斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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記事一覧

  • 第1130回:「亡命」「難民」を考える

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』

    東京オリンピックのベラルーシ陸上代表のツィマノウスカヤ選手が帰国を拒否して保護され亡命を希望。隣国ポーランドがビザを発給しました。
    今日のSAKIDORI!は「日本が直面する、亡命 そして 難民問題」と題し、「難民」「亡命」という言葉にこだわってお送りしました。

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    ベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手の亡命、改めてここまでの経緯を、スタジオで永野景子デスクが整理。

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    亡命の背景について、元ベラルーシ大使館の専門調査員で、ロシア、ベラルーシなど東ヨーロッパの情勢に詳しいロシアNIS貿易会 および ロシアNIS経済研究所 所長の服部倫卓さんに解説していただきました。

    服部さん曰く、「今回の件があったものの、欧米やロシアのベラルーシへのスタンスは固まっていて、大きく変わるということはないだろう。ただ、オリンピックという檜舞台で、世界的に問題視されたことは大きい。皮肉なことに、プーチン政権のロシアにとって、ルカシェンコ政権がならず者になればなるほど、ロシアに子飼いされるしか選択肢はないのもジレンマ。」ということでした。

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    16時台『後半』は、日本における難民の現状について、全国難民弁護団連絡会議 世話人 児玉晃一 弁護士に伺いました。

    ホストタウンの大阪府泉佐野市のホテルを抜け出して失跡し、帰国後に母国で拘束されたウガンダの男子重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手のことが象徴的だそう。

    「ウガンダは独裁国家。国際的な晴れ舞台で選手がこういう行動に出たというのは、政府の顔に泥を塗る行為。国に帰れば捕まったり刑罰を科せられることに想像が及ばない日本政府は、理解が少なすぎる。」と児玉さん。

    収容する・しないを握っている入管のシステムを変えるには、司法審査をする、そのためには法律を変えないとならないこともお話してくださいました。

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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』

    報道スポーツセンターから、このあとの『ニュースパレード』の主な項目を紹介。

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    『今日のオピニオン』

    国際ジャーナリストの小西克哉さんが語り下ろす
    テーマは「オリンピックにおける"政治表現"は許されるべきか?」

    東京五輪陸上女子砲丸投げで銀メダルを獲得したアメリカのレーベン・ソーンダーズ選手が、表彰式で「抑圧された人々」への連帯を示す抗議行動を行い、処分対象となるかは現時点では不透明となっています。

    小西さんは、「オリンピックに政治を持ち込まないようにしてきたというのは、現実にはもう誤りだと思う。極めて政治的なことを許してきてる。本当に政治を排除するなら、1番分かりやすく、国家と国旗をやめたらいい。そうじゃないなら、少なくとも表彰台でのヘイトではない抗議行動を認めるべきだと思う。」

    社会的正義を実現するための特定の政治表現を認めているFIFAと比較し、これまでIOCがしてきたことを挙げ、偽善的だと指摘。ダブルスタンダードをやめるかに注目していきたいと語りました。

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    素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』

    日本にも難民の方が暮らしています。この時間は、ミャンマーの少数イスラム教徒ロヒンギャで組織する在日ビルマロヒンギャ協会のアウンティンさんに、西村志野記者がお話を聞きました。

    今、日本にはおよそ300人のロヒンギャが居り、そのうちの270名が館林で生活しているそうですが、その中でたったの15人しか難民認定を受けられていない現状をお話してくださいました。背景には、日本の難民認定基準が高いのもあるのですが、入管で本当のことを話したら帰らされるのではないかという恐怖心からうまく話せず、正確な情報がうまく伝わらない結果、『違法で入国した』とみなされてしまう場合があるということです。

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    【今日の1曲】 Never Gonna Give You Up / リック・アストリー

  • お電話:東京パラリンピック日本代表選手団 副団長 マセソン美季 さん

    今日は、カナダ在住で、東京パラリンピック日本代表選手団 副団長のマセソン美季さんにお電話を繋ぎました。マセソンさんは、2017年6月13日のこのコーナーに電話出演してくださった以来ですね。

