斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
facebook
twtter
facebook
twitter

記事一覧

  • 第249回:キャリアとノンキャリア

    気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』!

    テーマは「財務省職員の死から考える、森友文書改ざん問題の闇」。

    今月7日、財務省近畿財務局で森友学園への国有地売却を担当する部署に所属していた男性職員が亡くなり、自殺とみられています。

    今日はいわゆるキャリアとノンキャリアは官庁においてどのような役割を担っているのかを掘り下げ、今回の改ざん問題の「闇」に迫りました。

    まず話を聞いたのは、元経済産業省の官僚で官僚の内部事情に詳しい宇佐美典也さん。

    政治家に対して前に立つのがキャリアで、実務を行うのがノンキャリア、という役割分担を示したうえで、「ノンキャリアが支えてくれるからキャリアが活躍できる」関係性を解説。一方、末端のノンキャリアは立場が弱いため、不祥事を押し付けられてしまうようなことも「なくはない」とお話して下さいました。

    続いて、話を聞いたのは、元東京地検の検事で弁護士の落合洋司さん。

    落合さんは今月9日、ツイッターに「疑獄事件では、疑惑の組織内部での追い込みがきつすぎて、自殺者が出ることがある。やばくなっていて、相談できる人がいない近畿財務局関係者は、落合まで連絡を。無料で相談受けます」と書き込んでいます。

    この書き込みについて「緊急性もあり、こうツイートした」そうで、今のところ相談の電話はかかってきていないとのこと。


    『きょうのナマチュウ』では「最新テクノロジーが変える"認知症対策"」を取り上げました。

    まずは西村志野記者が、認知症の方が何をどう感じているのか、VRの技術を用いて疑似体験できる「VR認知症プロジェクト」を開発した、株式会社シルバーウッドからレポート。

    ナマチュウ2018315-2ショット.jpg

    西村記者2018315.jpg

    体験してみての感想を話したうえで、シルバーウッドの下河原忠道代表にインタビュー。
    下河原さんは「認知症の方に話を聞いて、それを忠実に再現している」と開発秘話を披露。

    また、家族が認知症になった場合の接し方についてはこう話してくださいました。「認知症はその人の一部分。今までどおり接してください。認知症になったらどのようなことが起きるのか、メカニズムを知っておくことが大事」。

    細木美知代記者は、今月20日からスマートスピーカー「アマゾンエコー」を活用した、認知症予防プログラムの無料提供を開始する日本生命保険からレポート。

    「頭を使うので脳が刺激された」などと実際に体験した感想を話したうえで、商品開発部の加藤幸親さんにインタビュー。

    無料で提供する理由は「『人生100年時代』を支えるサービスを提供していて、これはその一環」なのだといいます。


    『SAKIDORIニュースパレード』で石川真紀キャスターが紹介したニュースは「国連幸福度調査 1位はフィンランド、日本は54位」でした。

    国連が発表した「世界幸福度報告書2018」。上位10か国は北欧5か国とスイス、カナダなどが占めていて、日本は昨年の51位から54位へと後退しています。

    サキドリ2018315 (3).JPG

    木曜コメンテーターは精神科医で映画監督の和田秀樹さんです。

    今日の『オピニオン』は「親が受験を知らないと子どもは不幸になる」というお話。

    受験では親側が子供を見限ってしまっていることが多いが、スポーツも勉強も、大人になってからのセールスひとつとってみてもテクニックはたくさん!

    受験のテクニックを親が知っているのと知っていないのとでは大違いで、「やり方を変えれば人生は切り拓ける!」と語って下さいました。

    詳しくは和田さんの新刊『親のための受験の教科書』も参考になさってみて下さい。

    サキドリ2018315 (4).JPG

    【お知らせ】

    和田さんの監督最新作映画『私は絶対許さない』のトークイベント付き試写会のご応募は

    「info@shibuyapro.net」までお送り下さい。なお、3月20日締め切りです。


    『SAKIDORIスポーツ』は高橋将市 アナウンサーが、サッカー日本代表のベルギー遠征メンバー発表ということで、 スポーツライター二宮寿朗さんにお電話を繋ぎながらお送りしました。

    サキドリ2018315 (1).JPG


    『ニュースパレードアネックス』 森友学園決裁文書改ざん問題を受け、参議院予算委員会の集中審議が19日(月)に行われる見通し。国会で取材中の山本カオリ記者がレポートしてくれました。


    加納有沙レポーターの『SAKIDORI最前線』 は、アナログレコード復活の話題を取り上げました!

    サキドリ2018315 (2).JPG


    【今日の1曲】たそがれマイ・ラブ/大橋純子


  • こんにちは!

    西川あやのです。
    今日は、

    財務省職員の死から考える森友文書改ざん問題
    認知症対策のために人工知能やVRを駆使して開発された最新技術
    サッカー日本代表ベルギー遠征代表メンバー
    国連幸福度調査
    再燃するレコード

    などの話題をサキドリしました!
    今日は、一日暖かかったですね~!
    その分花粉も、、、春らしい曲をたくさん聞きたくなります。
    針を落として曲を聞くという経験もしてみたいです。

    明日のサブキャスターは、私の中の「上司にしたいランキング」第一位の水谷加奈さんです!

