活用し、これまでとは違うプレーを特訓してきた岩淵さん。

    東京パラリンピックでの目標は変わらず「金メダル以上!簡単なことではないが、金メダルを獲った先に、より多くの方に、パラ卓球の面白さを知ってもらうことが目標。」だと語ってくださいました。
    東京パラリンピックまで、あと35日です。

  • お電話:パラ卓球 岩渕幸洋 選手①

    今日は、東京パラリンピック日本選手団の旗手に選ばれた、パラ卓球の岩渕幸洋さんにお電話を繋ぎました。

    岩渕さんは、1994年生まれ、東京都練馬区のご出身です。

    中学1年の時に卓球を始め、高校3年からパラ卓球の国際大会に参戦。

    2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックに出場し、早稲田大学を卒業後、実業団「協和キリン卓球部」でプレーするプロ選手になりました。2018年の世界選手権では、銅メダルを獲得。生まれつき両足首の可動域が狭く、左足に装具をつけてプレーしています。

    パラ卓球は、障害によって選手のカテゴリーが異なり、岩渕さんのように立ってプレーする選手(立位)に加え、車いすの選手、知的障害の選手に分かれています。岩渕さんは、立位のC9というクラスで、立位の中で2番目に障害が軽いクラスです。
    クラス分けが豊富で、色々な障害をカバーしていることや、73歳の別所キミヱ選手(車いすのクラス)が有名ですが、年齢を重ねてもプレーできるのがパラ卓球の魅力だといいます。岩淵さんも、別所さん超えを目指して80代まで現役発言も飛び出しましたね!

    今日はこのほかに、大会の偉大さに圧倒されて力を出し切れず終わったというリオデジャネイロ・パラリンピックを振り返り。当時の記憶が途中からないくらい、フワフワしてしまったのだそうです。

    この5年間、パラリンピックという大舞台で、どういう風にプレーするかをイメージしてトレーニングしてきた、世界で勝つ厳しさを知る岩渕さんには、来週もお話を伺います。お楽しみに!

  • お電話:障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者 荒木美晴さん

    今日お電話を繋いだのは、障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者の荒木美晴さん。東京パラリンピックの日本選手団主将に選ばれた車いすテニスの国枝慎吾さんを、荒木さんは長く取材されているとのことで、そのすごさを語っていただきました。

    1984年生まれの37歳。9歳の時に脊髄腫瘍を発症し車いす生活になり、母の勧めで車いすテニスを始めたという国枝さんですが、パラリンピックはなんと今回の東京で5大会連続出場!
    アテネ大会では斎田悟司選手とペアを組みダブルスで金メダル。北京ではシングルスで金、ダブルスで銅。ロンドンではシングルスで金。リオデジャネイロではダブルスで銅。2009年、プロに転向し、グランドスラム優勝45回(シングルス24回、ダブルス21回)、年間グランドスラム5回。シングルス107連勝等の数々の記録をお持ちです。

    過去に2度、右ひじの手術をし、リオ大会時には調子が戻らず、2017年からひじに負担のかからないフォームへと移行。翌年最初のグランドスラムで見事返り咲きました。

    サーブ、ストローク、メンタルすべてが素晴らしく、なかでも車いすの操作「チェアワーク」とバックハンドのトップスピンは特筆すべき武器だとか!とてもきわどい場所に打たれたボールも、その俊敏さで打ち返してしまうプレーは圧巻!

    東京パラリンピックでの国枝さんの活躍も期待ですね。

  • お電話:パラ射撃 水田光夏 選手

    今日は、先週火曜、東京パラリンピック日本代表推薦選手に決まった、パラ射撃の水田光夏さんにお電話を繋いでお話を伺いました。

    水田さんは、1997年8月27日生まれ、町田市のご出身。

    中学2年生の時、筋力低下や感覚障害を起こす末梢神経の難病「シャルコー・マリー・トゥース病」と診断され、車いす生活になりました。

    射撃選手としてパラリンピックに3大会連続出場を果たした田口​亜希さんに憧れて、射撃を始めたという水田さん。17歳でビームライフルの練習を始め、19歳から、エアライフルに取り組んでいらっしゃいます。

    今日は、東京パラリンピックで水田さんが出場する「10mエアライフル伏射」とはどんな種目なのか、車いすに乗った状態での伏射の姿勢についても伺いました。

    右ひじから先と左手の指先、両ひざから先の感覚が麻痺しているとのことですが、全部満点だと654点の「10mエアライフル伏射」で、自己ベストは638.3点!

    重さ5キロくらいあるエアライフルを構え、60分間60発、試合中はリラックスして体の力を抜き、何も考えずに、ただただ撃つことに集中するといいます。

    幼い頃からクラシックバレエやピアノを習い、人前に出る機会が多かったことで、なんと、「今まで緊張した経験がない!」というお話も聞かせてくださいました。試合の日も、なるべく普段通りにして、直前まで好きなK-POPを聞いてテンションを上げているそうですよ!

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