    マセソン美季さんの旧姓は「松江」で、松江美季さんのお名前で覚えている方もいらっしゃるかと思います。アイススレッジスピードレースで、1998年の長野パラリンピックでは金メダル3個、銀メダル1個を獲得。2018年、国際パラリンピック委員会や国際オリンピック委員会の教育委員、日本パラリンピック委員会の運営委員に就任され、今回、日本代表選手団の副団長として東京パラリンピックに臨みます。

    東京パラリンピック開幕まで、あと3週間。特別な状況下での開催に、ワクワクしてるような不安な気持ちもあるような気分だといいます。

    障害のある人が競技を出来るということを、まずはたくさんの方々に知ってもらうというレガシィだった長野パラリンピックから、東京大会は招致がきっかけに始まった「共生」の社会の実現、大会が終了後も続けていきたいことだと語ってくださったマセソンさん。


    東京でパラリンピック3連覇を狙うドイツのマルクス・レーム選手が、先日、国際オリンピック委員会に、東京オリンピックの特例での出場を求めましたが、認められなかったニュースについても伺うと、「様々な見解があるとは思う。個人的には彼が競い合う姿というのは見たかった。」と、パラリンピックムーブメントに大きな影響を与えた、過去のエキシビジョン大会のお話も聞かせてくださいました。

  • 暑い日が続きます...

    月曜日サブキャスターの坂口愛美です!
    放送後のスタジオからの景色!
    浜松町はどんよりとした雲が広がっていました。
    きょうは全国的に広い範囲で気温が上がって、各地で最高気温が35度以上の猛暑日となり、鳥取県米子市で37.3度を観測しました。
    浜松町も、蒸し暑かったです...。
    あすも関東地方は、午後、各地で晴れ間が出て最高気温が33度前後と暑くなりそうです。
    熱中症は怖い!くれぐれも気を付けないといけないなと感じるこの頃...
    みなさんもくれぐれもご注意ください!!

  • 第1129回:アストラゼネカワクチン、40歳以上接種可能に

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』

    今日追いかけたテーマは「急速な感染拡大、医療現場の現状は?そして、40歳以上を対象にアストラゼネカのワクチン接種へ」

    まずは、アストラゼネカ製のワクチンの安全性や有効性、ファイザー製やモデルナ製のワクチンとの違いについて、長崎大学大学院教授 日本ワクチン学会理事 森内浩幸さんに解説していただきました。

    以前から、日本ワクチン学会でも、アストラゼネカのワクチンを血栓の副反応の恐れがある若者ではなく、55歳以上の高齢者に使用することを提唱してきました。

    今回指定された≪40歳以上≫という年齢に関して、「副反応とのバランスを考えて、高齢者への接種がいいと思うが、すでに多くの高齢者の接種が終わっているため、年齢を下げているのだろう。」との見方。また、ワクチンの打ち方として、アストラゼネカのようなタイプのワクチンを1回目に接種し、それ以降にファイザーやモデルナのようなタイプのワクチンを接種することで高い免疫を得られるということもお話してくださいました。

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    16時台『後半』は、医療現場の現状についてお話していただいたのは、4月から病院の窓に"もうカンベン オリンピック、むり!"と貼り紙を掲示している、立川相互病院院長の髙橋雅哉さん。

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    明らかに第5波といえるこの状況、「かつてないような感染症の波が来ているのに、世界的な規模の催しを行うなんてありえないと思っている。総理の記者会見で、対策はワクチンだとか、新薬だと言っていたけれど、今のこの感染状況ではワクチンじゃ間に合わないし、新薬は海のものとも山のものとも分からない。一刻も早く、徹底的に人流を抑えることしかない。"デルタ株は感染力は強いが、重傷者や死亡者が少ない"と言っている人がいるが、それは我々が治療しているから。そのことを忘れないで!」と強く訴えました。

    『SAKIDORIニュースパレード』

    報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。

    金子恵美さんの『今日のオピニオン』

    テーマは「五輪のフードロスを考える」

    東京オリンピックの開会式でスタッフやボランティア用として発注された弁当など、およそ1万食のうち、4,000食が廃棄されていた問題。さらに、メインプレスセンターのIBC付近でボランティアをしている大学生が「弁当を廃棄するくらいなら、配られる弁当が少ない僕たちに回してほしい」と"陳情"したことで更なる波紋が起こっています。

