林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

3月18日(日)1つだけでなく、1つしかないもの

今週は、

城西大学 入試・広報センター部長、

鈴木 文雄(すずき・ふみお)さんの授業でした。

 suzuki%20st02-thumb-240x240-112870.jpg


 

 

 

 

 

 

 

番組の大黒柱として多大なるご尽力をいただいております

鈴木部長に、

今回、ゲストとして、じっくりお話を伺いました。


城西高校から城西大学へ進学され、

経済学部の第3期ご卒業生でいらっしゃる鈴木部長は、

同郷である千葉県鴨川市ご出身の創立者・水田三喜男氏とも

ご縁がおありだったとのこと。

城西大学のキャンパスは、

今でこそ学部が増え、様々な建物やホール、設備も増設されましたが、

創立当初は、およそ5万坪の広大な土地に、

経済学部棟、理学部棟、男子寮、食堂といった規模の施設でスタート。

鈴木部長ご自身、

卒業後、大学職員として長きにわたり従事されてきた学生募集の広報活動について

振り返ってくださいました。


鈴木部長曰く、大学としての知名度が足りなかった頃、

お約束を取り付けて高校を訪問したとしても、

話を聞いてもらえないどころか、

先方の教諭から、資料、そこに置いておいてください、と

冷たくあしらわれたことも少なくなかったそう。

こうした逆境を突破できたのは、

ご友人からの一言が励みになったからだと、仰います。

その一言とは・・・

「 人の行く裏に道あり 花の山」。

証券業界を中心に言い伝えられる格言で、

他人とは違うことをすると、うまくいく場合が多いと、説いています。

創立当初、

ある学科の第1期に、定員80人に対して1人しか卒業生がいなかった時代を経て、

今では、全国におよそ770名の卒業生社長を輩出し、

8万人を超えるOB会を運営するまでに成長した城西大学。

鈴木部長が取り組んでこられた広報活動が、1つ1つ実を結び、

国際人教育や地域貢献といった特色が培われ、

それぞれの花を咲かせていることでしょう。


世に言うビジネスモデルに、

そっくりそのまま真似して成功できるような単純なものはなく、

試行錯誤と挫折を繰り返しながら、

自分なりに切り開いていくことでしか、

成し得ない。

それはきっと、

何をもって成功とするかも、

その成功に繋がる道も、1つではないから。

成功も挫折の両方が刻まれることで初めて、

人の軌跡と呼べるのだと、

鈴木部長のお話を伺って実感しております。

                   石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  Love Letter / Nat King Cole


番組日記 | 2018年3月18日 08:00

≪ 3月11日(日)カイシャニンゲン'リスペクト'誕生!? | 番組日記 一覧

Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.