林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

2月17日(日)心身共に

今週は、

城西国際大学 薬学部 准教授、

田嶋 公人(たしま・きみひと)先生の授業でした。


tashima-jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 先行きを考えると、頭が痛い 」

「 緊張すると、胃の腑がキリリと痛む 」 ―

' 心身共に ' という表現には、

医療や科学技術が今のように発展する以前から

先達が本能的に会得してきたはずの実感が込められているのかも。


田嶋先生の研究テーマである

トウガラシやワサビといった ' スパイス ' たちは、

刺激物ゆえ、摂りすぎが禁物なのは大前提として、

心の在り様によって、その働きが減退しがちな ' カラダ ' を、

程よく活性化させる手助けをしてくれるそうです。


大根、ネギ、ショウガ、ミョウガ、ユズなど、

様々な薬味には、

それぞれ ' 薬 ' のように滋養を与えてくれる

大きな存在意義があるということを、

これからは、

食事の都度、きちんと意識しながら味わいたいものです。

 


tashima-st-jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生のお話の中には、

もう1つ、重要なメッセージが。

「 一般的に、

  胃は、かなりのストレスに耐えうるように出来ています。

  その胃が痛くなったり、傷ついたりするのは、

  余程のことだということです。」

かけがえのない自分のカラダを大切にする為に、

暴飲暴食は、まずもって言語道断、

自覚症状がない平常時から、

内なる声に耳を傾けて、

自愛と整調を心がけましょう。

                石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】

    
  TO BE WITH YOU / Mr.Big


番組日記 | 2013年2月17日 08:00

≪ 2月10日(日)普遍のメッセージ | 番組日記 一覧 | 2月24日(日)スパイスの効能 ≫

Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.