斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第860回:止まらないSNSの誹謗中傷

    今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
    一昨日、自宅マンションで首をつっているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された三浦春馬さん。警視庁は自殺とみて捜査しています。一部報道によると、SNSに批判的なコメントが多数寄せられていたといい、因果関係は分かりませんが、度重なるSNSの誹謗中傷について取り上げました。

    木曜SAKIDORI!「芸能アラカルト」でお馴染み・山田美保子さんに、三浦春馬さんのニュースでこれまでに分かっていることなどをお話していただきました。
    美保子さんもテレビドラマの囲みなどで何度も取材したことがあるそうで、「役に入り込む、キャラクターを全うする方。ハマりすぎてなかなかそこから抜けきれないということもあったようだ。コンフィデンスマン、Mステ、TBSの連ドラも出演予定で、ご自身でも番宣をSNSに載せていたのに・・・」
    実は三浦さんは今年1月、不倫騒動の東出昌大さんを擁護するかのようなツイートの内容で炎上、また3月の主演ミュージカルがコロナ禍だったことでも批判的なコメントが書かれたりしていたそうです。
    「炎上が2つあったことは事実。でもまだ何もわからないので、それと直結させるのは乱暴だと思う。コロナで気持ちが不安定な中、ファンじゃない方たちも衝撃を受けている。」と心配そうでした。

    SNSでの誹謗中傷、皆さんも経験があるのでしょうか?
    田中正史記者が有楽町で取材。
    今日お話を聞いたほとんどの方が、Twitter、インスタグラム、Facebookなど3つ以上のSNSを利用していました。
    自分や知人がイヤな思いをしたことがある方のお話では、「わざわざ誹謗中傷するためにアカウントを作成して送ってくる」といいます。
    一方で、イヤな思いをしたことがないという方は、アカウント公開を知人のみに制限したり、見た相手がどう思うかをよく考えて載せるなど、SNSとの距離感をうまくとるようにしているとのことでした。

    金曜SAKIDORI!「週刊ワダヒデキ」でお馴染み・和田秀樹さんによると、人は自分よりも有名だとか社会的地位のある人を非難することで優位に立っているように感じ、自己愛が満たされるのだとか。
    匿名性が担保されていることで、自分が正義の味方かのような錯覚を起こして、怒りや感情がエスカレート⇒言葉が汚くなっていきます。
    ネット上の誹謗中傷に対する「必要な法令改正に取り組む」という政府の動きについては、「少なくすることは可能だけれど、完全になくすのは難しいと思う。誹謗中傷を受けた人、つらくなった時にはここに連絡してねという、メンタルケアの整備が必要。」と語ってくださいました。


    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
    「コロナ後の世界に向けて。日本学術会議からのメッセージ」と題した会見の内容をお伝えするとともに、「コロナ後の世界」について考えました。
    まずは新たに168人の感染者が出た東京都の今日の動き。
    小池知事の音声を交え、保健所の現状と今日明日と歌舞伎町で行われる「繁華街新型コロナウイルス防止キャンペーン」について、伊藤佳子記者に伝えてもらいました。

    オンラインでこの時間もまだ行われている日本学術会議について、西村志野記者です。
    大規模感染症、危機的感染症の予防・制御に必要な体制とその整備について、1.「内閣府に常設の感染症予防・制御委員会(仮)を、また、内閣に感染症対策に責任を持つポストを設けるべきである。」2.「都道府県知事に助言を与える専門家組織を常設することに加え、都道府県感染症対策本部を設置すべきである。」3.「体制の強化」という大きく分けて3つの提言がまとめられました。
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    お話を伺ったのは、国際医療福祉大学大学院教授で感染症がご専門の和田耕治先生。
    最近の感染者数の増加を懸念しながらも、感染がおこっているのはいわゆる3密という場所で、あまり人と接することなく、密を避け、飲食するときなどは人との距離を取るなど考えながら予防をして、粛々と生活している人は不必要に恐れることはないともおっしゃっていました。
    明後日からの『GO TO トラベルキャンペーン』にしてみても、人が移動をすれば当然ながら感染リスクは高まります。
    和田先生は、お盆の帰省も危惧されていました。
    「基本にかえって、感染拡大の3密に行かない。健康管理を十分に。自分は大丈夫と思わないこと。」とアドバイス!


