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  • 第767回:東日本大震災から9年

    東日本大震災、福島第一原発の事故から9年...
    被災地の現状と課題を考えた『ニュースオフサイド』

    福島第一原発事故で「帰還困難区域」となっている福島県富岡町では昨日、避難指示の一部が解除されました。

    昨日に続き、富岡町から岡田紀子記者のレポートです。

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    去年8年ぶりに再開した富岡漁港。震災前は市場があり、手作りの干物などが売られる「海の駅」も人で賑わっていたそうですが、今は人のいない漁船が5隻停泊しているのみ。
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    富岡漁港の再開で県内10カ所の漁場がすべて復活となり、ヒラメやカレイの試験操業が始まりました。また、富岡川では、鮎やイワナが生息、鮭の放流も行われています。
    東日本大震災だけでなく、去年の台風19号での被害も大きかった富岡川を、懸命に整備し、守っている人たちがいます。
    その姿は若者に伝わっているようです。
    インターンシップに来ている大学生たちは「3.11.以降、時が止まっている、時が止まっていると言われるけれど、中には前に進もうと頑張っている人たちがいる。それを伝えたい。」「福島でどんなことがあったの?と聞かれてもごまかしてしまう自分がいたけれど、気にかけてくれている人に伝えていきたい。」と話してくれました。
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    先日、福島第一原発からトリチウムを含んだ処理水を海洋に放出する案が浮上してきました。
    タンクでの保存、大気や海洋への放出と意見は分かれている汚染水処理の問題。
    地下に埋めることも検討しましたが、技術や規制の面から難しいとし、大気や海上への放出が現実的とする報告書がまとめられています。
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    今日は、元ラジオ福島のアナウンサーで福島県富岡町の復興のため「とみおかアンバサダー」を務めている佐々木瞳さんに、スタジオで富岡町の復興状況と今後の課題についても伝えてもらいました。富岡駅や複合商業施設や病院なども復旧して少しづつですが、街並みは綺麗になったとのことですが、住民登録されている1万3千人のうち、実際に住んでいるのは1200人ほどだそうです。

    下の写真で、佐々木瞳さんと一美キャスターが手にしているのは、富岡町のお米を使ったスパークリング日本酒「萌~KIZASHI~」。震災から9年を迎える今日発売となりました。イベントや富岡駅の「さくらステーションKINONE」などで販売されるそうです!
    詳しくはこちらをご覧ください⇒「とみおかプラス」
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    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
    まず前半は、東日本大震災の被災地から中継です。
    宮城県名取市。9年前の今日、街を襲った津波で閖上地区など太平洋沿岸部が壊滅的な打撃を受けました。
    現地で取材中の奥山拓也記者は、献花台が置かれている名取市の日和山メモリアル公園へ。
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    追悼イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止になりましたが、朝から献花台に訪れる方が後を絶ちませんでした。
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    震災が発生した午後2時46分には、天気雨が降る中、慰霊のための防災サイレンが流れ、その後には大きな虹もかかったということです。
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    奥山記者は、149年の歴史を持つ造り酒屋「佐々木酒造店」も取材しました。
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    専務の佐々木洋さんは、鉄筋コンクリート製の酒蔵の屋上に上がって津波をやり過ごしたことを振り返ってお話してくださいました。
    一夜明け、水の引いた後の蔵の中は、ミキサーでぐちゃぐちゃにかき混ぜられたかのような状態だったそうです。製造設備も一部を除いてダメになってしまいました。
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    移転して再開することを選ばなかったのは、「地酒はその地で醸されて初めて自酒だと思う。『宝仙 波の音』を海が見えない場所で作るなんて考えられなかった。」といいます。
    8年間、仮設蔵で酒造りを続けてきた佐々木さん。
    去年10月1日、念願だった閖上のもとの場所に蔵を再建しました。
    蔵の再建が視野に入ったころ、丸森町のブランド米を使ってお酒をつくってもらいたいというお話が出てきたと言います。
    丸森町は昨年、10月、台風で大きな被害を受けました。

    イタリア語で「光」を意味する「ルーチェ」という名前を付けたお酒。2つの被災地が復興に向けて射す「光」としたいという願いが込められています。
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    今月30日には、名取市は復興達成宣言を出す予定です。
    「閖上だけではないかもしれないが、8年前に取材した時に何にもない状態だった場所にまだまだ更地も多い。街の復興だけでなく、心の復興もどこまで進められるのかということも感じた」と奥山記者。
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    かわっては、選抜高校野球の動きです。
    日本高野連らが大阪市内で臨時の運営委員会を開き、今月19日に開幕予定のセンバツ高校野球について、開催するかどうかの詰めの協議を行っていました。臨時の協議はこの時間も続いており、午後6時をめどに会見を行います。(エンディングで「中止」の決定をお伝えしました。)

