「路地裏の居酒屋文化論PART3」 ゲスト:マイク・モラスキーさん
本日のゲストは3回目のご登場、一橋大学大学院教授で、作家、ピアニストなど多彩な顔をもつアメリカ人、マイク・モラスキーさんです。
今回は、モラスキーさんに地元・国立の居酒屋をご紹介いただきました。
地元の居酒屋愛好家の間では「ちゃん・ちゃん・さん」という名店が3軒あるそうです。その3店は、うなぎの串焼き専門店「うなちゃん」、土曜日以外、女人禁制のモツ焼き「まっちゃん」、モツ焼きの「しばさん」です。
さらに新規のお店も開拓していて、そのうちの一軒では将棋好きの大将と営業時間中に将棋を指したそうです。
そんなコミュニケーションや人々の温かさが、昔ながらの赤提灯にはあるということでした。
また、モラスキーさんは最近居酒屋の店員がよく使う日本語の表現にもお怒りのようす。たとえば、料理を運んできたときに使う「~になりまーす!」という表現。「てんぷらになりまーす!って、腹が減っているんだから、ちゃんとてんぷらになってからもってきてよ!」とツッコミを入れたくなるそうです。
また「がんばります」とか「情熱があります」とか元気を売りにする居酒屋にも「落ち着いて飲みたいのに、そんなにがんばらなくていいよ!」と皮肉をこめて苦言を呈されていました。
モラスキーさんの辛口トークに次回もご期待ください。
ちなみに、吉田涙子が手に持っているが、マイク・モラスキーさんのピアノソロのCD「Dr.U-TURN」です。
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