終わりよければ・・・(放送終了)

ハリウッド映画並み、農道を滑走路にしたツアーも!

第3水曜日の「エキゾチック・ジャポン」は「羽田経済新聞」の編集長で、空港のことなら何でも知っている"人間管制塔"、山本ケイゾーさん。 『年末年始 空のおもしろツアー』を紹介してくれました。


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①「プロペラ機で日本列島を大縦断!」

●羽田空港を起点に、北海道・たんちょう釧路空港から延々とプロペラ機を乗り継ぎ、沖縄の久米島か与那国・石垣島まで行くというもの。
●2日間ツアーと3日間ツアーの2つがある。
●ちなみに3日間ツアーに参加の場合、搭乗するプロペラ機の数は13便。合計の搭乗距離は約4,200キロ。


②「北海道・農道空港の滑走路で大型自動車の運転体験!」

●「農道離着陸場」ともいい、農林水産省が小型機を使って収穫直後の農産物を輸送するインフラとして設置し、1992年ごろに全国で7カ所がオープン。北海道では現在4空港が使われている。
●一般に馴染みは薄いが国費で設置されたこともあり丈夫。
●そこで、その滑走路でトレーナーともに、大型バス、トラック、トレーラーの運転体験しようというツアー。

 

③「函館をハブ空港に連日奥尻空港を訪れるツアー!」

●「ハブ空港」とはその地域の拠点となる空港のこと。
●北海道の函館空港をハブとして、離島にある奥尻空港に連日飛行するツアーで、2日間で9フライトを飛び続ける。
●飛行機の窓からは津軽海峡に面した函館の独特の地勢、津軽海峡、渡島半島を刻々と変化する天候の上空から楽しめる。

 

④「各航空会社が打ち出す「初日の出フライト」が大人気」

●ANAは元旦の未明5時45分ごろに羽田空港を離陸。
富士山付近を約2時間遊覧して羽田に帰着。
●JALは早朝6時に成田を離陸し、銚子沖上空で初日の出を見て富士山を回り、成田に戻る。
●スターフライヤーは元旦の早朝6時10分ごろに北九州空港を離陸。約1万メートルの上空から初日の出を鑑賞し、北九州空港に帰着。
●こんな珍妙なチャーターフライトは日本だけで、しかも即完売。