斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
facebook
twtter
facebook
twitter

応援!ユニバーサルスポーツ

  • お電話:ボッチャ団体日本代表 村上光輝 監督

    今日は、4年前のリオデジャネイロパラリンピック で、ボッチャ団体日本代表を銀メダルに導いた監督・村上光輝さんにお電話でお話をお聴きしました。
    1974年生まれ。福島県立石川養護学校の先生を経て、ボッチャ日本代表コーチ、監督となった経歴をお持ちの村上さん。

    新型コロナウイルス感染拡大の中、地方に散らばっている日本代表の選手たちには、普段であればお互い遠征しあって合同練習をしていますが、「地元での個別練習を!」と呼びかけていらっしゃいます。
    ただ、ボッチャの選手たちは、脳性まひ、筋ジストロフィーといった手足や体幹に重い障害があり、呼吸器の機能も弱く、感染すれば重症化するリスクも高いとのこと。
    肺活量のメディカルチェックを見てみても、肺年齢が一番良い選手で40代。8割が80歳~100歳だといいます。一般の健常者と比べ、呼吸器の機能が弱いため、新型コロナウイルスに感染したらとても危険なのです。

    2月28日のジャパンパラ競技大会も中止となりました。
    選手の体の状態が第一で、リスクを冒して大会に出場させるべきではないと判断。
    3月、4月に予定していた合宿も、医療関係者と相談してどうするかを決めようとしているところだそう。
    都内の感染者が増え始め、今は都内の練習はとりやめ。ボッチャは、頭脳プレーと連携が重要な競技なので、テレビ電話で顔を見ながらミーティングをしたりしているとか。

    東京パラリンピックが1年延期され、来年8月24日に開幕することについて、「国内の大会にピークに合わせていくのはこれまで難しいと思っていたのだが、準備期間が1年延びたことでさらに調整が出来そうだ」と前向きに捉えていらっしゃいました。
  • お電話:パラ水泳 辻内彩野 選手

    今日は、東京パラリンピックのパラ水泳で活躍が期待されるニューヒロイン、三菱商事所属の辻内彩野さんにお電話でお話を伺いました。
    1996年10月5日生まれ、江戸川区ご出身の23歳。子年の年女でいらっしゃいます。
    小学3年からスイミングクラブに通い、高校ではインターハイ出場。大学1年の時に、視力が徐々に低下する進行性の難病「黄斑ジストロフィー」を発症し、パラ水泳に転向されました。
    弱視の自由形の選手ですが、去年の世界選手権では100m平泳ぎで銅メダルを獲得。現在、自由形4種目に加え、9種目で日本記録をお持ちです。

    本来なら今月6日から、静岡県の富士水泳場で東京パラリンピックの代表選考会が行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止により中止に。まだ内定が出ていないという不安を感じている部分も、当然おありのようです。
    「今頃は決まって、色々やっているはずだった。でも、水の中にいるのがすごく楽しい。リフレッシュできていると思う。」
    現在、更なるレベルアップを目指し、フォームを正したりの練習を積み重ねていらっしゃる辻内さん。
    1番得意なのは、自由形・クロールだそうですが、去年の世界選手権の100m平泳ぎで銅メダルを獲得した平泳ぎに関しては、「コーチは平泳ぎを練習しない方針。私の場合、練習すると良くないということみたい。」だとおっしゃっていましたね。

    仕切り直しの代表選考は、5月22日から横浜国際プールで行われる「ジャパンパラ水泳競技大会」の予定です。
    「とれないと思っていたらとれないと思う。『余裕でしょ!』という気持ちで臨む!」と、力強い言葉を聞かせてくださいました。
  • ゲスト:前田有香さん

    ゲストは、様々なメディアで障害者スポーツの魅力を発信している前田有香さん。

    今日取り上げたのは、車いすバスケのクラス分けの問題です。

    今年1月31日、国際パラリンピック委員会(IPC)が「国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)のクラス分けはIPCの基準を守っていない」として、東京パラリンピックの競技から除外する可能性があると警告しました。