    「大量のフードロス、そしてこの酷暑の中、ボランティアされている方への細かい配慮がなされていないことも、重く受け止めて、考えてほしい。代表選手のサポートはもちろんだけれど、縁の下の力持ちであるのボランティアのこと、しっかりとして!綿密な計算をしてきちんと見合った数を用意し、万が一余ったら廃棄をせず、有効活用することを協議して決めておくべき。今回の問題は、上手な対処の仕方でフードバンクの活動の認知・理解のきっかけになったかもしれないのに残念だ。」と語り下ろしました。

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    もっと知りたいニュースのその先『ニュースアトオイ』

    東京と沖縄に加え、今日から埼玉、千葉、神奈川、大阪も新たに緊急事態宣言の対象となりました。

    この時間、西村志野記者は神奈川県、横浜中華街周辺を取材。人出に変化はあるのか、そして、街行く人たちの声をまじえ、報告してくれました。

    今日以上に、緊急事態宣言前の日曜だった昨日の人出がすごかったようですね。

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    スタジオでは、文化放送・都庁キャップの伊藤佳子記者が「東京都の発表する感染者数や重症者数にオリンピック関係者は含まれるの?」というリスナーの方から寄せられた素朴な疑問を解決!

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    吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』

    停電の原因にもなる落雷。この8月に多いそうです。
    そこで今日は、避雷針の最前線をサキドリ!
    株式会社 落雷抑制システムズ 代表、松本敏男さんに落雷シーズンを迎えるにあたっての、アドバイスをいただきました。

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    【今日の1曲】 逢いたくてしかたない / 郷ひろみ

  • 落雷を抑制する避雷針

    吉田愛梨です。
    先週、埼玉県西部の広い範囲で落雷のために大規模な停電が起こりましたが。
    気象庁が発表した「落雷害の報告数」によりますと
    2017年までの12年間で発生した雷の被害のうち
    3割が8月に集中しています。


    8月に入りますます雷に注意が必要になる時期のため、
    株式会社落雷抑制システムズ 代表 松本敏雄さんに
    お電話で取材しました。

    「避雷針」と聞いて、私たちが思い浮かべる先が尖った形状のものは
    今から270年も前(電気を使わないオイルランプ時代に)発明されたもの。
    雷を避ける針と書くけれども、実は雷を呼ぶものなんです。
    落雷のときに、棒の部分に稲妻を呼び込み接している場所に導くことで建築物などの被害を防ぎ、
    落雷による被害が生じなくなる仕組みなのだそう。


    松本さんは元々、電気通信関係のお仕事をされていて
    落雷対策について真剣に取り組もうと2010年、
    「落雷抑制システムズ」という会社を立ち上げました。
    最近は建物の中で情報ネットワークが用いられる情報用ケーブルが電力ケーブルの長さ以上に用いられ、
    避雷針に落雷した雷に誘導されて発生した電圧が
    情報ネットワークに損害を与えることが多くなっています。

    そこで松本さんは、従来の避雷針とは違った原理で生まれた
    雷を呼ばない、落雷の抑制を図る新しい避雷針「PDCE」を取り扱っています。
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    茨城県牛久市の牛久大仏には頭の上にPDCEが設置。
    また今年4月にオープンしたロープウェイ
    ヨコハマ エア キャビンにも、ケーブルを支える5本の柱のうち2本にPDCEが設置。
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    東京オリンピック・サッカーの会場となっている
    横浜国際総合競技場にもPDCEが設置されていて、
    現在までの設置台数は3千台を突破しています。


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    家庭にも設置する方もいるんだそうです。
    今日ご紹介した、雷の通り道を作らない、落雷を抑制する避雷針、
    気になった方は株式会社落雷抑制システムズの
    ホームページ
    をご覧ください。
    松本さんの解説動画もあります★
    YouTubeはこちらから。

    また、落雷の際は、高層ビルなどの角の部分のコンクリートが
    落ちてくる可能性があるので、
    なるべくオフィス街を歩かず、地下道があれば地下道に行ったり、
    頑丈な建物の中で雷がおさまるまで待つことや、
    公園などでは、木の付近に行かずに、
    雷座り(両足を揃えてしゃがんで頭を低くする)をすることなど、
    雷から自分の身を守ることが大切だと話してくださいました。
    事前に知識を深めて、突然の雷の際にどうすれば良いのか考えておきたいですね。
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  • 第1128回:緊急事態宣言、拡大へ

