林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

3月15日(日)'100%'に近づける為に

今週は、

城西国際大学 福祉総合学部 助教、

倉持陽子(くらもち・ようこ)先生の授業でした。

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高齢者福祉がご専門で、

訪問介護やケアの本質についてご研究中の先生に、

介護の基本と現状について、お話しいただきました。

 

介護職において、

最も所持が望ましいのが、介護福祉士の国家資格とされますが、

訪問介護をする為のホームヘルパーの資格を取得し、

働き始める例が多いのが実情なのだそうです。

他方、施設勤務の場合は資格がなくても働くことが可能で、

働きながらスキルアップを目指す方もいらっしゃるとのことです。

また、看護師は医療資格で、

介護士には制限されている医療行為を請け負いますが、

現在は、痰の吸引など一部の医療行為について、

所定の研修を受けることで

介護士も行うことが出来るようになっています。


介護の現場では、慢性的に人材不足で、

しかも勤続が難しいのが実情とのこと。

社会福祉士、及び、介護福祉士法が施行されたのが1987年(昭和62年)で、

従来からのヘルパーさんに活躍していただきながら運営してきたものの、

需要に供給が追い付いていません。

さらに、

少ない人数の介護職員で大勢の利用者に対応せざるをえない中、

人対人という実情に沿った個人の能力が求められる為、

その大変さは、想像を遥かに超えます。


世界的に未踏の高齢化社会へ突入している日本は、

その対策と現状について、諸外国から注目されています。

介護は、お受けになるご本人とそのご家族の為にあり、

どのように自分らしい生を全うし、

家族が受け止めているのか、

介護を提供する側と受ける側双方が納得した形は

百人百様という特性が。

もしかしたら、

100%納得できるということは難しいのかも知れませんが、

だとすれば、

どんな状況にあっても相手への敬意と感謝を忘れず、

共に分かち合う思いで居られたなら、

' 100% ' に

幾ばくか近づくことができるような気がしています。

                  石川真紀


番組日記 | 2015年3月15日 08:00

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