    車いすバスケのクラス分けは、1.0から4.5まで(数字が小さいほど障害の程度は重い)、0.5点刻みで持ち点が決められていて、1チーム合計14点以内にしないといけません。IPCから指摘されているのは、障害の軽い4.0と4.5の選手のクラス分けです。体幹の機能は通常で、主に片側のマヒや切断で片足は通常通りに動かすことのできる選手が多いため、ポイントゲッターとして活躍する人が多いのもこのクラス。すべての4.0、4.5の選手が出られないということではなく、IPCが障害の分類で対象にしていない関節炎などの選手が含まれるとされており、再度クラス分けの判定を見直すことになっているそうです。

    uni20200317 (2).jpg

    長年指摘されてきたこの問題。

    前田さんは、「今回IPCが対象外とした選手が、通常のバスケットボールのルールで同じようにプレーできるのかというとそうではない。対象から外れてしまうと、バスケットボールも車いすバスケットボールも、アスリートとして参加することができなくなってしまう。幅広く受け入れようというIWBFの思いは個人的には賛同したい。誰でも一緒に出来るのがパラスポーツの魅力で、多くの方々にパラスポーツを楽しんで欲しい。パラリンピックのためとはいえ、排除を生み出してしまうことが少し残念です。」とお話してくださいました。

  • ゲスト:スポーツライター 斎藤寿子さん

    今日は、スポーツライター 斎藤寿子さんに「新型コロナウイルスで大変な時だからこそ伝えたい、実際に見たパラリンピックの素晴らしさ」というお話をしていただきました。
    これまで、パラリンピックはロンドン大会とリオデジャネイロ大会、平昌大会を取材したという斎藤さん。
    中でも1番印象的だったのは、チケットも完売するなど明るいニュースがたくさん聞かれたロンドン大会。特に水泳や陸上での会場中に響く大歓声は、まさに「地鳴りのような」すごさだったと言います。
    100m背泳ぎで秋山里奈選手が金メダルを獲った瞬間に立ち会え、斎藤さんとしても生まれて初めての経験だったこともあり、思わず記者席で「やった!」と立ち上がって喜んでしまったそう。
    「ハッとして恥ずかしそうにしていると、海外の記者からも笑顔で拍手をしてもらえた!国歌をバックにセンターポールに日の丸が上がるシーンを見て「私は日本人なんだ」と改めて感じさせられた。」とお話してくださいました。

    そして、開幕前はジカ熱や安全面で不安だったリオデジャネイロ大会。
    行ってみれば空港の係員からタクシーの運転手さんまで、みんな陽気!ラテン系の明るいノリで、疲れてはいるんだろうけれど、疲れ知らずの大会だったと振り返りました。
    また、リオ大会で初めて正式種目となったパラカヌーで、日本人で唯一の出場枠を獲得した18才の瀬立モニカさんが、8位入賞という結果だったことについても触れ会場で悔し涙を流しながら「4年後を見ていてください!」と決意を語った姿が忘れられないともおっしゃっていました。
    「東京パラリンピックも思い出深いものになるといいな!」と、本番が楽しみになるお話、ありがとうございました!
  • お電話:パラ陸上・走り高跳び 鈴木徹 選手

    すでに東京パラリンピック出場が内定していて、今度の東京大会で6度目のパラリンピック出場となる、パラ陸上・走り高跳びの義足ジャンパー、鈴木徹さんにお電話を繋ぎました。

    現在39歳、高校卒業直前の自動車事故により、右脚ひざ下11センチを残して切断します。元々ハンドボールの選手だった鈴木さん。もちろんハンドボールでの復帰も考えたそうですが、やってみたら前の動きは可能でも、横などディフェンスの動きが義足では難しいことが分かったのだそうです。

    リハビリがきっかけで、走り幅跳びを始め、わずか3ヵ月でシドニーパラリンピックの大会参加基準の1m73cmをクリア!!「『背面飛び』という飛び方はすごく怖いけれど、中学までに会得。実は、中学時代に走り高跳びで178センチの記録を出したことがある。やればやるほど、もっと良い記録が出るかも!というワクワクがあった」といいます。

    鈴木さんはシドニーとアテネで6位、北京で5位、ロンドンとリオで4位と、過去5大会のパラリンピックでは、あと一歩のところで涙を飲んできました。ご自身の中で、もっと早くメダルを獲りたいという気持ちはあったものの、逆にここまでやってこられたのはメダルが欲しいという気持ちがあったからこそと語ってくださいました。

    昨年、19年ぶりに海外製の義足から日本製の義足に変更。「もう少しこうだったらいいのになぁ。」という鈴木さんの細かな希望を日本メーカーさんが実現。つま先を3センチ伸ばして改良したことで、高跳びで大事な踏切が良い感じになったそうです。

    会心のジャンプはというと、3年前のロンドン世界パラでのノータッチジャンプ(バーに全く触らずに飛ぶこと)。東京パラリンピックでの、鈴木さんの会心のジャンプに期待です!