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』。

    今日、追いかけたテーマは「緊急事態宣言に4府県追加。危機感を共有するためのメッセージとは?」。

    政府は分科会を開き、緊急事態宣言の対象地域に埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県を追加する他、北海道、石川、兵庫、京都、福岡の5道府県にまん延防止等重点措置を適用する方針を決めました。


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    15時台は、今朝行われた分科会の内容を国会から山本カオリ記者が伝えました。

    専門家からロックダウンの検討を求める意見も出たそうで、すぐに行われるわけではありませんが、将来のために国会で議論する必要があると話に挙がったそうです。

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    16時台は、現在の危機感を国民に共有するために菅総理に必要なものというテーマで臨床心理学がご専門の筑波大学 教授、原田隆之さんにお話を伺いました。

    原田さん曰く、最大の危機であるにも関わらず、一方でオリンピックを開催している矛盾があるため、メッセージだけでは限界だろうとバッサリ。ビジョンが見えない、必死さが伝わらない、このようなポイントが菅総理に欠けているそうです。



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    『SAKIDORIニュースパレード』。

    17時からお送りするニュースパレードの主な項目を、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターがお伝えしました。



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    経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』。

    テーマは「ワクチン休暇は必要だ!」。

    新型コロナウイルスワクチンを接種した荻原さん、2回目は38度まで熱が出たそうです。高齢者以外にも発熱や怠さなどの症状が多く聞かれるため、やはりワクチン休暇はあるべきだと主張。

    山梨県ではフリーランスやパート、アルバイトの方でワクチン接種による体調不良で仕事に支障が出た場合、1日4千円を保証する休暇助成金制度があるそう。こういった制度が全国に広がれば・・・とお話してくれました。



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    素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』。

    スタジオでは、細木美知代記者が緊急事態宣言がでることで海水浴場や海の家に営業にどのような影響があるのか調査して伝えてくれました。自治体によって対応は異なり、国の決定を受けた県からの要請でどうするか検討するというところが多いようです。

    また、江ノ島からは佐々木瞳記者。海に来ていた街の方にインタビューを行いました。



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    『ビジネス先取り』は、株式会社ハウスドゥの木村菖さんにお越し頂き、自宅を売却しても済み続けることができるサービス「ハウス・リースバック」を紹介して頂きました。

    資料請求は、0120-350-340までお願いします!



    【今日の1曲】 ともに / WANIMA



    今週もお聞きいただき、ありがとうございました。

  • 第1127回:増え続ける自宅療養者

    今日のコメンテーターは、SAKIDORI!初出演のロンドンブーツ1号2号の田村亮さん。

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』では、「東京都の新規感染者数、3000人超え。増える自宅療養者」と題してお送りしました。

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    東京都の感染状況、人出、病床使用率について、モニタリング会議ではどのような見解が示されたのか?
    取材した文化放送・都庁キャップの伊藤佳子記者によると、これまでもギアが1段上がり、これまでにない爆発的な感染拡大・ひっ迫が進んでいることが示され、1週間後は第3波のピーク時を越えてしまう尋常ではない感染者の増え方、強い危機感を大曲先生が訴えたということです。

    人流も減ってはいるものの減り方が鈍いこと、医療ひっ迫も指摘されました。

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    16時台『後半』

    3つの医療機関が輪番で、自宅で療養している方からの相談や往診にあたっている世田谷区の「玉川医師会」。こちらに所属されている桜新町アーバンクリニック、遠矢純一郎 院長に、現場をご覧になられている医師の方ならではの詳しいお話をしていただきました。

    いわゆる肺炎にあたる新型コロナウイルスは、呼吸器に大きな影響が出ます。呼吸は命に直接かかわるところです。自宅療養中、肩で息をしている状態がないか、なんとなく息が荒くないかなど、気を付けてみましょう。また、酸素の値を図るオキシメーターの貸し出しをしているところもあるので、目で見て分かるようにするのも1つの方法。

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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』

    報道スポーツセンターから、全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を紹介。

    『今日のオピニオン』

    今日のコメンテーター、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが語り下ろすテーマは「東京オリンピックは本当に人を幸せにしていますか?」

