イラスト:サキドリちゃんby加納有沙

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世の中SAKIDORI 応援!ユニバーサルスポーツ

  • ゲスト:競泳日本代表 木村敬一さん

    今日お迎えしたゲストは、競泳日本代表 木村敬一 選手です。

    現在、東京ガスに所属している木村さんは滋賀県栗東市のご出身。1990年生まれの27歳です。

    2歳の時に先天性の疾患で視力を失い、10歳から水泳を始めました。
    高校3年で出場した北京パラリンピックには、5種目に出場。 ロンドンパラリンピックでは、100m平泳ぎで銀メダル、100mバタフライで銅メダルを獲得! 昨年のリオパラリンピックでは、50m自由形で銀メダル、100mバタフライで銀メダルなど、2つの銀メダルと2つの銅メダルを獲得しました。

    木村さんのお母様によると、活発なお子さんで動き回るため、ケガが絶えなかったとか。

    水泳を始めたきっかけも、「どんなに動き回っても、プールという箱の中に居れば、どこかに行ってしまうということもないから。」というお母様の考えもあったのだそう。

    滋賀で育って、小学校を卒業後、単身上京して筑波大学付属盲学校に進学されました。

    とにかく新しいことにチャレンジすることが好きで、楽しみながらやっていきたいと語る木村さんは、この時の心境を「多少不安はあったが、本気出したら帰れる。自分だけが特別ではなくて、周りの子たちも一緒なんだからと思った。それよりも、日本の中心にいける!という気持ちが大きかった。」と振り返りました。

    これには思わず、スタジオの一美キャスターも竹田サブキャスターも「メンタルが強い~!!」と感心。

    そのほかにも、まっすぐに泳ぐことの難しさや、見えなくても感じる大会でのピンと張りつめた空気感のお話など、あっという間にコーナーの時間は過ぎ、放送終了後には連絡先を交換する場面も。
    来週も木村さんにお話を伺います!お楽しみに!
    パラスポ20171121 (1).jpg

  • お電話:一般社団法人「日本パラバレーボール協会」副会長 竹田賢人さん

    一般社団法人「日本パラバレーボール協会」副会長の竹田賢人さんにお電話でお話を伺いました。今日は、このコーナーのご意見番でいらっしゃる写真家の清水一二さんもスタジオに来てくださって、「面白い競技だから、みんなに知ってもらいたい!」と太鼓判の「パラバレーボール」を取り上げました。


    パラバレーボールは「シティングバレー」という名前で親しまれていて、ルールはバレーボールの6人制とほぼ同じ。座ってプレーをし、お尻が完全に浮いてはいけない、その名の通りの座ってやるバレーボールそれが「シティングバレー」!

    健常者、障害者、ともに楽しめるユニバーサルスポーツで、日本では今、『生涯スポーツ』として広めているそうです。

    実はパラリンピックに出るのがとても難しいこの競技。

    2020年は開催国枠で男女ともに出場できることになっていますが、毎回、パラリンピックで男女ともに8か国しか出られないのです。去年のリオ大会では、残念ながら日本は男女ともに出場できませんでした。

    竹田副会長「日本としては、世界のデカい相手にどう戦うか。速さやずるがしこいアウトの取り方がポイントになってくる。」とお話してくれました。

    12月9日、10日には神戸の王子スポーツセンターで「第21回 日本シティングバレーボール選手権」が開催されます。各地のクラブチームが参加して日本一を争うとのこと!入場無料です。

    詳しくは、日本パラバレーボール協会のホームページをご覧ください。→こちらから。
    お問い合わせは、電話番号 03-6806-0468まで

  • ゲスト:写真家 清水一二さん

    毎月第一火曜日は、このコーナーのご意見番!
    40年近くにわたり障害者スポーツを取材している写真家の清水一二さんです。

    今日は、「パラリンピックが注目されることはいいことなんだけれど、メディアに感じている違和感」をお話して下さいました。

    清水さん自身、日本車いすフェンシング協会の理事を務めている中で、強い選手を取り上げるのではなくストーリー性を求めてマスコミ取材をされることがあり、「それはちょっと違うんじゃないか?」と思うことも多いのだそうです。

    見る人にも、パラスポーツの色々な競技を見てもらいたいし、メディアには個人個人を取り上げる前にまずは競技の面白さ、なんでこの競技が面白いのか?注目されているのか?を取り上げて欲しいと熱く語って下さいました。

  • ゲスト:公益社団法人 東京都障害者スポーツ協会 スポーツ振興部 地域スポーツ振興課 広木美奈さん

    今日は、公益社団法人 東京都障害者スポーツ協会 スポーツ振興部 地域スポーツ振興課 広木美奈さんをゲストにお迎えしました。

    東京都障害者スポーツ協会は「いつでも・どこでも・いつまでも~進めます!スポーツをもと身近に~」をスローガンに、障害のある方が継続してスポーツを楽しめるような社会を目指して活動をしています。

    北区十条台と国立市の2カ所で障害のある方専用のスポーツセンターを運営、さらに障害者スポーツ大会の開催や地域振興事業、理解促進・普及啓発事業なども行っているのだとか。

    広木さんは「私たちが公共スポーツセンターに行って、やりたい時にスポーツを楽しむように、障害のある方がスポーツ活動を出来ているかと言えば、そこまで至っていない。理由として2つ挙げられると思う。1つは施設の問題。そしてもう1つは、障害のある方がスポーツをしていることを知らない方がまだまだ多いこと。」と現状を語って下さいました。

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    来月11月19日(日)には、東京都障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技を武蔵野中央公園で開催します。大会の後には、誰でも参加できる体験会も予定しているそうですよ。

    東京都障害者スポーツ協会のホームページで今後告知予定とのことです。

    詳しくはこちらから

  • ゲスト:パワーリフティング 三浦浩さん②


    先週に引き続き、ゲストは、パラ・パワーリフティング日本代表でリオデジャネイロ・パラリンピックの49kg級で5位に入賞した三浦浩さん。

    スタジオで三浦さんの原動力だという長渕剛さんの曲「STAY DREAM」を、ブルースハープで演奏し、一節歌って下さいました! 思わず「つよしぃ~!」と喜ぶ一美キャスター(笑)



    先週はお仕事と競技の両立についてお話して頂きましたが、今日はアスリートとして気を付けている食事のお話など伺いました。

    それによると、"まごはやさしい"という合言葉を意識して、食事で豆・ごま・海藻・野菜・魚・きのこ・いもなどを摂るように心がけているのだとか。

    「持久系のスポーツと比べると、パワー系の食事というのはまだ確立されていない。日々、試行錯誤!」と三浦さん。


    さらに、一美キャスターから「メンタル面での打たれ強さ、意識の切り替え上手な部分は、やはり長渕剛さん流なんですか?」と問われると、「そうですね。長渕さんと一緒にお仕事していたスタッフとかはそういう人が多かった。長渕さんは不可能を可能にする男!出来ないことも、どうやれば出来るのかを探って可能にしてしまう。」


    これから2020年の東京パラリンピックを見据え、3つの大きな大会が控えているという三浦さん。またスタジオに来て、お話聞かせて下さいね!

