林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

4月30日(日)仲良し

今週は、

城西大学 薬学部 准教授、

内田博之(うちだ・ひろゆき)先生の授業でした。

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先生のご専門分野のうち、

まずは予防医学の入門編として、

小腸のお話から紐解いていただきました。


小腸は、食べ物の消化・吸収を行う器官。

長さは、身長とほぼ同じと言われる大腸の、およそ3倍もあり、

面積は、絨毛などを全て広げるとテニスコート一面分に相当するとも。

近頃では、乳酸菌や腸内フローラにまつわる商品の増加に伴い、

おなかの健康を意識する機会が増えています。


今回の授業を受けて省みるのが、

規則正しい生活の大切さ。

暴飲暴食、偏食、ストレスなど、

日常生活で直面しがちな悪習慣が

そのまま腸のコンディションに影響することがわかると、

自ずと、

我が肉体を酷使している不甲斐なさを覚え、

いたわってあげて然るべきという気持ちになります。


内田先生のユニークな表現の中で、

特に惹きこまれたのが、

「小腸は神経と仲良し」というフレーズ。

精神的な影響を受けやすく、生活を乱しがちな現代人は、

この一文を心に留め置くだけで、

心にとっても身体にとっても

健やかな毎日を送れそうです。

                    石川真紀


番組日記 | 2017年4月30日 08:00

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