林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

11月6日(日) 異変に気づいたら・・・

今週も、

城西国際大学 地域福祉・医療研究センター 教授、

井上映子(いのうえ・えいこ)先生の授業でした。


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2010年現在、

65歳以上のうち、250万人が、認知症の症状を発症していて、

20年後の2030年には、

この人数が1.8倍に到達すると予測されています。


今、一緒に居る家族や親しい人が、

以前と異なる言動をし始めた場合、

できるだけ早く医療機関を受診すると、

完治は難しくても、

脳(海馬)の萎縮と認知症の進行を遅らせる為の

投薬・加療が可能なのだそうです。


認知症の患者さんと接した方々によりますと、

家族として精神的に最も苦痛を感じるのが、

いわゆる ' 繰り返し言語 ' と呼ばれる症状。

患者さんご本人は、

不安から、同じ事を繰り返し言い続けることがあるので、

話題を適度に変えてあげると、

家族も、患者さんご本人も、ラクになれるようです。


身近な人の辛い変化に直面した場合、

認知症、つまり、記憶障害という症状、病であることがわかれば、

患者さんを見守りながら

健やかな人たちの心身を維持できる傾向が高まるということです。


日常的な物忘れと、認知症との違いは・・・

数日前に、何を食べたか忘れるのは、物忘れ、

食べたことそのものを忘れるのが、認知症。


体験そのもの、エピソード全体を忘れ、

忘れてしまったこと、わからないことが不安で、

何度も同じことを言ってしまうのが、

認知症の主な症状なのだそうです。


もしも、' 異変 ' が生じたら。

患者さんご本人の人間性を尊重し、

なお、愛情を持って接していられるように、

医療機関や介護サービスを

バランスよく取り入れることの大切さを、

教えていただきました。


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家族の中だけ、

自分1人だけで、抱え込まないこと、ですね。


                  石川真紀


【 ON AIR MUSIC 】

  We're All Alone / リタ・クーリッジ


番組日記 | 2011年11月 6日 08:00

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