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  • ゲスト:パワーリフティング 三浦浩さん①

    今日のゲストは、パラ・パワーリフティング日本代表で、リオデジャネイロ・パラリンピックの49㎏級で5位に入賞した三浦浩さんです。


    1964年生東京まれの三浦さん、もともとは長渕剛さんのライブスタッフで、ギターのメンテナンスや管理を行うギターテクニシャンとして活躍していました。2002年、他のアーティストのツアー中に機材搬出の際に、脊髄を損傷。車いす生活になってからもギターテクニシャンを続け、2004年のアテネパラリンピックを見て、本格的にパワーリフティングを始められました。


    パラ・パワーリフティングとは?脚などに障害のある選手が仰向けになってバーベルを持ち上げる競技。ベンチプレス。三浦さんの自己ベストは135キロとのことで、細身に見えますが実際に触らせてもらった一美キャスターは「すごいかたい腕!胸もすごい段差!」とその鍛え上げられた筋肉にビックリ!!

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    三浦さんは普段、有明の東京ビッグサイトでお仕事をされていらっしゃいます。

    「毎日毎日トレーニングをしてしまうとオーバーワークになってしまう。体を休めるためにも働くことが必要。万が一、リタイヤしなければならなくなったときにも働く場所があるということは大事だと思う。出会いもたくさんあるので、今、すごく充実してます。」と笑顔を見せてくれました!

    来週も三浦さんにお話を伺います。お楽しみに。

  • ゲスト:フリーライター 斎藤寿子さん

    前回は8月にスタジオで、車いすバスケットのお話をしてくださった斎藤寿子さん。

    今日取り上げたのは、9月7日~11日に町田市立総合体育館で行われた、パラバドミントンの国内初の国際大会「ヒューリック・ダイハツJAPAN パラバドミントン国際大会」。

    斎藤さん、パラバドミントンの試合を現場で取材したのは初めてのことだったそうです。

    なかでも、密着取材をした義足の藤原大輔選手の戦いぶりは素晴らしく、今日はその藤原選手について詳しくお話して下さいました。


    1994年生まれの23歳。生後間もなく医療事故の感染症で左足大腿部を切断。高校2年からパラバドミントンの試合に出場しており、現在、なんと世界ランク4位の実力を持っています!

    4日間で14試合をこなすという日程。試合試合の超多忙を極めるなか、最終の試合では義足のあたる部分から出血まで・・・。それでも我慢し、粘り強い戦いを見せ優勝を勝ち取りました。

    藤原選手は試合後、「ホームの力が大きかった。背中を押された。」と語ったそうです。

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    11月21日~26日には、韓国のウルサンで世界選手権が行われます。斎藤さんはこちらも取材するとのこと。アウェーの地でどう戦うのか、真価が問われると語って下さいました。

  • ゲスト:写真家 清水一二さん

    今月から火曜の「世の中SAKIDORI」は『応援!ユニバーサルスポーツ』に名前が変わりました。
    ユニバーサルとは「すべての人の」「誰もが」という意味。障害の有無や年齢を問わず、範囲を広げ、より広く、さまざまな協議や選手を取り上げます。



    今日のゲストは、このコーナーのご意見番!お馴染み、写真家の清水一二さんです。

    「地方で障害者スポーツの大会を行う大切さ」を感じたという、先月22日~24日まで、福島市の県営あづま陸上競技場で行われていた、ジャパンパラ陸上競技大会のお話をしてくださいました。

    新たな選手、ベテラン選手の活躍を見に、そしてどのような運営をしているかなどを見てきたという清水さん。


    残念ながら、まだまだ観客の数は少なかったそうですが、清水さんが思うに「外にいる人を中に引っ張り込まないといけない。そのために、例えばリオ・パラリンピックの出場選手のタイムスケジュールをアナウンスしたり、電光掲示板などで常に発表するといいのではと思った。声援も少なかった。ファンを作らないといけない。」と振り返りました。

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    そんな清水さんの写真展が行われます!

    ◆日時:10月9日(祝・月) 10:00~15:00
    ◆場所:TFT(東京ファッションタウン)ビル 西館ホール
    ◆最寄駅:りんかい線 国際展示場駅より徒歩5分
         ゆりかもめ 国際展示場正門駅より徒歩1分
    ◆住所:〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
    ◆リンク:第33回日本義肢装具学会

    入場無料でどなたでもご覧いただけますので、ぜひ足をお運びください。

    ネクタイをしたフォーマルな姿の清水さんもいらっしゃるとのことですよ!

    詳しくは清水一二さんの公式ホームページへ→こちらから

  • ゲスト:理学療法士で、首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さん②

    先週に引き続き、理学療法士で、首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さんにお話を伺いました。

    信太さんのお仕事 理学療法士はパラスポーツの国際大会などに帯同するケースもあるのだそうです。信太さんも、車いすバスケットのジュニア世代の海外遠征に帯同されたご経験があるということでした。

    多くの理学療法士はコンディショニングなどのトレーナーとしてのサポートがメインのお仕事ですが、信太さんは体調を崩しがちな若い世代の生活面や自己管理の面でサポートをされたそうです。生活指導の先生やお母さんのような存在でしょうか。心強いですよね(^^)


    さらに信太さんは、健常者、障害者に限らず、アスリートに正しい薬の服用の仕方など、ドーピングに関する指導も行っていらっしゃいます。

    アスリートは健常者も障害者も全く同じルールでドーピング検査が行われており、禁止薬も同じ。そのため、まさか自分が日常的に使っている薬が禁止薬だと思わないで使用してしまうということも。より高い意識を持ってもらうため、講習会なども行っています。

    最後に「人と関われる。人の人生に関われる。一緒にチャレンジしたり、変化を喜んだり、それを感謝されたり・・・そういうところが理学療法士になって良かったと思える瞬間」だとお話してくださいました。

    理学療法士のお仕事がパラスポーツをどのように支えているのかお話してくれた信太さん。ありがとうございました!