  • 最新テクノロジーと認知症

    西村志野です。


    きょうは南青山で
    株式会社シルバーウッドの代表、
    下河原忠道さんにお話を伺いました。


    このシルバーウッドは
    VR、バーチャルリアリティを利用して
    認知症の方にはどんな世界が見えているか、
    どんなことで困っているのか
    一人称体験をする
    「VR認知症プロジェクト」を開発しました。


    一人称体験をすることで
    認知症の方に対して想像力を持って接してほしい、
    理解を深めてほしいというプロジェクト。


    アルツハイマー型の認知症や幻視の症状についてなどが
    5分から20分くらいの再現ドラマになっていて
    ゴーグル型の装置とヘッドホンをつけると
    主人公の心の声と一緒に
    映像が映し出されます。

    認知症1.JPG


    私も体験させてもらいました。
    360℃見渡すことができて、
    前後左右、リアルな世界が広がっています。
    実際にその場にいるかのような感覚です。


    たとえば電車を降りる駅がわからなくて困っている場面などが再現されていて
    いま何に困っているのか、どんな声掛けをしたらいいのか、
    声掛けの仕方なども考えることができました。


    介護のお仕事をしている方だけではなく、
    高校生たちもいま次々と体験しているようです。


    認知症は特別ではない、
    行動には必ず理由がある、
    どんな思いを持っての行動なのか、寄り添うことができれば
    みなさんがもっといきいきと暮らせる社会に
    なるのではないかと下河原さんもお話していました。


    この最新のVR、今後認知症だけではなく
    いろいろな場面で、
    たとえば学校の道徳の授業や
    救急や救助のシチュエーションを学ぶなど
    活用できる場面がまだまだ広がりそうだと感じました。

    IMG_1341.JPG


    こんばんは!細木美知代です。
    私はスマートスピーカー「アマゾンエコー」を使った
    認知症予防について取材してきました。


    日本生命保険が今月20日から無料提供を予定している
    アマゾンエコーのコンテンツ「ニッセイ脳トレ」。


    プログラムの開発に携わった
    日本生命保険・商品開発部の加藤幸親さんにお話を伺いました。


    加藤さんは、アマゾンエコーが日本で発売されることを知り、
    「アマゾンエコーのコンテンツで認知症予防のプログラムを作りたい!
    『人生100年時代』に備えて日本生命として
    コンテンツで健康のサポートをすることができるんじゃないか」と
    スピーカーの発売前からプロジェクトの立ち上げに動いたそうです。


    番組放送後、来週の提供開始を前に
    「我が子を世の中に送り出す気持ちです」と話して下さいました。


    私も体験しましたが、とっても面白いプログラムで
    クイズに夢中になりました!!
    認知症予防としてだけではなく、
    幅広い世代の人が楽しめるコンテンツになっていましたよ。


    番組でも紹介した虫の鳴き声クイズ、おすすめです♪

  • 第49回 アナログレコード生産復活

    ソニー・ミュージックエンタテインメントでは
    今年およそ29年ぶりにアナログレコードの自社生産を復活しました!


    今月21日に、その第一弾として
    「EIICHI OHTAKI Song Book Ⅲ 大瀧詠一作品集vol.3『夢で逢えたら』」
    そして
    ビリー・ジョエル「ニューヨーク 52番街」をアナログレコードで発売します。


    スタジオにお越しくださったのは、
    株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ
    スタジオカンパニー スタジオオフィス次長 宮田信吾さん

    加納ちゃん2018315 (1).JPG

    年々アーティストや制作側からもアナログレコードをリリースしてほしいという声が増えているそう。
    そこで、原盤を製作するためのカッティングマシンを導入。プレスまで自社でやりたいという声があり、
    全行程を自社生産することになったそうです。


    ただ、レコードを作っていた時の資料や機械がほど廃棄されてしまっていて、
    ほぼゼロからのスタートということで、大変なご苦労があったようです。

    スイッチぽんで聴ける音楽も、それぞれの良さがありますが、
    それでも『アナログ』独特の良さ、
    わざわざ針をレコードに落とす時からもワクワクドキドキしたり、
    自然と「音楽と向き合うという姿勢になる」良さがあると宮田さんは朗らかな笑顔でお話しくださいました。

    また、CDなどのジャケットよりも大きいLPのジャケットの良さもあります。
    飾っておくだけでもうっとりするようなものが多いですよね。

    若い世代の方はつい
    「レコードだと...高いオーディオで聴かないといけないんじゃないか...」
    そんな心配から、敷居の高いものと考えてしまう方もいるかもしれませんが
    もっと気軽にレコードを楽しんでほしいというメッセージもいただきました。


    耳に心地よい、アナログレコードの音。
    イヤホンやヘッドホンじゃなく、
    部屋の中で、そのあたたかい音に包まれる癒しの時間。
    わたしもそんな贅沢な時間を過ごしてみたいものです。


    加納ちゃん2018315 (3).JPG


    「EIICHI OHTAKI Song Book Ⅲ 大瀧詠一作品集vol.3『夢で逢えたら』」
    詳しくは⇒こちらまで

CALENDAR

< 2018年3月 >
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
TOPへ
radiko