
「路地裏の居酒屋文化論」 ゲスト:マイク・モラスキーさん
本日のゲストは2回目のご登場、JAZZと赤提灯を愛するアメリカ人、マイク・モラスキーさん。一橋大学大学院の教授で、作家、ピアニストなど多彩な顔をお持ちです。そんなモラスキーさんは、数々の居酒屋、哀愁感漂う赤提灯を探訪され、体験記をエッセイやブログで発表されています。
モラスキーさんは、人々の人生が交差し濃密な空間が形成される赤提灯の真髄はカウンターにあるといい、それを「カウンターカルチャー」と呼んでいます。(※ちなみに、「カウンターカルチャー」の本来の意味は、60年代70年代の若者文化のこと)赤提灯にはカウンターがあるからこそ一人客が集まり、一人客同士だからこそ、周囲の話が耳に入ってくるというわけです。
ある時、モラスキーさんは、はじめて入ったおでん屋さんのカウンターで、70代の男性客が自分より先に逝ってしまった息子さんの話を聞いて、胸が打たれたことがあるそうです。
そのエピソードを聞いた邦丸さんもおもわず目頭が熱くなっていました。
モラスキーさんの居酒屋エッセイをブログでもぜひチェックしてください。
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