  • ゲスト:理学療法士で首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さん①

    今日はスタジオに、理学療法士で 首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 助教 信太奈美さんにお越し頂きました。


    ご自身もバスケットボールをやられていたという信太さんは、ケガをしたときにこのお仕事「理学療法士」のことを知ったそう。そしてその後、義足を付けて歩く練習をする際に寄り添うのも理学療法士と知って「いい仕事だな」と思ったことがきっかけで、目指されました。


    信太さんは脊髄損傷や切断など、重い障害をお持ちの方とリハビリすることが多く、患者さんには「リハビリテーション中は、人生で一番動けない時期で「元の生活に戻りたい」と不安や焦りがあると思う。だからこそ今、日々の生活で出来るところからやっていきましょう!」とお声をかけているとお話してくれました。


    一緒にリハビリをするにつれ、少しずつ自分で生活が出来るようになって、それからパラスポーツを見て「自分もやってみたい!」と競技をはじめ、続けている方がいらっしゃるそうです。


    ご自身も実際に、車いすバスケットをやってみたことがあるとのことで「日頃、練習で選手たちに厳しいことを言っているのに自分ではまったくできなかった。」と振り返り、改めて、自分は選手たちに叱咤激励をするのが役目だと感じたと語って下さいました。


    障害を負った方にとって病院でリハビリを始める時、傍らに寄り添う頼もしい存在、理学療法士のお仕事。まだまだ伺いたいことがたくさんあります!

    温熱療法のことなども分かりやすく説明して下さった信太さんには、来週もお話をお聴きします。どうぞお楽しみに!

  • ゲスト:日本財団パラリンピックサポートセンター 中澤薫さん

    今日はスタジオに、日本財団パラリンピックサポートセンターの中澤薫さんをお迎えし、11月15日(水)に両国国技館で行われるイベント『パラフェス 2017』についてお話して頂きました。


    今年で2回目となるこの『パラフェス』。


    音楽を通じてパラリンピックをもっと身近に感じてもらおうというイベントで、有名ミュージシャンや、来年3月のピョンチャンパラリンピック出場予定のアスリートによる競技紹介、デモンストレーション、トークショーなど盛りだくさんの内容になっているそうです!


    「東京パラの方に目が行きがちですが、冬のピョンチャンオリンピックをまずは応援していこうと!雪山の美しさ、素晴らしさを演出したい」ということで、両国国技館を雪山に...というビックリするようなコンテンツを用意しているとのこと。

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    そして、現在、『パラフェス』出演が決定したミュージシャンも、特別にお二人だけ教えてくださった中澤さん。

    「両腕がないブラジルのピアニスト Johnatha Bastosくんが初来日します。そして、昨年のパラフェスにも出演して大好評だった全盲のミュージシャン木下航志さん。目が見えないからこそのソウルフルなステージ。二人のコラボも考えているところです。」



    ご紹介した『パラフェス 2017』について、詳しくは日本財団パラリンピックサポートセンターのホームページをご覧ください。→こちらから

  • ゲスト:写真家 清水一二さん

    毎月第1火曜日は、このコーナーではもうお馴染み、写真家の清水一二さんが登場!今日お話ししてくれたのは『パラ水泳』についてです。

    先週の土日には、東京辰巳国際水泳場で国内最高峰の『パラ水泳』の大会「2017 ジャパン パラ水泳競技会」が行われたばかり。

    視覚障害のある方がまっすぐ泳ぐのは大変で、誰かを見て泳ぎ方を覚えるのではなく、体に覚えこませるわけですから、それだけたくさんの練習も必要になります。

    『パラ水泳』は障害のある選手がターンやゴールする際に、コーチがスポンジの付いたタッピングバーという棒で頭を叩いたりして合図するのだそう。
    事前に「あと何mになったら叩いて!」など決めておきます。選手とコーチの息の合ったタイミングが重要で、この0.0秒の差が勝敗にまで影響してくるんですね。

    障害によって泳ぐクラスも、スタートの仕方も変わり、両腕を欠損している選手の背泳ぎのスタートは、グリップを握ることが出来ないため、ひもやタオルを口にくわえてスタートすることも。

    最後に清水さんに『パラ水泳』の時、どういったところにポイントをおいてシャッターを切るのかも伺いました。

    今月30日から来月6日まで、メキシコではパラ水泳の世界選手権が行われるということです。

    清水さん、また来月もよろしくお願いいたします!

  • ゲスト:走り幅跳び 高田千明さん,ガイド役・コーチ 大森盛一さん②

    今日は、先週の放送後に収録させて頂いた、ロンドン世界パラ陸上の走り幅跳びで銀メダルを獲得した高田千明さんと高田さんのガイド役(コーラー)で、コーチの大森盛一さんのお話をお届けしました。

    大森コーチには、高田さんの良いところはどんなところなのか、その長所をより伸ばすために大森コーチが気を付けていることなど伺いました。

    そして、小学三年生の1児の母でもある高田さん。

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    ご主人の裕士さんは、400mハードルと4×400mリレーの選手で、聴覚障害者によるオリンピック「デフリンピック」の日本代表でいらっしゃいます。目指しているところは違えど、お互いに選手と言うことで練習を譲り合って行ったり、情報などの交換をしたり、協力しつつライバルでもある良い関係を築いているとお話してくれました。

    家族三人でいる時間がどうしても少なくなってしまい、お子さんに寂しい想いをさせてしまっている分、中途半端にしないと決めて頑張っているそうです。

    お子さんに「世界一のママの姿を見せたい!」としながら、「今回の世界大会の銀メダルを見せたら、「あぁ、"金"じゃないね...」と子供に言われてしまった。そうですね、もっと頑張ります!という気持ちになりました。」

    大森コーチも「僕だけでなく、(お子さんという)ちっちゃなコーチがいますね。」と笑顔。


    最後に3年後のパラリンピックに向けての想いを高田さんに伺いました。

    「来年も再来年も大きな大会はあるので、最終的に世界記録を出して、メダルがとりたい!」

    それを聞いて、大森コーチ「志だけは高いんだなぁ」と愛あるツッコミ!

    信頼しあっているお二人だからこそのお話でしたね!

  • ゲスト:走り幅跳び 高田千明さん,ガイド役・コーチ 大森盛一さん

    今日のゲストは、先月のロンドン世界パラ陸上の走り幅跳びで銀メダルを獲得した高田千明さんと、高田さんのガイド役「コーラー」でコーチの大森盛一さんにお越し頂きました。


    高田千明さんは、1984年生まれ。
    18歳で視力を失い、その後、本格的に陸上競技をスタート。
    ほけんの窓口グループに所属し、去年のリオデジャネイロ・
    パラリンピックでは、日本新記録で8位入賞。先月のロンドン世界パラ陸上では、日本新記録の4m49で銀メダルを獲得しました。ご主人の裕士さんは400mハードルと4×400mリレーの選手で聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」の日本代表です。
    大森盛一さんは、1972年生まれ。
    現役時代は400mの選手として活躍しました。
    1992年のバルセロナオリンピック、1996年のアトランタオリンピックに出場し、アトランタでは、4×400mリレーで5位入賞。この4×400mリレーのアジア記録保持者です。
    引退後はコーチとなり、少年時代のサニブラウン・ハキーム選手も指導しました。
    現在、飛ぶたびに自己記録を更新しているという高田さんに、まずは視力のない中でどのようにまっすぐ走って飛ぶのか解説して頂きました。
    通常の細い踏切版を見てピンポイントで飛ぶことは出来ないので、砂場の手前、1m幅の部分から飛んで、踏み切った足形から砂場までの距離を計測。
    声と手ばたきでガイド役の「コーラー」が砂場の位置を選手に伝え、その声の方向に向かって走り、飛ぶのだそうです。「コーラー」から「止まれ」などのかけ声がない場合は、自分の中で決めてある歩数で踏み切るということで、時折、歩数を間違えてしまうこともあるのだとか。

