林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

1月12日(日)医療を受ける'プロ'を目指しましょう。

今週も、

城西国際大学 看護学部 准教授、

坂下貴子(さかした・たかこ)先生の授業。

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今回は、

先生のご専門である基礎看護学・基礎看護技術について、

教えていただきました。


年齢層や傷病の種類など様々な人たちを看る以上、

身体の観察に始まり、

血圧測定、清潔の援助、採血といった看護の基礎を

正しく身に着けることが大切なのだそうです。

そして、基礎看護を踏まえることで、

' どんな患者さんなのか ' 

総合的・客観的に捉え判断する力の体得に繋がるということです。


さらに重要なのが、

看護技術を提供する場合の心構え。

患者さんと接する上で、様々な状況に対応するご職業柄、

自分をしっかり持っていることも、

資質として持ち合わせていたいところなのだそうです。


私自身、

以前、入院・手術を経験した際、

医療チームの皆さまにお世話になりました。

患者である自分は、

精密検査にしても、麻酔や手術そのものにしても、

初めてだらけで動揺することの連続ですが、

1つ1つ誠実に説明や処置をしてくださることで、

不安が少しは解消され、

手術台に上がる時には、

「 よろしくお願いします。 」 という言葉が

自然に発せられたのを記憶しています。


人の生命を預かるプロフェッショナル集団は、

その意識の高さも並々ならぬものがおありですから、

患者の立場になった場合も、

自分の身体に自分で責任を持てる

' 人間のプロ ' でありたいものです。

                 石川真紀


番組日記 | 2014年1月12日 08:00

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