    延期や解任など問題山積、ゴタゴタ・もやもやの中、開幕した東京オリンピック。

    亮さんは「正直言うと自分は今、選手達を素直に応援している。だけど、すべてがすべてを、"アレが誰のせい"、"ほ~ら、手のひら返し"って叩いている。みんなそんなことしてて幸せなんだろうかと思う。自分たちの整合性で、応援しないという人の気持ちも分かる。でも、応援した人のことまで"なんで応援してるんだ!"と、わざわざ叩く。人を攻撃することは何も生まない。攻撃性がここまで強くなっちゃって、日本は大丈夫なのかな?自分の気持ち1個だけで、変わる気がするけれど...」と、引きずり下ろすような感覚や文化、政治の世界でもないのに、普通の生活でまん延しているこの空気感を憂い、皆さんに問いかけました。

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    素朴な疑問をとことんリサーチ!『ニュースアトオイ』

    今日は「増える自宅療養者」について追いかけてきたSAKIDORI!
    この時間は、細木美知代記者が、東京都「自宅療養者フォローアップセンター」のサポートについて、
    西村志野 者が首都圏3県(神奈川県、埼玉県、千葉県)の自宅療養者サポートについて、それぞれまとめて伝えてくれました。

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    放送作家でコラムニスト・山田美保子さんの『芸能アラカルト』

    まずおめでたい話題、まったく噂もなかった林遣都さん・大島優子さんの結婚から。

    そして、今日入ってきたばかりの有村昆さん・丸岡いずみさんの協議離婚成立。さらに、市村正親さん・篠原涼子さん離婚についても語っていただきました。

    コロナ禍で良くも悪くも、家族の在り方を見直す機会が増えているのかも...!と美保子さん。

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    【今日の1曲目】 砂の女 / 鈴木茂

    【今日の2曲目】 風になりたい / THE BOOM

  • 亮さん

    こんにちは。 永野景子です。


    今日のコメンテーターは、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん。
    思った通り、とてもいい方でした。


    私はかつて、田村淳さんとは番組ご一緒していたんですが、
    亮さんとは今日が初めてでした。
    でも、ご本人の許可なく最初から「亮さん」と呼んでました。スタッフみんな。


    テレビなどで観る印象と全く同じで、お人柄が出てるなあ~と
    思いながらしゃべってましたが、唯一想定外だったのは声の大きさ。
    思ったより声が大きかったです!


    2ショット写真にも快く応じて下さいました。
    また是非きていただきたいです!


    明日のサブキャスターは、先週に続いてPHの松井佐祐里アナです!

  • 第1126回:感染、歯止めかからず

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』

    テーマ「東京都、過去最多の2848人感染」

    この状況を厚生労働省のアドバイザリーボードのメンバーは、どのように見ているのか?

    公衆衛生学がご専門の国際医療福祉大学教授、和田耕治さんは「1年半の学びの中で、先週の段階で(こうなるであろうことは)予想出来ていたこと。だからこそ、4連休の前に強い呼びかけをお願いしていたが、人々の行動を変えるには至らなかった。」と言います。

    今後、入院に至っていないが、自宅で重症になっている方をどう特定して、治療するかになってくるが、数が増えればそれもなかなか難しい。やはり、感染者数を減らすことが重要になるとのことです。

    ワクチン1回接種だけでは、7割くらい発症率を下げるとは言われているが、十分ではなく、きちんと2回受けて2週間経過、が大事。また、1度感染して比較的軽症だった方の免疫は、短いものであることも教えていただきました。

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    16時台『後半』は、東京都の「入院待機ステーション」に注目。

    「入院待機ステーション」は、病床がひっ迫した際に入院治療が必要にもかかわらず、入院待機となった新型コロナウイルスの患者を一時的に受け入れる施設です。

    細木美知代記者が、葛飾区の平成立石病院の中に設置され、今月22日から都内で初めて本格的な運用を開始した施設について、東京都福祉保健局の感染症対策部事業推進課のご担当の方のお話を交え、報告してくれました。
    平成立石病院内の「入院待機ステーション」は、大きな部屋をパーテーションで区切って、簡易ベッド20床を置いているそう。長く滞在するための施設ではありません。看護師1人、救急救命士1人、合計2人が24時間対応。何かあったら医師が見てくれる安心感も。

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    『SAKIDORIニュースパレード』

    報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。

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    作家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』