    コーチの大森さん「見えないところに走って行って、砂場があるとはいえ、飛んで落ちるというのは、慣れていても怖いと思う。恐怖をなくすというのではなく、いかにして慣れさせるかというのを意識して指導した。」


    そして、先月のロンドン世界パラ陸上という大舞台で、日本記録を更新し銀メダルを獲得した時のお話も伺いました。
    高田さん「リオの時は、観客の応援や歓声で大森さんのコーラーの声がまったく聞こえなくてパニックになった。ロンドン世界パラ陸上でも同じような状況になったらどうしようと思っていたけれど、本番始まったところで観客の方たちがちゃんと選手の邪魔をしないようにシラーッと静かになった。大森さんの声が響いていて、感動しました!」

    来週も、高田さんと大森さんにお話して頂きます。お楽しみに!
  • ゲスト:フリーライター 斎藤寿子さん

    今日のゲストは、7月18日にお電話でこのコーナーに出演してくださったフリーライターの斎藤寿子さんです。

    前回のお電話では、ロンドン世界パラ陸上のことをレポートして頂いたのですが、改めて印象に残っていることと、今月8月31日から9月2日まで、東京体育館で開催される車いすバスケの大会『三菱電機 ワールドチャレンジカップ2017』についてお話して頂きました。


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    「なんといっても出場国がすごい!!」と斎藤さんがお話されていた通り、昨年のリオデジャネイロパラリンピック銅メダルのイギリス、そのイギリスを今年の6月のヨーロッパ選手権決勝で破り優勝したトルコ、そして同じアジア・オセアニア地区の最強国オーストラリアが来日し、日本男子代表と戦うということ。世界トップの試合を間近で見られるチャンスなんですね!


    斎藤さん注目の選手は、一美さんと竹田有里サブキャスターも気になっていた、香西宏昭選手。そして、もう一人、古澤拓也選手。

    素晴らしいスリーポイントが特徴の香西選手は、日本人選手の中で唯一プロで活躍中の選手でもあるのだとか。古澤選手はリオデジャネイロパラリンピックには出場していなかった新しい選手で注目株だそう!


    ほかのスポーツ同様、車いすバスケも高さではなかなか海外にはかなわないが、日本ならではのスピードと俊敏性を活かして、"常にボールと人が動き回る"バスケをすることが求められるとお話してくれました。




    見逃せない『三菱電機 ワールドチャレンジカップ2017』について、詳しくは、日本車いすバスケットボール連盟のホームページをご覧ください。こちらから

  • お電話:日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部  プロジェクトリーダーの前田有香さん

    今日は、5月にスタジオにもお越し頂いた、日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部  プロジェクトリーダーの前田有香さんに、お電話でお話を伺いました。


    この夏、行われるパラスポーツのイベント、実はたくさんあるんです!前田さんがご紹介くださいました。
    「明日から12日まで、神奈川県車いすテニス協会が主催の「KANAGAWA OPEN」が厚木市で行われる。      8月31日~9月2日には、車椅子バスケット ボールの初の国際大会である「三菱電機ワールドチャレンジ カップ2017」が東京体育館で。 同じく来月9月2日、3日には、ジャパンパラ水泳競技大会が 東京辰巳国際水泳場で。」

    生でパラスポーツを見ることが出来るチャンスが目白押しです!



    そして現在、日本財団パラリンピックサポートセンターでは『パラスポーツ絵画・作文コンテスト 2017』を実施中。

    パラスポーツを体験したこと、本や記事などから感じたことを絵画、または作文で表現して応募してください。

    締め切りは9月29日まで。

    大賞、特別賞は、東京パラリンピック開会式の1000日前の 11月29日に発表。朝日新聞にも掲載される予定だそう。

    詳しくは、日本財団パラリンピックサポートセンターのホームページをチェック!



    最後に前田さんが今までに読んだパラアスリートの本で、感動した本についてもご紹介くださいました。

    「宮崎恵理さんが書かれた『希望をくれた人 パラアスリートの背中を押したプロフェッショナル』。
    この本は、パラスポーツを長年追っているライターが書き、10名のパラアスリートの背中を押したトレーナーや義肢装具士、特別支援学校の教員など、様々なプロフェッショナルが取り上げられている。
    今もトップで活躍している選手たちがそのスポーツに出会ったきっかけ、トップの世界を目指す後押しをした方々のストーリーなどが描かれ、パラスポーツの深みも伝えてくれる。」

  • ゲスト:写真家 清水一二さん

    毎月第1火曜日は、このコーナーではもうお馴染み、写真家の清水一二さんが登場!今日はスタジオで、『ゴールボール』のお話をしてくれました。


    まずは『ゴールボール』とはどんな競技なのでしょうか?
    「視覚障がい者による球技です。バレーボールのコートと同じ広さのコートに、サッカーと同じようなゴールを両サイド立てます。サッカーのゴールキーパーが3人いる感じ。
    攻撃する時は鈴が入ったボールを投げてゴールを狙う。ボールを取ったら投げる、ボールを取ったら投げる...相手がとっている限りは、その繰り返しをするという競技。投げる時には必ずワンバウンドさせる。」

    『ゴールボール』の大きな特徴として、審判によるチェックがとても厳しいこともお話してくれました。
    「選手はアイシェード(目隠し)を、試合中に触ってはいけない。眼鏡に気軽に触るような真似ができない。もしずれたり、汗が目に入るなど何かあるときには、必ず審判に知らせて対応しないといけない。」

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    会場の雰囲気はというと、選手は鈴の音が頼りなのでシーンとしているのだそうです。
    「ロンドンパラの時にカメラマンは音を立ててはいけないとすごく注意された。でもリオの時には、地元ブラジルの観客のノリが良くて...みんなの性格なんでしょうね(笑)全然静かにならなくて、「音が聞こえない」と何度もとめられていたのが印象に残っている。」


    今週金曜から3日間、千葉ポートアリーナにて「2017 ジャパンパラゴールボール競技大会」が行われます。
    女子日本代表が、カナダ、ギリシャ、韓国を迎え、4ヵ国の対抗戦を行うということで、海外の選手が見られるなかなかないこの機会にぜひ見にお出掛けください。

  • ゲスト:総合医療福祉機器メーカー オットーボック・ジャパン株式会社 アフターセールスサービスマネージャー 義肢装具士の高橋俊潤さん

    今日は、ドイツに本社を置く総合医療福祉機器メーカー オットーボック・ジャパン株式会社のアフターセールスサービスマネージャーで、義肢装具士の高橋俊潤さんにスタジオにお越し頂きました!