    『SAKIDORIニュースパレード』
    石川真紀キャスターが、報道スポーツセンターから『ニュースパレード』の主な項目を紹介しています。
    今日は、「USJが来場者の対象を全国に拡大」という話題をピックアップ!
    約3カ月間の臨時休業を経て6月上旬に大阪府民に限って営業を再開し、徐々に集客対象を広げていたユニバーサル・スタジオ・ジャパンは20日、集客エリアを全国に拡大しました
    東京都からの来場者はチケットの有効期限を当初の予定日から1年後まで延長し、来場時期の見直しを検討してもらうことになっています。
    入場者数は収容人数の半分程度に絞るなど、制限はまだ続きます。
    衛生管理上、気になることはたくさん・・・今年の夏は手放しで楽しむのは難しいですよね。
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    月曜コメンテーター、金子恵美さんの『今日のオピニオン』
    テーマは「今年の骨太の方針を分析」
    先週のこのコーナーでも取り上げた今年の経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」。新型コロナウイルス対策のほか、社会全体のデジタル化を進めるため、これからの1年を集中改革期間と位置づけることで閣議決定されました。
    ここのところ予算確保のために各省があれもこれも入れようとしてきた「骨太の方針」でしたが、1つ1つ揉んで本当に大方針となったことをまずは評価した金子さん。
    ですが、2点気になることとして、地方創生の中での企業の地方移転を進めていこうという取り組みと、副業や兼業の拡大・促進の課題を挙げて語り下ろし!
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    『SAKIDORIスポーツ』
    坂口愛美アナウンサーが、「大相撲の横綱・鶴竜が7月場所2日目の今日、右肘の怪我のため休場」など今日のスポーツニュースをお伝えしました。
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    『ニュースパレードアネックス』
    新型コロナウイルスの新規の感染者の数が東京都を中心に全国で増加する中、横浜市や札幌市など政令指定都市の市長が東京都内のホテルで会議を開き、感染拡大の防止に向け、専門家と意見を交わしました。吉田涙子記者のレポートによると、20ある政令指定都市のうち14がオンラインでの参加で6つが会場に足を運んでいたそうです。
    分科会委員メンバーでもある川崎市健康安全研究所長の岡部信彦氏との意見交換が行われ、「医療体制確保が肝だ」という話があがりました。
    また、休業の要請や指示など具体的措置に関しての『権限の役割分担』について、市長が政令指定都市に譲り渡した方がいいのではないかについてもとりまとめられ、20のうち9が賛成。反対が2、慎重が9という結果になったということでした。


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    吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
    今日は今月末に公開されるロシア映画「剣の舞 我が心の旋律」をご紹介しました!
    アラム・ハチャトゥリアン作曲の「剣の舞」は、実は第2次世界大戦中に誕生したのだとか。
    ハチャトゥリアンの内面に迫る物語となっています。 「剣の舞 我が心の旋律」公式ホームページ


    【今日の1曲】 モンロー・ウォーク / 南佳孝
  • SNSとの付き合い方

    月曜日サブキャスターの坂口愛美です!
    きょうは「度重なるSNSの誹謗中傷」について取り上げ、街の声もご紹介しました。
    「いやな思いをした」という方もけっこういらっしゃたので、距離感を大切にしてSNSとうまく付き合っていくことが大切だなと感じました。
    私自身、今までSNSを避けてきていたのですが、きょうの放送で金子恵美さんにも後押しして頂いたので、
    楽しみながら、近々何らかのSNSを始めたいと思います!

  • 映画 剣の舞 我が心の旋律

    吉田愛梨です!
    今日のサキドリ最前線、冒頭では、
    「仮面舞踏会」の中の「ワルツ」という曲を流しました。
    流した途端に浅田真央さんを思い出しますよね^^

    サキド最前線20200720 (3).JPG               

    この曲を作ったのが
    旧ソ連が誇る現代作曲家 アラム・ハチャトゥリアン。


    彼は、現在のジョージアで、アルメニア人として生まれ、
    モスクワとニューヨークで作曲を学び、
    1936年に33歳の若さで発表した
    「ピアノ協奏曲 変二長調」で名声を博し、
    その後バレエ曲の「ガイーヌ」で確固たる地位を築きました。


    この「ガイーヌ」の再終幕、
    「剣の舞」という曲は運動会などでも聞きなじみがあるかと思いますが
    なんと8時間で作られたんだそうです。

    そして、今月末から
    映画「剣の舞 我が心の旋律」の上映がはじまるということで
    映画の宣伝を担当している
    ポイントセットの長友清顕さんに取材しました。


    この「剣の舞 我が心の旋律」は
    ユスプ・ラジコフ監督が、
    アラム・ハチャトゥリアンという人生について調べに調べ
    5年という歳月をかけて脚本を完成させました。


    また、アルメニア共和国の劇場で撮影した際中は
    劇場がアルメニア革命で多くのデモ隊に包囲され、
    5日間もキャスタやスタッフが閉じ込められてしまったのだそうです。

    そういった激動の中で撮られた映画は、
    当時の第二次世界大戦中のような緊迫感をより鮮明にあらわしているかと。
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    映画「剣の舞 我が心の旋律」は
    7月31日から
    新宿武蔵野館はじめ、全国で上映されます。
    (長友さん曰く
    ロシア映画が日本で上映されるのは年に2,3本ほど)

    アラム・ハチャトゥリアンは、
    「剣の舞」にどんな思いを込めたのか?
    ぜひこの機会にスクリーンでお楽しみください。

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