    2年連続10回目の選抜出場を決めている国士舘高校前から、西村志野記者のレポート。
    無観客での開催の方針が変わらなければ、組み合わせ抽選などの具体策が示される予定。
    国士舘高校周辺で街の方にインタビューしてみたところ、
    「無観客でもやったほうがいい」
    「学生さんたちの心に残って、支えになるものだから」
    「アルプスがシーンとした状態での試合はどういう感じなのか・・・出来ることならたくさんの応援の下でやらせてあげたい」
    などの声が聞かれました。
    関西大学名誉教授の宮本勝浩さんによると、過去3年の観客数の平均値を出して色々な波及効果も含め試算した結果、「無観客」の場合は233億円の損失、「中止」だと289億円の損失になるという推定になるそうです。
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    石川真紀 キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』は報道スポーツセンターからお届けしています。17時からの『ニュースパレード』でお伝えする主な項目は、ここでいち早くチェック!

    今日は、新型コロナウイルスによる各方面での自粛延長発表について、まとめて伝えてもらいました。

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    コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』
    テーマは「茨城空港 開港10周年」
    茨城県小美玉市にある茨城空港が開港10周年を迎えたということで、日ごろから茨城空港ユーザーであり、茨城空港愛に溢れる古谷さんが思うその魅力をご紹介。
    「まず1つは、飛行機を使っている間、駐車場がずーっと無料。ターミナルまでのアプローチは1分ほど。ギリギリに行っても間に合っちゃうコンパクトさがすごく好き。東関道水戸線が開通すれば、茨城空港から臨海都心部が一直線でつながる伸びしろがある!」
    2010年の開港当時に比べ、2019年82万にまで利用者も増加。
    「地位がますます高まりつつある都心の第三空港・茨城空港。福岡、那覇、台北に行くなんて言うときには、ぜひ一度ご利用になってみては?」と熱く語りました。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    土井悠平アナウンサーが、東京オリンピック 空手の組手女子61キロ超級代表に内定した、植草歩選手をご紹介しました。
    このコーナーでも取り上げたことがある植草選手、非常に苦しみながらの内定となった今の気持ちを取材。
    「ずっと夢に見ていたオリンピック。決まったという安心感がある。ここまでの道のりはすごく短かかった。自分は空手がまだオリンピック種目に選ばれる前から動いてきた。28歳まで空手をやるなんて無理だと20歳の頃は思っていた。でもあっという間。」だと振り返りました。
    オリンピック種目になったことで、空手界の競技レベルが格段に上がったことなどもお話してくださったそうです。
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    ▼ちなみに今日の古谷さんの『素朴な疑問』は「空手着はどうやって洗っているの?」・・・洗濯機でしょうね(笑)
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    ▼スタジオの外に出てからも、「空手着と柔道着の違いは?」など、空手経験者の伊藤佳子記者に質問が集中していました。
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    『ニュースパレードアネックス』
    アメリカ大統領選、民主党の候補者指名争いは10日、6つの州で予備選挙が行われ、バイデン前副大統領が、中西部ミシガン州などで勝利。指名を争うサンダース上院議員は伸び悩んでいます。
    清水克彦デスクの解説では、バイデン氏が予備選挙とはいえ「ラストベルト」と呼ばれるミシガン州とミズーリ州で勝ったのは特に大きいとのことです。代議員1900人以上をとれれば勝利となるわけですが、現在、バイデン氏は800人台、対するサンダース氏は660人余り。
    アメリカでも急速に拡がる新型コロナウイルスの感染問題のせいで、来週行われるはずだったオハイオ州クリーブランドでのバイデン氏の集会が中止になるなど影響が出始めているそうです。
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    『SAKIDORIクリニック』
    本郷赤門前クリニック院長で医学博士吉田たかよし先生が、「新型コロナウイルスの特徴から見えてきたクラスター感染の防ぎ方」というお話をしてくださいました。
    アルコール消毒も効果がありますが、「換気」も大事!飛沫は空気と一緒に流れていきます。建物の風上と風下の2カ所を開けて空気の通り道を作りましょう。目安は1時間に1回。
    また、ウイルスが乾いて舞う場合もあるので、床の掃除も小まめに行いましょう。

    【今日の1曲】 この街で / トワ・エ・モワ

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