    オットーボックは、1988年のソウル大会からパラリンピックの会場で、選手が使う機器の修理サービスやメンテナンスを無料で行っています。

    手や足を切断された方がその失われた部分を補うために使用するものを義肢といい、切断された部位により義手や義足とも呼ぶのだそうで、高橋さんのお仕事である義肢装具士というのは、切断された方の活動レベル、使う人ひとりひとりに合わせて義肢装具製作するのだとお話してくれました。

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    今日はスタジオにスポーツ用の義足を持ってきて頂きました。太ももを入れるソケット部。
    こちらの義足、2~3㎏と「重い!」と感じたのですが、人間の足は平均して10㎏くらいになるとのこと。


    高橋さん、去年のリオ・パラリンピックで修理サービスを担当し、トータルで2400件ほどの修理をされました。そして、昨日閉幕した「世界パラ陸上ロンドン大会」でも、オットーボックは公式修理サービスプロバイダーとして選手をサポートしました。


    最後に、オットーボックではパラリンピックやパラスポーツを通じて、パラリンピックに出場するトップアスリートだけではなく、すべての障がい者の「Quality for life」、日常生活がより充実するよう貢献したいとお話してくれました。


    オットーボック・ジャパンでは様々な活動をおこなっていますので、ぜひチェックしてみてください!→ 【オットーボック・ジャパン ホームページ】


  • お電話:フリーライター 斎藤寿子さん

    先週も話題になった世界パラ陸上競技選手権が、今月24日までイギリス・ロンドンで行われており、会場のクイーン・エリザベス・オリンピック・パークでは、連日、熱戦が展開されています!
    今日は、現地で取材中のフリーライター 斎藤寿子さんにお電話を繋ぎました。


    現在、競技4日目が終わり、5日目の朝に入ったところ。
    新たな試みで、世界陸上の会場を一足先に使用している今回の大会。
    会場には、初日からたくさんの観客が集まっているそうです。
    斎藤さん「私も取材をした5年前のロンドンパラリンピックがフラッシュバックするような感じ。びっくりした!すごく盛り上がっている!」


    去年のリオパラリンピックの400m銅メダリストの辻沙絵選手らも、そんな会場でパフォーマンスを見せるのが楽しくて仕方ないといった感じだと伝えてくれました。実力+αの力も出せそうなムードなんですね。

    イギリス・ロンドンのこの大会から、3年後の2020年東京パラリンピックに向けて、どんなことを学べばいいのでしょうか?
    斎藤さん「盛り上げ方が上手!街中にもポスターが貼ってありますし、駅のペーパーなど目に付くところに、パラリンピックの選手がヒーローという感じで掲げてあるので見に行きたくなる!イギリスの選手は強いですし、たとえ結果が出なくても応援したくなるような雰囲気を会場が醸し出している。」


    次はスタジオでお土産話を伺いたいですね!

  • お電話:日本パラ陸上競技連盟 事務局 永尾由美さん

    今週の金曜14日から、ロンドンで世界パラ陸上競技選手権が始まります!
    今日は、日本パラ陸上競技連盟 事務局の永尾由美さんにお電話を繋ぎ、今大会の見どころや注目選手についてお話を伺いました。

    永尾さんは1988年のソウルパラリンピックの陸上「スラローム」の金メダリスト。

    2001年から日本パラ陸上競技連盟の強化委員となり、2004年のアテネパラ、2005年の世界選手権オランダ大会、2008年の北京パラにナショナルコーチとして帯同し、これまで数多くのメダリストを輩出していらっしゃいます。



    いよいよ14日から始まるロンドン世界パラ陸上、永尾さんに全体的な見どころを伺いました。

    「この日のために鍛え抜かれた技と身体で最高のパフォーマンスを披露する。今大会は初めて一般の世界陸上と同じ会場で、パラの世界選手権が先に開催される画期的な大会でもあるので、ぜひご覧になってもらいたい。」とのこと。



    永尾さんは日本人選手では、どの競技や選手に注目しているのでしょうか?

    「知的障がい者のクラスの女子1500mへ出場する蒔田沙弥香、山本萌恵子のライバル対決。

    ベテラン長距離車いす選手の樋口政幸。短距離界の生駒知季、西勇輝の活躍にも注目。

    義足ジャンパーで飛躍している女子走幅飛の前川楓。そして、男子の山本篤は世界選手権3連覇達成なるか?!というところ。」だそうです。



    最後に2020年に向け、日本のパラ陸上界の目標については

    「どの種目においてもなかなか選手が増えず、発掘、育成というところでは遅れている。2020年までに底上げするのは難しい。しかし、この世界選手権を含め、ベテラン選手が今まで以上に技術を磨き、若手選手を引っ張って、1秒でも1ミリでも記録を伸ばし、世界と戦うことが目標!」とお話してくれました。


    永尾さんのご主人は、パラリンピックに合計7大会に出場した嘉章さん。
    嘉章さんはアテネパラで日本選手団の主将を務め、4×400mリレーで銅メダルを獲得されています。


    NHK・BS1で連日放送される今大会の解説は、嘉章さんが担当されるとのことです。ご主人の嘉章さんは「話すのはあまり得意じゃないですね~。」と永尾さんは笑っていましたが、こちらも楽しみですね!

  • お電話:写真家 清水一二さん

    7月になりました。
    毎月第1火曜日は、このコーナーのご意見番で、パラスポーツを40年近くに渡り取材し続けている写真家の清水一二さんです。今日はお電話でのご出演。

    というのも清水さん、今朝、ポーランドから帰って来たばかりだったんです。
    車いすフェンシング協会の理事を務めていらっしゃるため、今回日本代表とともに、ポーランドで行われた「車いすフェンシング」のワールドカップへ。

    清水さん「注目の国としては、中国とロシア。選手の数も多く、中国は100人以上。ロシアは200人以上。日本はまだ6人。でも国際大会に出られるようになったのはすごいこと。」

    車いすフェンシングについては、先週、先々週も取り上げました。
    "ピスト"という、固定された鋼鉄の上に車いすをセッティングするのですが、この"ピスト"のセッティングについて東京パラリンピックに向けての課題でもあるそうです。
    「最低でも会場にピストのセッティングが出来る人が4人は必要」とのこと。


    最後に来年12月に京都で行われるワールドカップで、清水さんはどのようにお迎えしたいと考えているのでしょうか?
    「写真を撮りに来てくれるカメラマンにも良い思いをしてもらいたい。そのためにはどうしたらいいか考えている。お金をかけずにいい案を...。」と。
    写真家の清水さんならではですね。