  • お電話:パラ柔道57キロ級 廣瀬順子 選手

    東京パラリンピック開幕まで、ちょうどあと半年の今日は、4年前のリオデジャネイロ・パラリンピックのパラ柔道57キロ級の銅メダリストで、東京パラリンピックでもメダル獲得が期待される廣瀬順子さんにお電話を繋ぎました。

    1990年、山口県生まれの29歳。小学5年の時に柔道をはじめ、高校時代はインターハイ出場。大学1年の時に膠原病を患い、視力が低下。弱視となりました。一時は柔道から離れたものの、パラ柔道に転向し、ご活躍されています。
    ご主人の悠さんもパラ柔道・男子90キロ級の選手で、ともに伊藤忠丸紅鉄鋼に所属。夫婦二人三脚で東京パラリンピックを目指していらっしゃいます。

    お二人は、柔道でも私生活でも、"楽しむ"ということをテーマにして過ごしているそう!柔道の練習でくじけそうなときはお互いに励ましあって、時には練習をお休みにしてリフレッシュすることもあるとか。

    パラ柔道は、最初から組んだ状態で始まるので、腕力が1番。ウエイトトレーニングは重点的に行っているといいます。ご自身のストロングポイントについても伺うと
    「最後まであきらめない粘り強さが自分の持ち味だと思う。攻めるだけじゃなくて、投げられない防御も練習中。投げられないようにする粘り強さ。相手が技に入れないように、パワーで抑え込んだり。」

    次は4月にイギリスの大会に出場する予定の廣瀬さん。
    メダル争いに入れるように頑張りたいと意気込みを聞かせてくださいました。
    とっても穏やかなお声で、謙虚さが言葉の端々が伝わってくるお話。廣瀬さん、ありがとうございました!
  • お電話:車いすラグビー日本代表・アシスタントコーチ 三阪洋行さん

    今日は、東京パラリンピックで金メダル獲得が期待される、車いすラグビー日本代表のアシスタントコーチ・三阪洋行さんにお電話を繋いでお話を伺いました。

    三阪さんは38歳。高校時代に部活のラグビーの練習中に頸椎を損傷し、車いす生活となり、その後、車いすラグビーと出会い、日本代表に。アテネ、北京、ロンドンと3大会連続でパラリンピックに出場。引退後は日本代表のアシスタントコーチとして、4年前のリオデジャネイロ大会で銅メダル獲得に貢献。今、東京大会に向けて、日本代表を支えています。

    日本代表ヘッドコーチであるケビン・オアー氏のサポートをするのが、アシスタントコーチのお仕事。
    「彼(ケビン)のやりたいことを、彼が思うのと同じように理解して、スムーズに出来るようにすることが仕事。同じ考えを持ちながらも、違う視点でも見てみる。100%英語が理解できるわけではないが、彼のニュアンスをうまく伝えられるように、コミュニケーションをとってきた。そこにプラス、選手時代の考え方を伝えてもいる。」という三阪さん。
    他国では、健常者でヘッドコーチをされている国もあるそうで、そういう意味でユニバーサルスポーツだと感じるといいます。
    「選手としての経験もあり、ありがたいことに4年前にパラリンピックでメダル獲得も。葛藤しながらコーチングしている部分もあるが、経験を活かして発言できているんじゃないかなと思う。」
    チームメイトの関係から、コーチとしての関係に変わってからの信頼を築くのは1番難しいものだったともおっしゃっていました。

    パラリンピックまで半年。
    来月12日からは代々木第一体育館で、「ジャパンパラ車いすラグビー競技大会」が行われます。
    東京パラリンピックと同じ会場で戦うということで、「トップ4と戦えるのは本当に貴重な機会。半年後を見据えたうえで、課題にチャレンジして、そこを強化することにフォーカスを当ててやっていきたい!」と意気込みも聞かせてくださいました。
    三阪さん、ありがとうございました!
  • ゲスト:スポーツライター 斎藤寿子さん

    今日は、スポーツライター の斎藤寿子さんに、パラテコンドーのお話を伺いました。
    先月末、日本財団パラアリーナで行われた、東京パラリンピック日本代表選考大会「サンマリエ カップ」を取材されたそう。

    まずは、東京パラリンピックでのパラテコンドーの基本から教えていただきました。
    上半身に障害がある選手を対象にした組手(キョルギ)のみで、胴体への蹴りのみ有効で、突きはなし。普通の蹴りは2点、180度の回転が加わって後ろ蹴りは3点。360度の回転蹴りは4点と、蹴りも回転によってポイントが異なります。

    今回、代表に内定した3人の特徴も解説!
    ■元々、75キロ級だったのを、13~4キロ減量して体格的に有利な61キロ級に参戦した田中光哉選手。(27歳/男子61キロ級)
    スピードと、176センチの長身から繰り出されるリーチのある蹴りが