    テーマは「古谷経衡はオリンピックを楽しめない」

    これまで五輪と異常に距離をとっていた言論人・知識人・論客が、開会式を境に「五輪が始まったのは仕方ないんだから、みんなで応援しよう!」となっているのを見ると、規模は違えど、「戦争に突入してしまったのだから、邁進するしかない!」の考え方を見ているようで怖いという古谷さん。

    ご自身の若かりし頃の過去の苦い経験で今でも後悔していることを挙げ、「30歳を過ぎてから、自分がこうと決めたことは貫くんだと決めた!僕はその反省から、途中でコロッと変えるとかはしない!言論的正当性が取れないという意味でも無理。"五輪を楽しめないあなたはおかしい。何で盛り上げないんだ?"という同調圧力こそが嫌。だけど、最後に何か楽しめないかなと探しました。射撃はやったこともあるから、あの面白さはもっと広まってもいいんじゃないかな?」と語り下ろしました。

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    『ニュースアトオイ』

    スタジオの西村志野記者は、「医療現場がひっ迫しつつあるというが、改めて、東京都の重症者用病床の使用率は?」という素朴な疑問をとことんリサーチ!

    使用率は国の発表と都の発表の2つがあること、基準が違うため数も異なることなど、改めておさらいしました。

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    『SAKIDORIクリニック』

    本郷赤門前クリニック院長で医学博士の吉田たかよし先生に「我が子をオリンピック選手に育てるための運動神経の医学」というお話をしていただきました。

    脳の機能が飛躍的に発達する時期や年齢「臨界期」を逃さず、脳を育てることがポイント。

    ただ、臨界期にその競技を始めないと一流になれないわけではなく、競技に重要なバランス感覚やボールへの反応の基礎になる能力は3歳~6歳までが臨界期になるので、何らかの形で鍛えておく必要があるということでした。

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    【今日の1曲】 Permission to Dance / BTS

  • 第1125回:台風シーズン、私たちが出来ること

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』

    テーマ「台風8号が関東・東北に接近。風水害への備えは?」

    まずは、今回の東から来る非常に珍しいタイプの台風進路について、気象予報士の伊藤佳子記者、オリンピック競技への影響を西村志野記者にそれぞれ詳しく伝えてもらいました。

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    そして、人気ナンバー1の灯台としても有名な犬吠埼灯台、支所長の羽根田真弓さんに現在の状況を伺いました。風速14m、雨が少し。物が飛ばされないよう万全に備え、参観はお休み、安全確保を第一に勤務しているということでした。

    16時台は、本格的な台風の季節を迎え、私たちはどんな準備をすればいいのか考えました。

    お話を伺ったのは、"タイムライン"= 事前防災行動計画の日本における第一人者、東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター客員教授 松尾一郎さん。

    "タイムライン"= 事前防災行動計画とは、先を見越して早め早め、逆算して防災行動を取るというもの。

    松尾さんが、示してくれた災害対応に必要な≪3つの柱≫は以下になります。

    ・災害への危機感を持てるか

    ・身近なところでの被害の想像が出来るか

    ・命を守る正しい行動が出来るか

    1人では避難が出来ない人のために、向こう三軒両隣社会・コミュニティが人を守る社会の再建が必要だと語ってくださいました。

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    『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目と、この時間に入ってきていたオリンピック、メダル獲得の速報をまとめて伝えてもらいました。

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    『今日のオピニオン』

    国際ジャーナリストの小西克哉さんが語り下ろす
    テーマは「開会式、小西はこう見た!」

    東京オリンピックの開会式、入場国の順番からスピーチ、パフォーマンスと、全体の流れを振り返り、「パナソニックのプロジェクションマッピングの赤の色やインテルのドローンなど、個々に光ったものはあった。でも全体の脈絡・シナリオがない。何でもかんでもやろうとして何をやりたいか全く分からない。でも、これは日本そのもの。ガバナンスが取れていない。」と総括しました。

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    素朴な疑問をとことんリサーチ!『ニュースアトオイ』

    今日の東京都の感染者は2848人で過去最多となりました。

    東京の医療体制は大丈夫なのか?医師で医療ガバナンス研究所理事長 上昌広さんに伺いました。

    「重症患者の受け入れ数がきちんとしていない東京。このまま増え続ければ相当ひっ迫するだろう。中等症患者のことも考え、世界標準を鑑み、体制を考えるべき。」とのことです。

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    【今日の1曲】 チキチータ / ABBA

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