  • インタビュー:NPO法人「日本車いすフェンシング協会」理事長の小松真一さん②

    先週に引き続き、NPO法人「日本車いすフェンシング協会」理事長の小松真一さんのインタビューの第2弾です。


    車いすフェンシングは、1960年のローマ・パラリンピックから続く、由緒ある正式競技。先週お話がありましたが、車いすを固定する鋼鉄「ピスト」の上で 戦います。車いすバスケや車いすラグビーなどとは違い、車いすを動かすことはありません。

    競技をする前にこの、「ピスト」をセッティングするだけでも大変なんだそうです。慣れている人であれば10~20分で、慣れていない場合は30~40分もかかってしまうとか。もちろん、片付けにも時間がかかりますし、車いすの障害をお持ちの方自身ではセッティングは難しいので、セッティングをするスタッフ、ボランティアの方が必要です。いろいろな苦労についても伺うことが出来ました。


    さて、2020年の東京パラリンピックに向けて小松さんはこのように語っています。

    「ヘッドコーチとして、シドニーとアテネの金メダリストのフン・イン・キイが就任したので、モチベーションも上がっている。まずはランキングをとること!ポイントをとっていって、メダルを...というイメージを持って頑張って欲しい。慌てずにひとつひとつ階段を上がっていって欲しいと思う。」



    小松さん、 実はご病気で一命をとりとめたことがきっかけで 車いすフェンシングへの思いを強くしたのだそうです。
    車いすフェンシングの将来についても伺いました。

    「面積的には六畳のカーペットが敷ける範囲で、車いす用のピストが持っていければどこでも出来る。 障がい者でも健常者でも車いすに座れば、同じようにフェンシングが出来る。こういう競技はなかなかほかにないと思う。『シッティングフェンシング』という、障がい者だけではなくて健常者もやっていけるようなフェンシングのカテゴリーを増やして、もっともっと広めて行きたい。」


    来年12月には、京都でワールドカップが開催されるなど、 ますます注目が集まる、車いすフェンシング。
    東京では北区の赤羽体育館で毎週ではないのですが、毎月金曜の 午後6時半から8時半まで、車いすフェンシング教室が行われています。 次回は、来月14日(金)ということです。

    見学をしたい方、興味を持たれた方、詳しくは日本車いすフェンシング協会のホームページをご覧ください。

    https://jwfa.jimdo.com/

  • インタビュー:NPO法人「日本車いすフェンシング協会」理事長の小松真一さん

    今週と来週の2週にわたって、NPO法人「日本車い すフェンシング協会」理事長の小松真一さんのインタビューをお送りします。


    小松真一さんは、1977年、同志社大学を卒業後、家業の写真館の業務のほか、カメラマンとしても活躍していました。 その後もフェンシングに関わっていたことから、健常者でありながら、日本で唯一の車いすフェンシングの指導者となり、パラリンピック 選手を育成。2000年のシドニーパラリンピックから3大会連続で日本代表監督を務めました。


    小松さんとフェンシングの出会いは何だったのでしょうか?
    「京都はフェンシングが盛んで、自分も高校から始めた。28年前にフェスピックという、アジアパラリンピックが神戸であったんです。そこで、日本製のピストを作ったということで、フェンシング協会の方から「小松、お前見に行け!」と。はっきり言って車いすフェンシング、見たこともルールも分からなかった。そして、その後、「車いすフェンシング教室をやってみてくれないか?」とセンターからの希望があって、10回やらしてもらいました。」
    IMG_1323 ピスト.jpg
    ↑写真をご覧いただくと分かるでしょうか?ピストというのは車いすを固定する鋼鉄のこと。

        
    最初はルールも知らなかったため、車いすフェンシングを続けていく気がなかったいう小松さん。しかし、その後、北京フェスピック大会に参加した時に出会った香港チームの関係者が、車いすフェンシングのルールブックを送ってくれたことをきっかけに、 小松さんも本格的に競技に取り組むようになっていったと言います。

    現在、日本の車いすフェンシングの競技人口は40人ほど。 強化指定選手8人、育成選手6人で、全国から毎週、京都に来て練習をしているのだそう。
    数あるパラスポーツの中でも、まだまだ発展途上と言えるスポーツ、車いすフェンシング。
    来週は、2020年の東京パラリンピックに向けての課題やフェンシングの未来についてお送りします!
  • お電話:日本財団パラリンピックサポートセンタープロジェクトマネージャー マセソン美季さん

    今日は、日本財団パラリンピックサポートセンターのプロジェクトマネージャーで、1998年の長野パラリンピックでは「アイススレッジ スピードレース」で3つの金メダルと1つの銀メダルを獲得したマセソン美季さんにお電話を繋いでお話を伺いました。


    高校卒業後、体育の先生を目指して東京学芸大学に進学したマセソンさん。 1年生の秋に交通事故に遭って脊髄を損傷、下半身不随となり車いす生活に。
    入院中に車いすスポーツと出会い、陸上競技を始めました。


    マセソンさんは長野パラリンピックの時に選手村で出会ったショーン・マセソンさんと結婚し、現在はカナダにお住まいです。
    ご主人のショーンさんはアイススレッジホッケーの元カナダ代表で、トリノ・パラリンピック金メダリストでもあります。


    世界に先駆けて日本で導入されることになった、国際パラリンピック委員会の公認教材『I'm POSSIBLE』ついてもお話して頂きました。
    どんな先生でも自信を持って授業ができる教材キットになっており、4月末から全国の国公立・私立の小学校と特別支援校に1セットずつ配布しているそう。


    日本とカナダの往復のほか、国際パラリンピック委員会の会議に出席するため、世界中を飛び回っているマセソンさん。
    次はぜひスタジオでお話が伺いたいですね!

  • ゲスト:写真家 清水一二さん

    火曜の「世の中SAKIDORI」は『応援!パラスポーツ』

    毎月第1火曜日は、このコーナーのご意見番で、パラスポーツを40年近くに渡り取材し続けている写真家の清水一二さんです。

    先月の車いすバスケの大会では、清水さんの写真家としてのお姿も拝見できた一美さん。

    「ゴールのすぐ後ろでカメラをかまえていて、いつつっこんできてもおかしくないのに動かない。カッコ良かった~!!」と興奮。

    清水さん、「実はカメラにダメージがあった」という裏話も聞かせてくれましたね。




    さて、今日は『ブラインドサッカー』を取り上げました。

    金属の鈴のようなものが入ったボールを使うため、プレー中は観客も静かに観戦するこの競技。

    5対5で行い、フィールドプレーヤーは視覚障害者の4人ずつ。キーパーは視覚障害のない選手、もしくは弱視者が務めるという編成になっています。

    危険な衝突を避けるため、ボールを持つ相手に向かっていく際には「voy(ボイ)」と言わないといけません。

    一美さん「カバディみたい!」

    ちなみにこの「voy」というのはスペイン語で「行く」という意味。

    IMG_2758.JPG

    清水さんに写真を撮っていて、『ブラインドサッカー』の魅力はどんなところにあるのか伺いました。

    「顔の表情の真下にボールがあるので、そこがすごく好き。ファインダーの中にちゃんとボールの位置と選手の顔の位置がくるように。選手がボールに集中している姿が撮れる。」

    来月7月1日・2日にみなとみらいで日本選手権予選ラウンドが行われます。その後、23日には調布で決勝ラウンドが!