    ■左上腕部を事故で切断し、つい3年前に競技を始めたばかりだという工藤俊介選手。(26歳/男子75キロ級)
    今回、ライバル選手にポイントを先行されていながらも、最後の最後にポイントの高い回し蹴りで勝利をおさめました。パラテコンドーは、最後まで勝敗が分からないところも面白い!
    ■3度の冬のパラリンピック出場経験を持つ太田渉子選手。(30歳/女子58キロ超級)
    2006年トリノ:バイアスロンで銅。2010年バンクーバー:クロスカントリーで銀。2014年ソチ:日本選手団旗手として出場したあと、一度引退していましたが、パラテコンドーを始められました。

    東京パラリンピックのパラテコンドーは、幕張メッセで行われます!今日ご紹介した選手たちの活躍に期待です!
  • ゲスト:写真家 清水一二さん

    ゲストは写真家で、日本車いすフェンシング協会の理事も務めていらっしゃる清水一二さんです。
    今日は、日本車いすフェンシング協会の学校訪問で訪れた、千葉県の南房総市立富山学園という小中一貫校のお話をしてくださいました。
    その日は、全校生徒が体育館に集合し、2人の選手による車いすフェンシングを観戦。
    生徒たちに試合の様子などのスライドを見せ、スポンジで作った剣で車いすフェンシングの体験も行いました。子どもたちはみな、夢中で体験していて、楽しそうだったといいます。間近で見る機会は、普段、なかなかないですもんね。

    オリパラ合わせて8競技が行われる千葉県。幕張メッセではパラ競技だけで、車いすフェンシング、シッティングバレーボール、ゴールボール、パラテコンドーと、4つが行われます。
    「そのうちの1つ、車いすフェンシングというものの魅力が伝わったならいいなと思った。南房総で行えたのも良かった。」と振り返りました。
    ▼学校訪問の様子をおさめた写真を見ながら。
    パラスポの一二さん (2).JPG
    放送でご紹介したイベントについて
    2月26日から3月3日まで、西武池袋本店アートギャラリーで「ひと文字のキセキ展」が開催されます。
    筋肉が徐々に減少していく進行性の病気をお持ちで、口で筆をくわえ、文字を書いている浦上秀樹さんの作品展。漢字に別の意味をもつ平仮名を組み合わせた「こころMoji」という浦上さんのアート作品に、一二さんの写真を合わせたコラボ作品も展示!
    「口しか使えない浦上さんのような障害をお持ちのアーティストが活躍していることをみんなに知ってもらえたらと。今年は、東京パラリンピックをきっかけに、重い障害のある人も応援していきたいし、障害のある方を例年以上に理解する年にしたい。」と意気込みを聞かせてくださいました。
  • お電話:パラ・パワーリフティング 女子55キロ級 山本恵理選手

    今日は、パラ・パワーリフティング 女子55キロ級の日本記録保持者でいらっしゃる、山本恵理さんにお電話でお話を伺いました。

    山本さんは1983年のお生まれ。
    生まれつきの二分脊椎症で足が不自由ですが、9歳から水泳をはじめ、2008年の北京パラリンピックには、メンタルトレーナーとして、水泳日本チームに帯同。
    29歳の時に、留学先のカナダでパラアイスホッケーと出会い、カナダ代表選手らとプレーしました。
    その後、自国開催の東京パラリンピックに関わる仕事をするため、帰国し、日本財団パラリンピックサポートセンターの職員になった後、パラ・パワーリフティングと出会います。
    最初の体験で、「40キロを上げてみなさい」と言われて、やってみたら「なんか上がっちゃった(笑) そこでスカウトされた」という山本さん。その時は、上げるので精いっぱいでフォームは全然だったそうです。
    「ただ重いものを上げるだけじゃない競技。コツコツやることで、自分のなかでの【美】を追求できる。そこにやりがいを感じている。美しい人の競技は見ていると、勇気をもらったり、熱くなるもの。この競技は、練習すればするだけ上手くなる。そこも大きな魅力!」と、パラ・パワーリフティングの難しさ・面白さを語ってくださいました。

    大前提として、常日頃からコーチに言われているという「数字ではなく、自分のベストを尽くせ!」
    パラ・パワーリフティング女子初めてのパラリンピック出場を目指して、まずは今週末2月1日・2日、八王子市の日本工学院 八王子専門学校で行われる「第20回 全日本パラ・パワーリフティング国際招待選手権大会」に出場されます。
    次回はぜひ、SAKIDORI!のスタジオに遊びに来て下さいね!

CALENDAR

< 2020年3月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
TOPへ
radiko