    「よく考えられた競技。すごい戦い。」とのことですから、リスナーの皆さんもぜひ会場に足を運んでみて下さい。

  • インタビュー:トライアスロン 佐藤圭一さん②

    今週は、トライアスロンの佐藤圭一さんインタビューの第2弾です。

    学生時代は帰宅部だった佐藤さん、クロスカントリースキーの新田佳浩選手の新聞記事を読んだことがきっかけで、25歳の時に会社員を辞め、 カナダに渡ったと先週お話がありました。

    ご自身の"運"については、こう語っています。

    「クロスカントリースキーの成績が伸び悩んで、新しくトレーニングの一環でトライアスロンに挑戦した。ドーピング問題で、繰り上げで入ることが出来た。"運"をものにするか、しないか。"運"も実力のうち。」
    一美さんはこのインタビューを通して、「一番は毎日あきらめずにやり続けることが大事なんだな」と改めて感じたと話していましたね。

    佐藤さんの競技人生の支えになっているものは何なのでしょうか?

    「できなかったものができるようになってきたこと。ちょっとずつちょっとずつ伸びてきているのがモチベーションですね。」

    ピョンチャン・パラリンピックは来年3月9日に開幕します。佐藤さんは、今、どんな想いなのでしょうか?

    「バイアスロンでメダル!でも、メダルもそうなんですけど、自分がどこまで強くなれるかがテーマ。 達成度が高くなっていけば高くなっていくほど、それがメダルに繋がっていけばいいかなと思います。」

    フィンランドでトレーニング中の佐藤さんは明日、帰国する予定。佐藤さんの今後に期待ですね!

  • インタビュー:トライアスロン 佐藤圭一さん①

    トライアスロンの佐藤圭一さんにインタビューした模様を、今週と来週の2週にわたってお送りします。

    今月13日、14日、山下公園周辺で「2017世界トライアスロン シリーズ横浜大会」が行われ、その試合前に取材をさせて頂きました。

    IMG_1280 佐藤さん4.jpg

    佐藤圭一さんは、1979年生まれ、愛知県のご出身。

    生まれつき、左の手首から下が形成不全で掌がなく、指先の動作は右手で行います。競技中でも義手は使用しません。
    元々は冬のスポーツの選手だったそうですが、トレーニングの一環でトライアスロンを始められました。

    19歳のときに長野パラリンピックを見てアスリートを目指したものの、いったんは会社員としての道を選んだ佐藤さん。

    しかし2005年、脱サラしてカナダに留学。プロアスリートの道を歩み始めます。

    2010年のバンクーバーパラリンピック、2014年のソチパラリンピックには、クロスカントリースキーとバイアスロンで出場。

    その後、トライアスロンにも挑戦し、去年のリオデジャネイロ大会にも出場。
    来年のピョンチャン大会では、バイアスロンでメダル獲得を目指します。

    「アスリートはもちろん、世の中の全ての方に、こうした生き方を伝えたい!」と語る佐藤さん。

    現在、フィンランドでトレーニング中で、今月31日に帰国予定です。

    スポーツ経験がないのに、プロの世界に飛び込むという「0か100の男」佐藤圭一選手のインタビュー第2弾、来週もお楽しみに!

  • お電話:フリーライター 星野恭子さん

    今日は、目の不自由な方の伴走ボランティアをしている、フリーライターの星野恭子さんにお電話でお話を伺いました。

    星野さんが伴走ボランティアを始めたきっかけは、今からおよそ13年前、あるマラソン大会で、初めて給水などのスポーツボランティアに挑戦し、そのときお世話になった方が伴走ボランティアやっていて興味を持ったとのこと。 その1年後には、伴走練習会に参加。

    星野さん「とても楽しく走れた。練習会の終わりには全盲のランナーさんから、「今日はありがとう。とても気持ちよかった。また一緒に走ってね」と言われ、すごく嬉しかったんです。」



    伴走者はどんなことに気をつけながら、ランナーと一緒に走っているのかも伺いました。

    星野さん「自身が目をつぶって走る状態を想像してみてもらうとすごく怖いと思うんですね。外から得る情報というのは8割が目から。だからまずは安全第一です。リラックスして走れるように工夫をしています。「凸凹あり」など言葉で知らせることもありますし、坂道の上り下りだけではなく、あとどのくらいで「終わり」が来るのかも伝えます。そうしないと、相手は「いつまでこの坂は続くんだろう?」と不安になってしまう。他には、「お花が咲いていますよ。」や「いい匂いがしますね!」というような楽しい情報もお話していますね。」



    最後に、パラスポーツの魅力を語って頂きました。

    星野さん「以前に比べ、国際大会などではかなり専門的・集中的なトレーニングをしないと勝てないくらいに競技のレベルが上がっている。競技自体も面白いものが多いのも魅力です。障害のあるないに関わらず、人間同士のつながりがあって"チーム"として戦っている面があるのも面白いところだなと思います。」

  • ゲスト:日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部 プロジェクトリーダー 前田有香さん

    今日は、日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部 プロジェクトリーダー 前田有香さんにお越し頂きました。

    今日は前田さんと一緒に「障害をお持ちの方がパラスポーツを始めるきっかけ」について考えました。

    スポーツをやっている人がいれば競技に出会うことができますが、なかなかそういう人ばかりではないということで、パラサポでは『マイパラ!Find My Parasport』というサイトを公開しました。 『マイパラ!』はパラスポーツ診断とチーム検索の2つの機能を備えたサイトです。 健常者でも参加できるパラスポーツも見つかるんです。占いのような感覚で試せるのがいいですね!

    一美さんもさっそく診断をやってみましたよ。「僕は陸上、自転車、ブラインドサッカー、トライアスロンでした!」

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    最後に前田さんに、パラスポーツのいっそうの普及について、想いを伺いました。

    「障害のある人はもちろん、まずはどんな人にもパラスポーツを知ってもらいたい。体験してスポーツをやることの楽しさを知ってほしい。その中から、未来のパラリンピアになってもらえたら嬉しいです。」

    今日ご紹介した『マイパラ!Find My Parasport』はこちらから→ http://www.parasapo.tokyo/mypara/

  • お電話:写真家 清水一二さん

    今日は40年近くに渡ってパラ・スポーツの躍動感を撮り続けている写真家の清水一二さんにお話を伺いました。

    清水さんは先月4日にスタジオに来て下さいましたよね!

    国内最高峰のクラブチームを決める大会『第45回 日本車いすバスケットボール選手権』が明日5月3日からの三日間、千駄ヶ谷の東京体育館で行われるんです。

    清水さんはこの大会の記録委員でもあるので、事前打ち合わせなどの関係で東京体育館にいらっしゃるということでお電話でのご出演でした。

    「熱気とやる気が伝わってきますよ!ずっと取材していて変わったことといえば、車いすが格好良くなった!それから、これは車いすバスケに限ったことではないのだけどクラブチームにもスポンサーがついたり、選手も企業名を付けて出てきています。変わらないのは皆さんの情熱。ボールに対しての執着力は昔から変わらないですよね。ガンガン応援してもらうと選手もカメラマンもテンション上がるのでぜひ!」

    と清水さんがお話ししてくれた通り、ゴールボールなどとは異なり、大きな声を出してOK!

    入場無料ですので、お気軽に見にお出かけください。

    詳しくはこちらから→ http://jwbf-men2017.japanbasketball.jp/

  • インタビュー:射撃 田口亜希さん②


    今日は先週に引き続き、射撃の田口亜希選手のインタビュー第2弾をお送りしました。

    写真で手にしているものは、一体何なのか?実はこれ、"的"なんですって!



    さて、インタビュー中に一美さん、ふとした疑問が。

    結婚しているパラスポーツの選手は、パートナーからどんな風に支えてもらっているのだろうか?

    「うちの主人はあんまり私に構わないです。それが私にはすごく気が楽。「亜希が車いすだから僕がやってあげなきゃ!」って何でもかんでもやってもらっちゃうと、自分は出来ない子なのかなって思っちゃう。」

    田口さんの旦那さんは船乗りで、仕事柄、家を離れていることが多いのだそうです。

    障害をお持ちの方がご自身で出来ることを周りは見守り、何か困っていたら、街なかでも「何かお手伝いできることはありますか?」と自然に声をかけられるような社会にしたいですよね。


    東京パラリンピックまで、今日でちょうどあと3年4ヵ月!
    最後に田口さんからメッセージを頂きました。

    「2020年に向けて開かれるプレパラリンピックやワールドカップに、日本の皆さんにもテレビで見たりするだけじゃなく、実際に会場に足を運んでみてもらいたいです。ルールとかマナーとか選手を覚えて応援してあげて欲しい。」

    2020年、その先も大事にしていきたいと、お話してくれました。聴き逃してしまった方、もう一度聴きたい方、radikoのタイムフリー機能もご活用ください。

  • インタビュー:射撃 田口亜希さん①

    今週、来週の2週にわたって、射撃の田口亜希選手をご紹介します。
    先日、斉藤一美キャスターが虎ノ門のパラサポセンターでインタビューしてきた第1弾!

    1971年生まれの田口さん。アテネ、北京、ロンドンと3大会連続でパラリンピックに出場し、アテ ネでは7位、北京では8位入賞。 昨年のリオデジャネイ大会は出場を逃しましたが、今も現役! 2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会のアスリート委員なども務めています。

    25歳の時に脊髄の中を走る動脈と静脈をつなぐ毛細血管の流れが悪かったことが原因で、脊髄を損傷。
    リハビリ病院で車いすで生活する仲間に誘われ、遊びに行ったのがきっかけで実弾を打つエアライフルを始めた田口さん。
    「足が悪くなるまでは、どちらかというと運動音痴で真面目にスポーツをやったことがなかったんです。遊びの感覚でしかスポーツをやったことがなかった。だから選考試合の意味がよく分からないまま、試合に出て、選ばれて、2年後のパラリンピックに出られるかもしれないよって言われて、自分で2年も先のことを考えていることに驚いた。目先の目標が出来るというのがスポーツなんだなって。」

    田口亜希さん射撃的(4.18-2).JPG

    来週はインタビュー第2弾。ご主人の支え、日本でパラリンピックを開催する意義についてのお話です。そして、上の写真に写っているものが何なのかも!ぜひ、お聴きください。

  • ゲスト:車いすバスケットボール日本代表主将 根木慎志さん

    今日は、2000年のシドニーパラリンピック 車いすバスケットボール 日本代表主将の根木慎志さんにお越し頂きました。

    1964年生まれの根木さん。高校時代はサッカー部でしたが、3年生の時に交通事故で脊髄を損傷。その入院中に車いすバスケのチームに勧誘されたといいます。

    一美さん「それですぐやってみようってなったんですか?」

    根木さん「そうですね。もともとスポーツはやっていましたし。関西弁で「ちょっとやってみぃへん?」って言われて、じゃあやってみようってなりました!」

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    パラリンピック・アトランタ大会では日本代表最終選考で落選したものの、シドニー大会では見事代表入り!主将としてチームをけん引しました。

    今、根木さんが力を入れていることの1つに、昨年4月1日にスタートした『あすチャレ!School』があります。これは全国の小学校・中学校・高校を訪問し、パラスポーツの体験授業を行うというもの。 今年度は、来週木曜4月20日から始まるとのこと。

    2020年の東京パラリンピックに向けて、根木さんの今の気持ちを最後に聞かせて頂きました。

    根木さん「びっくりするくらいのスピードで時が過ぎている感じ。パラリンピックをやると社会が変わるって言われているんです。それぞれが違いを認めて、みんなが輝ける素敵な社会にしていけたら・・・と思っています!」

  • ゲスト:写真家 清水一二さん

    『世の中SAKIDORI!』毎週火曜日は「応援!パラ・スポーツ」をお送りします。

    このコーナーは、日本財団パラリンピックサポートセンターの協力のもと、意外に知らないパラ・スポーツ(障碍者スポーツ)の情報をお届けするほか、キャスターの斉藤一美自身が様々な選手や関係者にインタビューし、パラ・スポーツの魅力をお伝えしていきます。

    今日は日本車いすフェンシング協会の理事で、40年近くに渡ってパラ・スポーツの躍動感を撮り続けている写真家の清水一二さんにお越し頂きました。

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    清水さんのパラ・スポーツとの出会いは、リハビリテーション病院に勤務していた時に、障害者用のスキー(チェアスキー)を作るのを手伝ったことだったそう。

    パラ・スポーツの写真を撮る上で、清水さんの経験から気を付けているポイントなどもお話下さいました。

    「どうしても立って私たちが写真を撮ると上からの目線になる。すべての大会をなるべく低く撮るようにしています。そうすると必ずカッコよく撮れるんです!」

    清水さんにはこれから毎月1回、スタジオあるいはお電話でご出演頂きます。お楽しみに!

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